心理学科では学びの土台となる概論科目である
をベースに,「認知」「発達」「臨床」「社会」の4領域の学びを深める科目を「各論科目」として多数用意しています。
今回,3年次の選択必修となる各論科目「社会行動と意思決定」について,3年生の・土井さんに授業紹介レポートを書いてもらいました💁♀
なお,「社会行動と意思決定」はキャリアを見据えた体系的な履修が組めるよう2023年度より開始された「キャリア準備プログラム」において,消費行動と社会調査プログラムに該当します。
心理学科では入学初年度から将来のキャリアを意識した主体的な学びが形成できるよう,2023年度より新たに「キャリア準備プログラム」を開始しました。 [sitecard subtitle=キャリア準備プログラムとは url= target[…]
本授業では意思決定について学んでいますが、日常で何気なく行っている意思決定に関して、自分の意思とは異なり思わぬところから影響を受けていることに気づきます。
その上で実際により良い意思決定を行うためにどんな点を工夫できるかを考え、学びを活かします。
過去に受講してきた心理学の授業の中でも特に面白く、楽しみながら学んでいけるので90分があっという間に過ぎてしまいます🙋🏻♀️
みなさんはUFOキャッチャーで景品が取れない時、その物が取れるまで何度も挑戦してしまいませんか?これはサンクコスト効果※と呼ばれています。
このように榊原先生は実体験を例に出しながら説明してくださるので、授業が終わった後でもしっかりと記憶に定着していることが多いです👌🏻
また、アンケートを取ったり、クイズに答えたりと参加型の授業形式なので、体験を通じながて学べるのも特徴の一つです。
※サンクコスト効果(sunk cost effect)…サンクコストの誤謬とも。新製品・サービスを開発する,あるいは資格を取ろうと教材を購入する際などに支払ったお金や時間のように,過去に支払った費用(コスト)をサンクコスト=埋没費用と呼ぶ。サンクコスト自体は「既に支払って取り戻せないもの」であるが,サンクコストが増える=支払ったお金や時間が大きくなるほど,コスト分を取り戻そうとして,損失が大きくなるにもかかわらずお金や時間をかけるのをやめられなくなること。有名な例に,超音速旅客機・コンコルドの失敗が挙げられる。
私は心理学を学んでから実生活や自分の性格を振り返り、客観的に自分を捉えることができるようになったと感じます。
これは今の就職活動にも活かされており、心理学を学んでよかったと思う機会が多くあります✍🏻
特に昭和女子大学の心理学科はさまざまな分野の心理学をバランスよく学べるだけでなく、先生方もユーモアに溢れています。そのため、楽しみながら学びたいと思える心理学を見つけられると思います。
ぜひ心理学科で心理学の魅力を知り、楽しく一緒に心理学を学びましょう😊
(3B 土井)
(2024/7/3更新)
榊原先生による,意思決定の心理学についてコンパクトに学べる体験授業が公開されています💡