シンチャオ(こんにちは)!
ベトナム2日目の朝は、長旅から一夜明け、ゆったりとした南国のリゾート風ホテルでスタートです。広い庭園があり、東京とは違うスローな時間とリズムが流れています。ビュッフェの朝食は洋食にベトナム料理と種類も豊富で南国のフルーツが彩りを添えます。
朝食後は近くの朝市へ出かけました。初めて歩くベトナムの街。市場では野菜や果物を売り買いするベトナムの庶民の方たちの活気ある姿に触れました。
午前中は車窓に広がる水田や水牛を目にしながら、チャンパ王国のミーソン遺跡(世界遺産)へと向かいました。ガイドさんからは、雨季に起こる川の氾濫で、この地域だけでも年間100人ほどの方が犠牲になっているなど貴重なお話を伺うことができました。
小雨のぱらつく中、四方を山に囲まれた緑生い茂るミーソン遺跡に到着。施設の入口から急な坂道を「カート」に乗って遺跡の前まで移動します。
この地はヒンドゥー教の祈りの場としてあがめられた聖地です。目の前に現れた苔むしたレンガ造りの建造物に、生徒たちは時空を超えた神秘的な力を感じ圧倒されていました。この遺跡の多くはベトナム戦争で破壊されており、投下された爆弾も中に展示されていました。聖なる遺品と戦争の遺品のコントラストが訴えるものを生徒たちは感じ取っていたようです。
午後はホイアンの街に戻り、世界遺産に登録された旧市街の街並みを散策しました。「歴史文化博物館」、「海のシルクロード博物館」、日本人が16世紀末につくったといわれる「日本橋」などを熱心に見学しながら、ひと時の自由時間を楽しんでいました。
海沿いのレストランでベトナム料理の夕食をたっぷりいただいたあと、午後8時過ぎの便でダナン空港を後にし、ベトナム最大の都市・ホーチミンへと南下しました。
明日からホーチミンでの研修が始まります。暑さに負けず元気に学んでいきたいと思います。