2日目は広島から新幹線で京都方面へ向かいます。
京都駅からは近鉄特急の貸し切りで一路「橿原神宮駅」へ!
昼食は、車窓からの景色の変化を楽しみながら、京都の「おばんざい弁当」をいただきます。
生麩や湯葉など京都ならではの食材を初めて食べて感激していた生徒もいました。
橿原神宮駅で下車し、ここからはバスで明日香地方の史跡巡りとなります。
最初の見学地は、田園地帯にこじんまりとたたずむ飛鳥寺です。
飛鳥寺ではお坊さんからお寺の歴史や仏様についての説明を受けました。
飛鳥寺のご本尊様「飛鳥大仏」です。
アーモンド形の眼などお顔の各所が大陸風で、今日でいう「韓流」だそうです。
お顔の印象が左右で異なるのが印象的です。
飛鳥寺の脇の畑の中には大化の改新で敗れた蘇我入鹿の首塚がありました。
そしてその首塚の周辺にはコスモスが見事に咲き乱れていました。
次の見学地は高松塚古墳。
近所の農家の方が生姜の保存用に穴を掘っていたら偶然発見したそうです。
古墳前にて記念写真をパチリ!
石舞台古墳は日本最大級の横穴式石室です。
埋葬されていたと考えられている権力者である蘇我馬子に思いを馳せながら
古墳の中に入るとさらにその巨石建造物の迫力に圧倒されました。
多武峰へついてからは、これから4日間お世話になるドライバーさんとガイドさんに全員でご挨拶をしました。
多武峰の談山神社は、大化改新談合の地として知られ、藤原鎌足公が祀られています。
中大兄皇子とこの山で国家改新の密談を交わしたことから、
「談い(かたらい)山」と呼ばれ、これが社名の起こりとなっているそうです。
明治維新以前は神仏習合のお寺だったので、
お寺のお堂のような建物と世界唯一の木造十三重塔とが融合する独特の雰囲気が感じられる場所でした。
多武峰観光ホテルです。ホテルに入るときはいつも室長さんの先導で入室します。
そして、ホテル到着後はすぐに室長会議が開かれ、連絡事項の確認をします。
この日の夕食は、ボリュームたっぷりの「マタギ鍋!」
鶏肉・豚肉・キノコ・豆腐・野菜と野趣あふれる名物のお鍋です。
大広間にギッシリ並んだテーブルを囲み、正座でいただきます。
今日も、お鍋のボリュームに負けず、盛りだくさんの内容の充実した1日となりました。