昭和女子大学の心理学科には「心理学総合演習」という実践科目が開講されています。
これまでの座学の知識をもとに、キャンパス外で心理学を実践することで体験的な学びが得られます。
▶︎プロジェクト型学修|大学ホームページ
今回,「手作り工作を通じた遊びの支援」プロジェクトに参加している学生より活動報告をお届けします💁♀
こんにちは🍀3年の冨岡です。
「手作り工作を通じた遊びの支援」プロジェクトでは、先月、昭和小学校アフタースクール(学童保育)に通っている小学1,2年生を対象とした「夏休みスペシャルイベント」を企画・実施しました✨
当日は、学内の体育館において、子どもたちが安全に楽しく工作やゲームができるように各ブースで学生スタッフが手助けをしました。
以下がブースの構成です。
- ブーメラン・紙トンボ作り
- 的当てゲーム
- 折り紙・塗り絵
▶︎紙トンボとブーメランの作り方
(簡単に作れるのでご家庭でも作ってみてください🙌)
自分だけのブーメラン・紙トンボをデザイン!
「ブーメラン・紙トンボ作り」ブースでは、ブーメランや紙トンボに絵を描いたり、お気に入りのシール・マスキングテープを選んでデコレーションしていきます。
1年生よりも2年生のほうが大人びたデザインを好んだり、自分なりのこだわりをもっていたように感じます。この1日だけでも子どもたちの成長の早さを感じることができました✨
どれだけ倒せるかな?
こだわって作ったブーメランを使った「的当てゲーム」も大盛況でした🎉
最初は「全然倒れない!」と大苦戦している子どもたちも、少しずつコツをつかんでいき上手に的を倒せるようになりました!
子どもたち同士でルールを決めながらゲームを楽しむなど、思いやりのある行動ができていて立派でした✨
的当てゲームの順番待ちの間などに紙トンボでも遊びましたが、うまく飛ばせない子どもたちも少しのアドバイスですぐに飛ばせるようになっていました!
本当に子どもたちの成長は早いです😯
どうやって作るの?
「折り紙・塗り絵」ブースでは、
「折り紙でこれを作りたいんだけど、どうやって作ったらいいの?」
と創作意欲のある子どももいて、一緒になって試行錯誤しながら折り紙を作りました。
想像力豊かで私たち学生には思いつかないような、子どもならではの感性に溢れる作品を作り上げていました。
イベントを終えて
終わりの声かけをしても「まだ遊びたかった」「もっと長い時間遊びたい!」といった声が多く、時間いっぱい楽しんでもらえたようでした。
短い時間ではありましたが、私たちにとっても思い出に残る時間となりました✨
昨年と比べて、感染症対策をしつつも交流ができるような工夫を凝らした結果、より子どもたちに向き合えるようなブース作りができていたと思います。
プロジェクトではこれまで、社会福祉法人「共生会SHOWA」の乳幼児の子育て支援施設「おでかけひろばSHIP」「ほっとステイSHIP DAY NURSERY」や「昭和小学校アフタースクール」での観察学習、ボランティア実習を行ってきました。
これらの活動を通じて、発達心理学で学んだことをベースに、年齢に応じた接し方や遊び方を体験的に学んできました。
今回の「夏休みスペシャルイベント」でも工作やゲームを通じて、座学では経験できない小学生との交流から、子どもの年齢・発達段階・興味関心・スキルに応じた遊びの楽しみ方や関わり方を学ぶことができました。
(3年・冨岡)
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これまでの心理学総合演習の活動はタグ「心理学総合演習」をご覧ください。