昭和女子大学の心理学科では「心理学総合演習」という実践科目を開講しています。
これまでの座学の知識を基に、キャンパス外で心理学を実践することで体験的な学びが得られます。
今回、「手作り工作を通じた遊びの支援」プロジェクトに参加している学生より活動報告をお届けします💁
こんにちは、2年の柏木です!
プロジェクト「手作り工作を通じた遊びの支援」では、今年も、昭和小学校アフタースクール(学童保育)に通っている小学1、2年生を対象とした「夏休みスペシャルイベント」を企画・実施しました🌟
当日は、学内の体育館に以下の3つのブースを設け、学生スタッフが子どもたちを見守りながら、楽しい工作をしました!
ブースの構成は以下の通りです。
- ブーメラン・紙トンボ作り
- 的当てゲーム
- 折り紙・塗り絵
(簡単に作れるのでご家庭でも作ってみてくださいね♪)
ブーメランと紙トンボ作り
ブーメランや紙トンボに色を塗り、シールやマスキングテープを使って装飾していきます。

どんな色にしようか、どのシールを貼ろうか、みんなの集中している姿が印象的でした!一生懸命作った作品は、どれも一人一人の「好き」がつまっていて、本当に素敵でした✨
また、ものづくりを通して真剣な表情だけでなく、友達と協力する姿も見ることができました。

的当てゲーム
手作りブーメランを使った的当てゲーム🎯も大盛り上がりでした🎶
どのくらいの力で投げればいいのか考えたり、手の角度を調整したりと試行錯誤するうちに、自然と的に当てられるようになりました👏
最初はうまく当てられず苦戦していた子も、少しずつコツをつかみ、的に当たる回数が増えていきました。失敗を恐れず挑戦する子どもたちから、大きな成長を感じることができました😃

的当てゲームを楽しんでいても、後ろで待っているお友達に気づくと、自分から場所を譲ってくれる子がたくさんいました。周りを思いやる優しい行動がとても印象に残りました。
折り紙・塗り絵
お手本を見ながら作りたいものを一緒に決めて作ったり、オリジナルの作品を作ったりしました。完成した作品を使って一緒に遊んだり、お互いに交換したりして楽しんでいました😊
塗り絵では、それぞれが集中して黙々と色を塗っている姿が印象的でした。一緒に作る中で、「できた!」という声が聞こえた時は私たちも嬉しかったです✨

イベントを終えて
時間が過ぎるのはあっという間でしたが、終わりの会で子どもたちから「楽しかった!」という声がたくさん聞けて、とても嬉しかったです😁
今回のイベントで作った紙とんぼやブーメランで、お家でも楽しく遊んでくれるといいなと思いました。子どもたちと関わる貴重な体験をすることができました!
本プロジェクトではこのイベントに先立ち、社会福祉法人「共生会SHOWA」の乳幼児の子育て支援施設「おでかけひろばSHIP」と「ほっとステイSHIP DAY NURSERY」での観察実習と、「昭和小学校アフタースクール」でのボランティア実習を行いました。
実習では、年齢ごとの発達段階や特徴、そして何にどれくらいの関心を示すのかなど、教科書だけでは学べないことを深く学ぶことができました。
今回のスペシャルイベントは、私たちが主体となって運営を行う初めてのイベントでした。初めはスタッフ同士の連携がスムーズにいかなかったり、子どもたちに遊びの説明をどうすれば分かりやすく伝わるか悩んだりすることも多かったです。
しかし、イベントが進むにつれてお互いに声をかけ合って役割を調整するなど、自然とチームワークが生まれていきました。その結果、終盤にはスムーズな進行ができるようになり、子どもたちがどのようにしたら楽しめるかを考えて行動することができました。

(2年・柏木)
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