2022年度「心理学科OGガイダンス」~心理学を活かした働き方~

2月25日に「心理学科OGガイダンス~心理学を活かした働き方~」を開催しました。2年生を中心に100名ほどが参加しました。

心理学科では、2023年度から「キャリア準備履修プログラム」が始まります。

プログラムの説明はこちら

心理学科では、2023年度より新たに「キャリア準備履修プログラム」を開始します。 学科の特色である4領域(認知心理学、発達心理学、臨床心理学、社会心理学)の学びに加え、より将来のキャリア目標を意識した履修ができるプログラムのスタートで[…]

心理学科OGガイダンスでは、学生のみなさんが、心理学科での学びと仕事とのつながりを意識しながらキャリアについて考えてもらうことを目指し、キャリア準備履修プログラムの3つのプログラムに沿って、社会で活躍している3名のOGをお招きしました。

ご登壇いただいた3名には、お仕事の内容や、今のお仕事に就くまでの道筋、大学時代に学んでおいてほしいことなどについてお話しいただきました。


児童相談所勤務(「心理支援基礎」プログラム該当)

お一人目は、卒業後、本学の大学院心理学専攻への進学を経て、自治体の児童相談所に勤務している卒業生でした。

お仕事では0~18歳のお子様を担当しており、連携・協同や子どもの発達を理解しておくことが大切であるというお話しがありました。

公務員事務職(「生涯発達とコミュニティ」プログラム該当)

お二人目は、公務員事務職として働いている卒業生でした。

在学中の公務員試験受験前の一日のスケジュールについてご紹介いただきました。また、数年おきに所属部署の異動があるという特徴から、普段から知見を広げておくことが重要であるというお話がありました。

マーケティングリサーチャー(「消費行動と心理調査」プログラム該当)

最後は、一般企業でマーケティングリサーチャーとして働いている卒業生でした。

転職をされた経緯についてお話をうかがうことができました。また、マーケティングリサーチャーに向いていると考えられる人のポイントについてもお話しいただきました。

 


~参加者の感想~

公務員を目指している中で、事務業と心理専門職の両方のお話を伺うことが出来てとても身のためになった。勉強法も独自のやり方と塾に通っていたという両パターンを聞くことが出来たのもとても役に立つ情報であった。この機会を思い出すことで、自分の公務員の勉強のモチベーションを上げていこうと思う。
周りが就活を始めているからといって、焦らないことが大切だと思った。小さな好奇心からなんとなく進路を絞っていって、その中でインターンや面接を受けていく中で、本当に自分にあった職を選んでいきたいと思った。
同じ心理学科での学びでも、様々な職業に就くことができることや、心理専門職以外でも心理学での考え方が生かされていることがよく分かりとても良かった。

お三方ともお仕事でお忙しい中、心理学科の後輩のためにお時間を割いていただき、貴重なお話をうかがうことができました。心理学科での学びをキャリアにどう活かすかについて、いろいろな選択肢があることが実感できたのではないでしょうか。

OGガイダンスが、在学生のみなさんにとって自身のキャリアを考えるための一助となれば嬉しいです😊

(キャリア支援部委員)

 


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