水曜日にスタートした海浜学寮もあっという間に最終日。
慌ただしい最終日を象徴するかのように、各部の委員たちは他の生徒たちよりも一足先に
それぞれの作業に入ります。
【 左:寝具の回収、整理は文化部委員の仕事 右:ブレイクの仕分けと配布は厚生部委員の仕事 】
【食堂では教養部委員を中心にして、朝食の準備がスタート。手際よく食器を配膳します。】
朝食後は荷物整理の時間。パッキングが終わったスーツケースを指定された場所に運びます。
スーツケースを運ぶ表情が心なしか晴れやかに見えました。
【 雲一つない青空に負けないくらい、爽やかな表情の4年生たち。その理由は達成感と充実感と解放感(?) 】
続いては大掃除。合言葉は『 来た時よりも美しく! 』 4日間の感謝の気持ちを込めて、そして次に
望秀寮で学寮を行う2年生のために集中して清掃作業にあたりました。
閉寮式。
厳粛な空気に包まれた食堂に、静かに入場してきた4年生。背筋を伸ばし、引き締まった表情で
式に臨みました。事務長先生からは「中学生の頃から比べ、その成長ぶりに驚かされた。今後の活躍が
楽しみです。」とのご講評をいただきました。
また、代表生徒からは「この学寮で、ようやく高校生活のスタートに立つことができた。これからの中高部を
築いていくために、学年一丸となって取り組んでいきましょう。」との力強い宣言がありました。
沢山の「築き」と自信を胸に、望秀海浜学寮を後にした4年生。
車窓から那古の海を眺めつつ、3泊4日の生活を振り返りました。どのような思い出が
胸に去来したのでしょうか。
連休を挟み、5月からは高校生としての活動が本格的に始まります。
学寮で培った学年の絆を大切に、更なる高みを目指して躍進していきましょう。