

『じしゃくのて!』〈かがくすっ〉
白數哲久・文/岡本好明・写真
出版社:株式会社岩崎書店
ただの実験の描写ではなく、シリーズ名の〈かがくすっ〉の通り、ちょっと「くすっ」と笑える内容になっています。
3、4歳から理解でき、楽しめる科学絵本シリーズです。
『子どもは磁石が大好きです。きっと、教育や保育に活用できるのではないかと思います。』
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本の制作は1年ぐらいかかりましたが、編集者Yさんとたくさんの実験をしながら、ストーリーを一緒に考えていきました。
そして、いろいろ試す中で、たくさんの発見がありました。
例えば、私が持っているクリップですが、磁石を外しても付いています。
この実験は磁石にクリップをこすりつけながら、ところてん方式で伸ばしていくのですが、小さなクリップでなくて大きなクリップが付きやすいことが分かりました。

表紙の写真ですが、これはYさんが磁石の向きをいろいろと工夫して組み合わせてくれたものです。

ドーナッツ型の磁石の周りだと、指と指は磁石のS極とN極のはたらきで自然に開くことが分かりました。
でも、よく見ると人差し指だけが反対になっていますね。こうすることで、親指と一緒に物をはさむことができたのです。
モデルさん(5歳)も、とっても頑張ってくれました。

近くで見守っていたお母さんも、ひょんなことで登場し、指で共演しています。
写真家の岡本さんは、磁石がまるで生きているかのように、動きを見事にとらえてくれています。


とっても楽しい絵本になりましたので、ぜひ見てもらえたらと思います。
※ 写真は岩崎書店さんの許可を得て転載しています
商品紹介ページ:26年6月新刊★じしゃくのて!
(初等教育学科 教授 白數 哲久)