歴文ブログとは? [2015年08月02日(日)]

みなさま、こんにちは。こちらは2010年4月に立ち上げられた昭和女子大学 人間文化学部 歴史文化学科のオフィシャルブログ(歴文ブログ)です。

在学生のみなさまに学科内のアクティビティを情報提供して話題づくりをすること。

受験生のみなさまに歴文のことをもっと知っていただくこと。

卒業生のみなさまに歴文の今をお伝えして日々のご活躍にエールを送ること。

以上をモットーにして、歴文の最新情報を発信して参りますので、是非ブックマークをお願いいたします。

時系列順で記事が並んでおりますので、順番にご覧いただくと全ての記事がご覧いただけますが、こちらのリンク集「歴文ってどんな学科?―お役立ちリンク集―」もご利用くださいませ。

地名のおもしろさ [2017年07月14日(金)]

地理を担当している田畑久夫です。

今日は、クイズを1つ。

「一口」という地名を読めますか。

読める人がいるはずです。

 

TVのクイズ番組でたまに登場しますが、ほとんどの回答者は読めません。京都に旅行に行ったことがあれば知っているかもしれませんね。

昔、巨椋池(おぐらいけ)という遊水地(わからない人は調べてください)がありました。

その池に面した漁村です。

 

このように、地名、あるいは旅行に興味関心のある人は地理の授業が好きになるハズです。

解答は各自探してください。

歴史の学び方の「グローバル化」 [2017年07月07日(金)]

こんにちは。西洋史の小野寺です。
久々の更新になります。

いつもはゼミの様子や自分の研究活動の一端について書いているのですが、今回は趣向を変えて、自分がやっている授業についてお伝えしようと思います。
今回ご紹介するのは、金曜に開講している「原典講読」です。

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この授業を受講するのは2年生が多く、3年から始まる演習に備えた「プレゼミ」のような意味合いがあります。
小野寺ゼミを取るとどんな様子になるのか、その雰囲気を知ってもらうということも、この授業の一つの目的かもしれません。

ですが最大の目標はもちろん、英語を正確に読めるようになる、ということです。
私は西洋史を担当していますので、外国語文献、とくに英語文献がきちんと読めるかどうかということが、自分にとって満足のいく卒業論文を書けるかどうかの大きな分岐点になります。
日本語文献を数多く読み込むことももちろん重要ですが、残念ながらそれだけでは情報量が圧倒的に不足しています。
自分が疑問に感じたことについて本当に知りたいと思うならば、やはり外国語文献は欠かせません。

構文を正確に理解すること。
正確な訳語を充てること。
自分の持っている背景知識と適切に結びつけること。

いずれも、2年生の間に身につけておくべき重要なことばかりです。

ですが、それが重要だということが頭ではわかっていても、英文をひたすら読み進めていくということばかりやっていると、次第にモチベーションが減退してくるのも事実。
英語が読めるようになったその先に、いったいどのような世界が待ち受けているのか。
それが実感できないと、なかなかやる気になれないという人は多いと思います。

そこでこの原典講読では、英語を読むだけでなく、「考える」という要素を大切にしています。
具体的に言うと、前期には『アンネの日記』をまずは(日本語で)読んだ上で、アメリカの小中学校用指導書『アンネ・フランクの日記を教える』(もちろん英語)を皆で読み進めながら、いったいどのようにアメリカでは『アンネの日記』を生徒たちに教えているのか、どのような課題を生徒に与えて考えさせているのかを、学生のみなさんと実際に体験するという形式で進めています。

そして後期には、まずは日本語で『ドイツ・フランス共通歴史教科書』を読み進めたあとに、アメリカではどのように世界史を教えているのか、一緒にアメリカの世界史教科書を(もちろん英語で)読み、そこで提示されている課題について一緒に考えています
今回はこの後期のアメリカの世界史教科書について、ご紹介したいと思います。

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この教科書の特徴として、各章の冒頭に「当時生きていたら、自分だったらどうしていただろう?」という問いかけが置かれているということがあります。
たとえば、フランス革命だとこんな感じです。

不正な政府を、あなただったらどのように変革しますか?

あなたは18世紀の終わり頃のフランスで暮らしています。あなたの両親は商人で、暮らしぶりはよいほうです。しかし税金を取られてしまうと、ほとんどお金は残りません。ほかの人々、とりわけ地方の農民の暮らしがあなたよりも悪いことを、あなたは知っています。一方貴族はぜいたくな暮らしをしていて、事実上税金をまったく払っていない状況です。

フランスの多くの人々は変化を熱望しています。しかし、どのようにすれば変革がもたらされるのか、よくわかりません。国民の代表が公平な税制と公平な法律を要求すべきだと考える人もいます。一方、暴力的な革命を支持する人々もいます。パリでは革命がいまにも勃発しそうです。怒った群衆がバスティーユ監獄を襲撃し、奪取しました。次に何が起こるのだろうと、あなたはあれこれ考えをめぐらせています。

設問1:あなたは「不正な政府」をどのように定義しますか?
設問2:もし暴力的革命に参加するとしたら、その条件は何ですか?

歴史を、過去におこった今とは関係のないものと考えるのではなく、今にも繋がっているもの、現代社会や自分の生き方のヒントを考えるためのものと捉える姿勢が、ここには見て取れます。次の設問も、そのようなものの一つです。

設問:立法議会(1791年)における政治党派と、今日のアメリカ政治におけるそれの共通点・相違点は何でしょう?

また、当時の人々の立場に立つことで、より生き生きと歴史について考えることができます。次の課題も、そうした趣旨のものです。

設問:第三身分の一員になったつもりで、なぜフランスの政治体制は変革する必要があるのか、短いスピーチ原稿を書きなさい。

また、歴史上の出来事は避けられないことだったのか、別の選択肢があったのかということを考えさせる設問もあります。

設問:フランスにおける政府の交替は避けられないことだったとあなたは思いますか?

もちろんここでは、「避けられた」「避けられなかった」という結論を言うだけではだめで、その根拠をしっかりと、歴史的事実に基づいて提示する必要があります。次の設問も、そうした歴史的事実に基づいた論理構成を求める、たいへんよい設問です。

設問:ナポレオンが時代を創ったのか、時代がナポレオンを創ったのか、あなたの意見を述べなさい。

あえて挑発的な議論を生徒に吹っかけることで、より深い思考を促す設問もあります。

設問:ナポレオンにはロシアに侵攻する以外の選択肢はなかった、という意見にあなたは同意しますか?同意するならなぜ、しないならなぜ同意しないのですか?

 

長々と、アメリカの世界史教科書の設問を紹介してきましたが、言いたかったことは、日本でやられている世界史教育とはかなり違うタイプの教育がアメリカでは行われているらしい、ということです。
アメリカの歴史に関する「ナショナル・スタンダード」は、次のように述べています。

「本当に歴史を理解するためには、学生が自分の手で歴史を語り、これを議論できるような機会を持つことが必要である。そのような語りや議論は、エッセーやディベート、論説といったさまざまなかたちをとりうる。さまざまな方法によって行うことができる。しかし学生が自分で過去もしくは現在の問題から刺激を受け、歴史的な記録を自ら読み進め、その問題の分析に健全な歴史的視点を持ち込むこと以上に、歴史的思考を強力に促す方法は存在しない」

近年、こうした教育方法を日本でも採用しようという動きが強まっています。
ですから、数年後には日本の世界史教育のあり方も、かなり異なったものになっていることが予想されます。

ですが重要なことは、グローバル化とは、知識を外国から学んだり、日本から外国へと情報発信することだけを意味しているのではない、ということです。

こういう教育を受けてきた人たちと、私たちはどのようにして交流し、渡り合っていくのか。
それに対して、私たちはどのような教育を進めていくべきなのか。
日本の歴史教育の長所と短所は何なのか(知識偏重の教育は本当にダメなのか)。

つまり問題となっているのは、考え方や意識のグローバル化です。
その点も含めてグローバル化すべきなのかすべきでないのかはさておき、そこまで考えなければいけない時代が来ていることは、間違いありません。

オープンキャンパス情報★part3★ [2017年06月30日(金)]

お花 実写 デコメ絵文字森ガール お花 デコメ絵文字7月のオープンキャンパスお花 デコメ絵文字花 実写 デコメ絵文字

オープンキャンパスでは、歴史文化学科の先生や学生がみなさんの質問にこたえてくれます キラキラ デコメ絵文字
この機会に、わからないことや知りたいことをどんどん聞いてみてくださいhappy01

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双子葉類 デコメ絵文字日時双子葉類 デコメ絵文字

2017年7月23日(日) 10:00~15:00

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双子葉類 デコメ絵文字歴史文化学科相談ブース双子葉類 デコメ絵文字

菊池 誠一先生(アジア考古学)
【場所】8号館1階 学科ブース

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双子葉類 デコメ絵文字学科説明双子葉類 デコメ絵文字

小野寺 拓也先生(西洋史)
【時間】11:15~11:30
【場所】7号館2階 2L03教室

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双子葉類 デコメ絵文字体験授業双子葉類 デコメ絵文字

【時間】11:30~12:15
【場所】7号館2階 2L03教室

小泉 玲子先生(日本考古学)
タイトル:「発掘で何がわかる?」
授業内容:歴史文化学科で実施してきた発掘調査と、調査後の整理作業について紹介します。
また、出土品からどのように情報を読み取れるかを解説します。
古代の人々の暮らしや地域の歴史を知ることができる考古学の魅力に触れてください。
ハニワ デコメ絵文字

 

双子葉類 デコメ絵文字AO入試受験相談双子葉類 デコメ絵文字

木下 亮先生(西洋美術史)
小泉 玲子先生(日本考古学)
小野寺 拓也先生(西洋史)
鶴岡 明美先生(日本美術史)
【場所】8号館1階 学科ブース

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6月オープンキャンパスの様子ですhappy02 マイク デコメ絵文字 happy02

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あじさい☆ピンク デコメ絵文字ぜひ、歴史文化学科の雰囲気を感じに来てください 鯉 デコメ絵文字

 

 

 

 

 

 

 

 

【学生対談記事】ボストン春季15週間プログラム2017 (後半) [2017年06月24日(土)]

こんにちは、松田忍です。

ボストン留学中の歴文2年生3人と3年生1名による対談記事、後半をお届けします!

――ボストンに来て、アンラッキーなハプニングはあった?

川古谷(歴文2年):人間関係はやっぱりたいへんかな。

藤原(歴文2年):springが14とかだもんね、逃げ場がなくてつらいかも

中道(歴文2年):でも、寮生活を体験できたのは良かった。

椎名(歴文3年):やっぱり一人の時間は欲しいな、切実に。

川古谷:日本人同士だから楽な部分もあるけど大変な部分あるよね~笑。なんか、全てが上手くいく訳じゃないから自立が必要不可欠と親の有難さが身に染みてわかる。

中道:自分はマイペースでよかったと思う。

川古谷:それうらやましい!

藤原:自分が我慢してどうにかなるんだったら我慢してたけどね

川古谷:そう!でも、言わなきゃいけないときは言わなきゃいけないし…

藤原:日本人同士だから言いづらいけどね

椎名:耐えるのも強くなりそう。でも、こういう経験はもう一生できない気がする

中道:そうですね。

川古谷:授業はアメリカ式だけど生活は日本式だからね。でも、こっち来て自分と凄く自分と向き合って何が好きかとかどんなところで気を使うとかさ笑

藤原:確かにね。

――やっぱり街中を一人で(もしくは大勢でも)歩くのは怖い?

中道:最初は特に怖かった。

川古谷:今でも安心はしないね

中道:かばんは極力小さく前に身に付けるようにはしてるよね

椎名:あ、みんなそうなの。外の人は外の人で優しいからあまり気にしてなかった。ボストンだからかな…

――休日(Patriot Day/ Memorial Day)で何か感じたことはある?

藤原:パトリオットはボストンマラソンの日だったよね。今年は日本人が入賞して日本でも少しは有名になったんじゃないかな。

椎名:私もボストンマラソンは見に行ったよ~。ゴール地点まで行ったんだけどあんまり良く見えなかったんだよね。

川古谷:メモリアルデーは感覚的に日本のお盆みたいだけど全然違って盛大だったよね。めっちゃ旗がささってた。(真面目に)

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藤原:旗って笑 国旗ね!まじ、語彙力!

中道:…あ、思いだした!イースターに教会がオープンの日で教会めぐりが印象的だったかな。全部で八個回ったかな…まー全部中を見られたわけじゃなかったけど

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――さて、ボストンに来て二ヶ月が経ちますがどうですか?

川古谷:アメリカ式に慣れたね。例えば‥・

中道・川古谷:外だと時間にルーズになったとか。

藤原:でも、電車時間通りに動かないからどうしようもなくない?

川古谷:それね。

中道:まず、時刻表無いからね~。

川古谷:自由に出かけられるようになったのは嬉しいかも

中道:五月終わりぐらいだったよね。(注1)

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藤原:こっちきて天気予報まで信じられなくなってきた

川古谷:わかる!

中道:飛行機よく見るかも!でも、全体的に言っちゃうともうこっちの生活に慣れちゃってあんまり差が分からないかも(笑)

藤原:この間知ったんだけど、昭和ボストンの立地が意外と良くて、行こうと思えばどこでも行けるのが驚き。歩くのが好きな人は本当にどこでも行けると思うね。

椎名:アメリカと日本の良さ両方が分かってきたかな…例えば、ボストンの人は優しいし、自然(芝生)とか豊かで、日本はやっぱり食の有難さが一番。食べ過ぎると胃が死ぬ!あと日本には気付かない優しさがあるね

――ボストンにもってきて良かったものとか持ってきた方がいい物とかある?

川古谷:お茶漬け・味噌汁!やっぱ永○園がいいよね~お茶は伊○園!

中道:ま、作ろうと思えば作れるけどね(笑)でも、シャー芯とか勉強道具は無印あるけど日本から持ってきた方が質いいよね

椎名:それはある―。

川古谷:こっちで買うべきものはハーバードのノートぐらい。

中道:クリアファイルは全くないね。(注2)

川古谷:ポストカードを送る習慣が凄い強い!

藤原:あと、確実に日本よりかわいいし、種類が豊富じゃない?

川古谷:彼氏いる人は確実に買って帰るべき(笑)

――では、最後にこのプログラムに参加したいと思っている人へひと言お願いします!

川古谷:来れる物なら来た方が絶対いい。英語力云々じゃなくアメリカの文化に触れられるしね。しかも安全に。

中道:歴文だからこそ面白いよね!

藤原:他の学科もいるしいろんな刺激を受けられるよね。奨学金で来てる人もいるよね。

川古谷:私は奨学金で来てるし、他のプログラムに比べてあんまり成績の条件がないしね。

椎名:日本ではありえないようなものが普通に見られるとか、全く違う文化に触れられることが本当に面白いから、来られるなら来た方がいいと思う。

ALL:そうだよね~。

(注1)ボストンキャンパスでは学生たちが現地の生活になじんできたのを一歩ずつ確認しながら、段階的に外出を許可するようになっています。学生たちの「安全」と「冒険」とを両立させるために、ボストンスタッフのみなさまは日々考え抜いているのです。

(注2)ボストンには本当にクリアファイルがないみたいですよ。松田が他学科の先生方とボストンに出張したときも、クリアファイルを大量にもっていくと喜ばれるという話をされましたよ!意外なところで生活の違いがあるんだよねぇ。

留学中のみなさま、記事執筆ありがとうございました!みなさん、辛いことも含めて深い経験をしていらっしゃるのが伝わってくる記事でした!

今回松田からは「なんかボストンの紹介記事書いてよ~」と雑なオファー(笑)を出したのですが、きっちり4人で話し合って対談記事に仕上げて頂きました。お忙しい中本当にありがとう!!

東京はじめじめとした梅雨が続いていますよ。みなさんが帰ってくる頃には梅雨もあがり、気持ちの良い夏真っ盛りかな??残り期間も先生方やスタッフのみなさまに感謝しながら、しっかりとチャレンジをしてくださいね!

またこれを読んで下さっている受験生のみなさま、昭和女子は海外が近い大学です!長期プログラムも短期プログラムも、海外経験を積むための、たくさんのチャンスが与えられる大学ですよ!日本語日本文学科と歴史文化学科で共同開設している「ボストン日本文化プログラム」(2018年春に開催される短期プログラム)は、今年30名近い応募者が集まっているそうです。みなさんが昭和女子にご入学になったあかつきには「こんな私が海外なんて」といったりせずに、当たり前のように海外経験を積んでいって欲しいなと思っています!チャレンジ精神のあるかたを心よりお待ちしております!

【ネットでオープンキャンパス】学科紹介!! [2017年06月18日(日)]

こんにちは、松田(日本近現代史担当)です。

本日は昭和女子大学ではオープンキャンパスが開かれました。ぐずつく天気にも関わらず、多数の方にお越しいただきまして、誠にありがとうございました!!

11時15分から開催されました学科紹介では、歴文3年生の大庭実乃梨さんと小尾香菜子さんが昭和女子大学の歴史文化学科の魅力を伝えてくださいました。

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本日諸事情によりお越しになれなかった皆様のために、今日の学科紹介の模様を、実際のスライド画像とあわせてお伝えいたします!

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大庭:みなさま、こんにちは。本日は歴史文化学科の学科説明にお越し下さいまして誠にありがとうございます。今日は私たち歴史文化学科学生が学科の紹介を行います。

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大庭:私は歴史文化学科3年の大庭実乃梨です。現在は西洋史ゼミに所属しています。よろしくお願いします。小尾ちゃん、自己紹介をお願いします。

小尾:私は歴文3年の小尾香菜子です。現在は田中眞奈子先生の文化財保存修復学ゼミに所属しています。どうぞよろしくお願いします。

大庭:歴史文化学科は親しみを込めて歴文と呼ばれています。今日の紹介では歴史文化学科のことを歴文と呼んでいきますね。

大庭:さて、今日は歴文の特色を4つのポイントにわけて説明します。まず1つ目です。03_R

大庭:歴文には3つの分野から幅広く学ぶカリキュラムがあります。

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大庭:一般にいう史学科とは異なり、歴文は歴史「文化」学科であることに特色があります。コース制を採用していないため、時間割の自由度も極めて高く、世界史も日本史も美術も服飾も考古学も学びたいものを学びたいだけ、自由に時間割を組むことができます。

小尾:みなさんのなかには、日本史や世界史の図録をながめるのが大好きだという人はいませんか?私もそうでした。ただ高校生のときには、大学での学問のことがよく分かっていなかったので、自分では歴史学をやりたいのか、文化財の研究をしたいのかハッキリしていませんでした。そこでその両方を専門的に学べる歴文にはいりました。まずは私の記憶に残る授業をピックアップしてみます。

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大庭:最初は歴史系もとっているけど1年後期からは「考古・文化財」系だらけになっているね。

小尾:実際に両方学んでみて初めて自分のやりたいことは文化財なんだと確信できました。史学科だったら学んでから専門を決めることはできなかったので、歴文に来て本当に良かったと思っています。授業内容を紹介すると、たとえば文献取扱技能基礎では古文書の修復方法を基礎から学びました。次に実乃梨の記憶に残る授業を見てみましょう。

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小尾:実乃梨の方は「歴史・地理」系の授業がたくさんですね。

大庭:私は受験生の時は、日本史・西洋史、両方好きで、さらに心理学にも興味がありました。日本史学科、西洋史学科とわかれている大学とは違い、日本史も西洋史も幅広く学ぶことができ、そのうえで専門を選べるのが歴文の魅力でした。両方を学んでみた上で、私は1年の時に履修した小野寺先生の西洋史概説の授業がとても面白かったので、西洋史を専攻することに決めました。

小尾:この「対人関係論」は歴文の授業じゃないんだね。

大庭:そう、これは心理学科の授業です。昭和女子大学にはオープンカリキュラム制というものがあり、他の学科の授業も一部取ることができます。さらにそれも卒業単位に含まれます。もともと心理学に興味があった私はたくさん心理学系の授業をとっています。その中の1つが対人関係論でした。対人関係論は集団心理なども学ぶ学問で、ちょうど同じ学期に履修していた西洋史特論が、ドイツのホロコーストの話であったので、ホロコーストを起こした人々の心理の話とつながって、より深い学びができました。

小尾:歴文の学びの特徴は歴史に関す分野を幅広く学ぶことができ、さらにその幅広さが他学科にも広がるということですね。

大庭:歴史学は人間世界で起こった事象を幅広く扱う学問なので、とにかく一般教養なども幅広く履修せよとは、私のゼミの先生である小野寺先生もつねにいっています。

大庭:さて歴文のポイント2つ目です。

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大庭:歴文は設立当初から「手で考え、足で見る」を掲げ、一貫して実習系授業の充実につとめてきました。

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小尾:このスライドは伝統芸能実習の授業ですね。

大庭:夏休みの集中講義で、相模人形芝居の下中座の先生方をお招きして、1週間みっちりと人形浄瑠璃の動かし方を学びました。人形を動かすときの知識を勉強し、さらに実際にやってみたことで、演者のテクニックを学び、人形浄瑠璃をみるときの見方も断然深くなりました。

大庭:次の授業紹介にいってみましょう。

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大庭:これは小尾ちゃんがとっていた授業だね。

小尾:そうだよ~。この写真は考古学実習Aの写真です。マイブンスコープという機材を用いて、発掘された土器や石器を図面におこす実習です。考古学は学術報告する際に、図面づくりが非常に重要になってくるのですが、その具体的な方法が身につきました。

大庭:それでは次の写真へ移ります。

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大庭:歴史系の授業もアクティブなのがあるよね。これは歴史学概論の授業の風景です。

小尾:懷かしい~。歴史学概論は入学したばかりの1年生が全員取る必修授業です。この授業では「歴史学とはなにか」「歴史とは何か」の考え方を習得します。このスライドは「歴史学の学びは社会の役に立つのか。」をテーマに3年生が賛成・反対に分かれて議論している様子をみて勉強する、パネルディスカッションタイプの授業です。入学当初、3年生が激論していたのが今でも印象に残っています。また、高校生のみなさん、大学のレポートってどんな風に書くのという不安はありませんか?

大庭:でも大丈夫!この授業と、もう一つ歴史文化基礎という1年生の必修授業で、少人数で1から丁寧にレポートの書き方や参考文献の扱い方などを学ぶことができるので安心してレポートを書けるようになります!

小尾:ポイント2つ目のまとめとしては、知識として学んだことを実習を通じて、深く身につけていけることが歴文の特徴だといえると思います。

大庭:さて次は歴文の特色の3つ目です。資格の話をしましょう。

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大庭:歴文では中学の社会科、高校の地理歴史、博物館学芸員、図書館司書、考古調査士の4つの資格を取得することができます。

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小尾:実乃梨は教職を目指しているんだよね。どんな感じ?

大庭:教職の先生のタイプもバラエティに富んでいて、授業の組み立て方などの極めて実践的なテクニックを重視して教えて下さる先生と、生徒との向き合い方、心理的なことを重視して教えて下さる先生の両方がいらっしゃるので、いろいろな側面から鍛えられているという実感があります。小尾ちゃんがとっている博物館学芸員はどう?

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小尾:1年、2年のときは、、博物館運営や、文化財の管理など学芸員として働くために必要な基礎知識を学びました。そして3年生の今はなってからは博物館で企画展をつくるための実践的な実習が中心になっています。

大庭:この写真はなにをしているところ?

小尾:左は和服を採寸して目録をつくる方法を学んでいるところです。また右は実際に企画展を開く際の注意点を実際にやってみながら学んでいるところです。

大庭:学芸員資格のための単位は、歴文の単位とかなりの部分で重なっているから、無理なく資格取得を目指せるのも魅力的だよね。今学芸員資格取得を目指しているのは何人ぐらい?

小尾:歴文の学生はだいたい1学年100人くらいが在籍していて、その半分の50人は学芸員資格を取って卒業します。
学芸員の専門職に加えて、デパートの美術品部門や公務員など、学芸員資格を生かせる職場で働く先輩もいらっしゃいますよ。

大庭:では次のスライドにうつります。

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大庭:これは考古学の発掘調査のスライドです。

小尾:私は歴文に入って、先生方や先輩たちと話しているうちに、埋蔵文化財の知識を生かした職に就きたいと思って、2年前期から考古調査士の資格取得を目指しはじめました。去年は縄文時代中期後半に栄えた山梨県諏訪原遺跡の発掘調査に参加して、今年も古墳時代の遺跡発掘に参加する予定です。

大庭:お~私は発掘には参加したことはないけど、どんな感じだった?

小尾:真夏に行くので、とにかく体力勝負でしたね。本当に大変だったけど、専門的な機材の扱いにだんだんと慣れてくるのも嬉しいし、実際に土器を掘り当てたときの喜びは格別です。先輩・後輩関係なく一緒に泊まり込みで、作業するのでみんなが一丸となって1つのプロジェクトに邁進している一体感を味わえます。リーダーシップや根性などいろいろなものが身につけられて、とてもいい経験になりました。

大庭:歴文では10年以上、毎年夏休みに発掘調査をやり続けているんですよね。現在この建物の1階にある光葉博物館でみんなが夏に掘ってきた成果を展示中です!お時間があれば、ぜひご覧になってください。

大庭:そして歴文の最後の特色、4つ目は、世田谷キャンパスでの学びを深める数多くの校外活動です。

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小尾:実乃梨はヨーロッパ歴史演習にいっていたよね。

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大庭:研究者でもある大学の先生の案内で、ヨーロッパの歴史の現場をみることができるというのは本当に貴重な経験です。スペイン美術の専門家である木下先生の引率で、スペイン、南フランス、イタリアの美術や世界遺産などをまわるAコースと、ドイツ史の研究者である小野寺先生の引率で、ドイツ、ポーランド、オランダをまわるBコースが隔年で開講されています。

小尾:実乃梨がいったのは小野寺先生のドイツの方だよね。

大庭:そうそう。ヨーロッパにあるたくさんの博物館を訪れたり、世界史の資料集でよくみるケルン大聖堂やアンネ・フランクの家に行ったりしました。またこの演習旅行で1番印象に残っているのは、アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所に行っことです。ここは一般的なツアーなどでは、入ることのできない場所なので、大学ならではの特別な経験ができたと思うし、この収容所のガイドをしてくれた方は、収容所のことだけではなく、現代の難民問題についてや、グローバル化についての話もしてくださって、とても学びの多い旅行になりました。

小尾:課外活動になると、普段できないマニアックな話を先生や友達と一杯できるのも、嬉しいよね。そういう意味では1年生のときにいった世田谷歴史散歩も楽しかったよね!

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大庭:あぁ~懷かしい!!ここ世田谷区の地元の歴史を学ぶ目的で毎年松田先生が企画してくれてるんだよね。私たちは井伊直弼のお墓とか、吉田松陰の松陰神社とかをまわる幕末コースを歩きました。この世田谷散歩は入学当初に有志で開催されるので、友達が増える大きなきっかけにもなりとっても楽しいです。

小尾:必ず最後に一緒にご飯を食べるんだよね。このときは、お好み焼き屋さんに行きました。左の写真は、もんじゃ名人の実乃梨の高速キャベツ刻みテクニックだね(笑)

大庭:いろいろな実習や課外活動を通じて、先生方との間に深い信頼関係ができます。大きな大学だと先生に名前を覚えて貰えるのは3年生のゼミに入ってからだとか聞いたりもするけど、歴文は色々な企画を通して先生や先輩と関われるので、先生と学生の距離が近く、仲が良いところも歴文の魅力だと思います。

小尾:その分サボったりしてるとすぐにバレるけどね(笑)

大庭:その他にも、宮崎県の椎葉村の民俗学調査も毎年やっています。焼き畑やイノシシ猟のやり方、守り続けられている神楽の運営など、日本古来の生活のあり方について、調査チームを組んで、フィールドワークを続けています。

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大庭:また日本史分野を中心に、地域や団体に眠る歴史史料を整理して、世の中に発信していく文書整理会も先生方が企画して下さっています。写真にあげたのは原爆関連資料の整理会ですが、近世史の野口先生は佐渡島に残る歴史史料の調査会を企画していらして、多くの学生が参加しています。

小尾:西洋史や文化財を専門としている私たちも、被団協文書整理会に参加したことはありますよ!

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小尾:また大学が主催する長期海外プログラムにも参加できますし、長期はちょっと怖いというかたには短期プログラムが用意されています。歴文と日本語日本文学科の共同開催プログラムが日本文化プログラムです。アメリカの古都であるボストンに残る様々な日米交流の伝統や歴史について、実地で深く学べるプログラムです。

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大庭:なんとなく海外にいくのは活発な子で普通の子はいかないというイメージがある人もいるかもしれませんが、グローバルに力を入れている昭和女子では、不安な子の背中を押してくれる機会がいっぱいあり、「私なんて」と思っているような人でも積極的に海外にでていって、成長して帰ってきているのがとても印象的です!

大庭:本日は、3つの分野から幅広く学ぶカリキュラム、実習系授業の豊富さ、歴文で取れる4つの資格、校外活動という、4つのポイントに分けて説明してきましたが、全てのポイントが歴文のキーワード「手で考え、足で見る」につながっています。

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大庭:また不安な新入生を上級生がサポートする機会もたくさんもうけています。安心していらしてください。

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大庭:最後にご案内です。AO入試に出願するためにはオープンキャンパスでの事前面談が必須となります。願書も面談の席上でお渡しすることになりますので、受験を少しでも考えていらっしゃる皆様は8号館1階の歴史文化学科ブースにてお声がけ下さい。私たちもそこにいるので、何か聞きたいことがありましたらお気軽にお立ち寄りください。

今日の学科紹介をきいて、歴文に興味をお持ちになった方は学科ブログもご覧下さい。歴文ブログで検索するとヒットします。1000件近い大量の学生や先生によるリアルな声が情報として掲載されているので、是非ご参考になさって下さいませ。

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大庭:本日は私たちの学科紹介をお聞き下さいまして、

大庭&小尾:ありがとうございました!!

オープンキャンパスはこのあとも7月、8月と開催されます。本日お越しになれなかったみなさまも是非足をお運び下さい。学生スタッフ、教職員一同お待ちしております!

【学生対談記事】ボストン春季15週間プログラム2017 (前半) [2017年06月13日(火)]

海外留学をサポートする仕組みが昭和女子大学に整っていることが、かなり広く知られるようになってきまして、最近は留学したいから昭和女子大学を選んだという学生もどんどん増えてきています。

現在も昭和ボストンに4名の歴文生が長期留学中です。ボストン滞在中の川古谷さん、中道さん、藤原さん(以上2年生)と椎名さん(3年生)の4人がボストンライフについて対談してくださいましたのでお届けします。

――まず、王道の質問から行きますね!皆さんがボストン留学を決めた理由は何?

川古谷:世界史が好きで、高校でアメリカ史の勉強をしてアメリカに行きたくてボストンに来たかな。自分ではチャレンジのつもりで来たね。

中道:海外目線の博物館に行ってみたかったというのもあるけど、長期を考えた時にこのプログラムだけ英語の基準(TOEIC)がなかったから。

藤原:去年の夏、ヨーロッパ歴史演習でスペイン史を学んで、アメリカ史をアメリカ人から学びたかったからかな。

椎名:留学するのが夢だったのと、親が許してくれるのがここだったから。

――昭和ボストンに留学してみて、想像と同じだった、それとも違った?

川古谷:ごはんの量が多い。

中道:太った (即答)

藤原:じゃ、違う方向から…授業がアクティブとか?

中道:ビュッフェ式だから取り過ぎるんだよね。

川古谷:そうそう!それね。ジムあるんだけどジムに飽きるんだよね。

藤原:それもいいけど、他の話もお願い…

川古谷:ブランチ(土日祝は9:30~11:00)がアメリカ式とかね。

中道:夕飯(17:00~18:30)も早いし、毎日ジャージでOKとかも楽だよね…

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椎名:生徒の数が少ないから日本の昭和もサポートが手厚いけど、こっちのスタッフさんも距離が近くて優しいよね。

藤原:そうですよね。週一回ホームルームみたいなものもあるし…

――じゃ、逆に予想してないかったけどラッキーなハプニングはある?

川古谷:先生との距離が予想以上に近かった。例えば、宿題が分からなくて質問を聞きに行ったら答え合わせまでしてくれて先生と仲良くなる機会が多く感じる。

中道:確かに~。距離は歴文も近いけどもっと近いよね。

藤原:こっちが提案すれば大体は叶えてくれるかな。例えば、お昼一緒に食べてくれるとか。

椎名:途中からだったけどspringはbody制度で先生が付いてくれてて言いやすいかったし、そこはラッキーかな。

――授業は何が一番好き?どんなところが面白い?

川古谷・中道:少人数だから顔と名前が確実に一致してて参加しないと指されるし、寝ないよね。というか、寝られない?かな(笑)

川古谷:アメリカは日本以上に自分から積極的にいかないと授業の内容が分からなくなる。

藤原:確かに!加えて英語だし…、おしゃべり好きな人の方が英語力も伸びるかもとこっち来てから思った。

椎名:ちょっと論点変わるかもだけど、先生の英語と答えなきゃいけないテキストの問題を見つけられた時は嬉しい。

中道:Discussion of American Issue(歴史)だけど、そもそも歴史を英語で出来るのが面白い。

川古谷:なんか、英語の方がド・ストレートに伝わる気がする。

中道:アメリカの誇りを感じられる。上手く言葉には出来ないけど…(笑)

――皆それぞれボランティアを授業内と外でやってるけどそれはどんな事してる?

川古谷:授業は老人ホームに行って一緒に遊んで喋るくらいかな。外はフェイスペインティング(桜・富士山)とかをイベントでやってるよ

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藤原:うちも授業は同じかな~。SFCっていう現地の人と一緒に交流できるオプショナルもあったね。SFCはこっちくるまで全然知らなかったけど

中道:私は、貧しい人の為にお弁当を作ってるかな。現地のアメリカ人大学生は単位のためにやってるよ。

椎名:私、一回だけだわ…。(笑)

対談はまだまだ盛りあがります!後半に続く。

春の特別展「発掘で何がわかる?」開催中 [2017年06月09日(金)]

現在、光葉博物館にて春の特別展「発掘で何がわかる?-昭和女子大学生の発掘調査・活動から-」が開催されていますnotes

光葉博物館チラシ1-0001光葉博物館チラシ2-0001

中屋敷遺跡(神奈川県)や諏訪原遺跡(山梨県)での発掘調査を通して、発掘の基礎知識や発掘で得られる成果について学べます。
展示は、中屋敷遺跡で発掘された土偶形容器をキャラクター化した「やしきちゃん」と歴史文化学科公認ゆるキャラの「歴まる」が案内しますパステル星 デコメ絵文字

発掘調査に関わっていた卒業生の方にとっては、懐かしい写真が満載ですhappy02shine
考古学をよく知らないという方も、写真やクイズで楽しみながら発掘について知ることが出来ますので、是非足をお運びくださいhappy01

また、6月10日(土)・17日(土)にはミニ土器や勾玉、ガラス玉をつくるワークショップを開催します(事前申込制・先着順 ※空席がある場合は当日申込も可能です)。
こちらも是非ご参加ください!

パステル星 デコメ絵文字詳しくは、光葉博物館ブログパステル星 デコメ絵文字

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オープンキャンパス情報★part2★ [2017年06月07日(水)]

ピンクの花 デコメ絵文字6月のオープンキャンパスピンクの花 デコメ絵文字

オープンキャンパスでは、歴史文化学科の先生や学生がみなさんの質問にこたえてくれますきらきら デコメ絵文字
この機会に、わからないことや知りたいことをどんどん聞いてみてくださいhappy01

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パステル星 デコメ絵文字日時パステル星 デコメ絵文字

2017年6月18日(日) 10:00~15:00

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パステル星 デコメ絵文字歴史文化学科相談ブースパステル星 デコメ絵文字

安蔵 裕子先生(服飾史)
【場所】8号館1階 学科ブース

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パステル星 デコメ絵文字学科説明パステル星 デコメ絵文字

松田 忍先生(日本近現代史)
【時間】11:15~11:30
【場所】7号館2階 2L03教室

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パステル星 デコメ絵文字体験授業パステル星 デコメ絵文字

【時間】11:30~12:15
【場所】7号館2階 2L03教室

小野寺 拓也先生(西洋史)
タイトル:「ナショナリズムって何だろう」
授業内容:オリンピックやワールドカップになると、わたしたちは自国選手の成績に一喜一憂します。
なぜわたしたちは、顔見知りでもない人のメダル獲得で、これほどまでに喜ぶことが出来るのでしょうか。
この点を不思議に思うところから、授業が始まります。

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パステル星 デコメ絵文字AO入試受験相談パステル星 デコメ絵文字

野口 朋隆先生(日本近世史)
田畑  久夫先生(人文地理学)
小野寺 拓也先生(西洋史)
掛川 典子先生(女性史)
【場所】8号館1階 学科ブース

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昨年の6月オープンキャンパスの様子ですeyeshine

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ぜひ、歴史文化学科の雰囲気を感じに来てくださいconfidentnotes 

 

オープンキャンパス情報★part1★ [2017年06月06日(火)]

☆★平成29年度のオープンキャンパスの日程をお知らせします★☆

【日程】

6月18日(日) 10:00~15:00

7月23日(日) 10:00~15:00

8月19日(土) 10:00~15:00

8月20日(日) 10:00~15:00

10月28日(土) 13:00~16:00

12月9日(土) 13:00~16:30

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 AO入試を希望する方へ

  AO入試を希望する場合は、6月、7月、8月の
いずれかのオープンキャンパスにお越しください。
事前面談のうえ、必要な書類をお渡しいたします。
まずは、ご相談ください。

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また、オープンキャンパスでは、歴史文化学科の教員による体験授業も開催しますeyesign03

【体験授業】

6月18日(日) 11:30~12:15

小野寺先生(西洋史)
タイトル:「ナショナリズムって何だろう」
授業内容:オリンピックやワールドカップになると、わたしたちは自国選手の成績に一喜一憂します。
なぜわたしたちは、顔見知りでもない人のメダル獲得で、これほどまでに喜ぶことが出来るのでしょうか。
この点を不思議に思うところから、授業が始まります。

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7月23日(日) 11:30~12:15

小泉先生(日本考古学)
タイトル:「発掘で何がわかる?」
授業内容:歴史文化学科で実施してきた発掘調査と、調査後の整理作業について紹介します。
また、出土品からどのように情報を読み取れるかを解説します。
古代の人々の暮らしや地域の歴史を知ることできる考古学の魅力に触れてください。

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8月19日(土) 11:30~12:15

田中先生(文化財科学)
タイトル:「文化財保存学:文化財を未来へ繋げるために」
授業内容:文化財保存学は、文化財を後世に継承するための研究分野です。
文化財を調べたり、なおしたり、置かれる環境を整えたりすることで、
その保存に貢献することを目的としています。
この授業では、映画の保存などの最新のトピックを交えて、文化財保存学について解説します。

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8月20日(日) 11:30~12:15

安蔵先生(服飾文化史)
タイトル:「欧化政策と服飾」
授業内容:明治初年から推進された欧化政策の中で、服飾の制度は大きく改革されました。
その改革にどのような形となって表され、どのようなアイデンティティを内在していたのでしょうか。
具体的な史料から考えます。

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昨年度のオープンキャンパスの様子ですnotes

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キラキラ** デコメ絵文字みなさんのお越しをお待ちしておりますキラキラ** デコメ絵文字

世田谷歴史散歩(Bコース)開催しました! [2017年06月04日(日)]

こんにちは松田忍です。

6月3日は世田谷歴史散歩Bコースを回りました。参加者はなんと29名!土曜日の昼下がりに大学の正門前に集合!

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先週は天気もぐずついて、雨になったらどうしようと心配していたのですが、この日は気持ちの良い初夏の晴れ空。簡単に自己紹介したあとに往来の邪魔にならないように整列して出発します。

あっ、掛川先生も一緒に引率して下さいました!!本当にありがとうございます!

今日の散歩コースは松陰神社→世田谷区役所→世田谷城跡→豪徳寺→世田谷区立郷土資料館を順番に回るコースです。世田谷線沿線の幕末歴史散歩としては王道中の王道のコースですね! ・ まず最初にいったのは松陰神社です。 昨年は修理中だった松下村塾(レプリカ)もきれいに建て直されていました。

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境内に建ち並ぶ灯籠には松陰先生のことを偲ぶ長州藩の有名人の名前がずらりと並びます!下の写真は曾禰荒助が建てた灯籠の写真ですね。松田が開講している近現代日本史料解読では、今年は桂太郎と井上馨の往復書簡を検討しているのですが、そこに登場する「今ホットな人物」が曾禰さんです。受講生のみなさんは「曾禰さんだ~」と盛りあがってました笑

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その他にもこんな人々が光の加減で見にくいけど読めるかな?学生の撮影です。これだけ撮るとか渋すぎるだろ笑

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そして松陰先生のお墓(中央)。

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松陰神社の隣には桂太郎のお墓もあります。なんかちょっと工事中でしたね。整備されて公開されるのでしょうか?来年どうなっているか楽しみです。

近代文化研究所の勉強会で世田谷区庁舎建て替え問題について勉強してからは、必ず世田谷散歩に組み込むことにしている世田谷区庁舎および世田谷区区民会館です。前川國男の設計によるモダニズム建築であり、戦後の民主主義の形が建築で表現されている重要な文化財です。もちろん現在も使われています。現代的な意味における効率性では「老朽化」しているのかもしれませんが、モダニズムもまた建築史の重要な一端を担っているわけであり、立派な文化財だと思うんですよね。戦前のモノ、前近代のモノだけが重要なのではなくて、いままさに使われているモノを次世代にどのように伝えていく、あるいは生かしていくのかも私たちの課題だと思います。

世田谷歴史散歩Aコースで見学した都営八幡山アパートなども、高度成長の風景を現在に伝えているわけで、失われるのは惜しい、しかしながら街も新陳代謝せねばならず、悩ましいところですね。

ところで、前川國男は、みなさんがこれから深くお世話になる(ハズの)国立国会図書館の新館を設計した人でもありますよ。区庁舎と国会図書館の建物、どこか似通った「イズム」を感じませんか??

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この2枚の写真も学生が撮影してくれた写真です。ちゃんと松田が話したことに応じて、こうして写真を撮ってくれるのがとても嬉しいです。

そして世田谷城跡を経て、豪徳寺へ。彦根藩の井伊家の菩提寺であります。井伊直弼の墓もありますよ~。

門前の松並木は本当に綺麗だよね~!

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新緑のもと記念撮影!

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下に挙げた写真は「桜田殉難八士」の碑です。私は豪徳寺には毎年訪れているのですが、いついっても豪徳寺や井伊家の歴史について解説して下さる方がいらっしゃいます。もちろん毎年違う方です。地元の歴史を愛する方によって、郷土の歴史が語り継がれているんだなぁと思います。それこそが文化なんだと思うんだよね。今年はこの碑の前で、桜田門外の変の実相を本当に面白く丁寧に教えていただきました。ありがとうございます!

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あと豪徳寺と言えば招き猫ですよね。しかし、年々増えていってません??新規の棚が増えていました笑

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とてもかわいいミニ招き猫たち。

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解説する松田(撮影してくれたOさん、ありがとう!)。背景に写っている三重塔にも猫がたくさんいるんですよ!是非探してみて下さい。

散歩参加者の皆さんの様子!参加学生からは、「今まで話せなかったクラスメイトと話すことが出来て良かった!」との声も何人かから聞くことができました!世田谷歴史散歩の一番の目的は「懇親」ですから、企画した甲斐がありました。嬉しいです! 20170603-DSC0607620170603-DSC0608420170603-DSC06087

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アイス成分を補給しつつ、世田谷散歩の最後の訪問地は代官屋敷、世田谷区立郷土資料館。最後はしっかりと世田谷の歴史について勉強いたしました。

みなさんお互いに気遣いながら楽しく散歩してくださいまして、本当に良かったと思います。松田もとても楽しかったです!このコースを回るのはもう7~8回目になるのですが、やっぱり回る学生たちが違うと毎回違う雰囲気になるのが面白いですね。

世田谷歴史散歩も2013年に最初に開催して以来、今年で5年目になります。毎年いろいろなコースを開拓してきました。来年はどこにしましょうかねぇ。五島美術館を組み込んだコースとか、長谷川町子美術館なども面白そうですね。歴文にはそうした地域の見どころに詳しい先生がたくさんいらっしゃるので、いろいろな先生と相談しながら、コースを開発したいと思っております。

受験生のみなさま、もしあなたが歴史好きならば、この昭和女子大歴史文化学科に来れば、仲間が一杯見つかりますよ!6月18日はオープンキャンパスが予定されています。是非一度足をお運び下さいませ!

おまけ……

世田谷歴史散歩のあとはお店を借り切って、みんなでトンカツを食べました!アフターのおしゃべりもとても楽しかったですよ~

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