介護レシピコンテストでグランプリを受賞しました👑

こんにちは!食安全マネジメント学科4年のF.Tです。
今回は、私が参加した
「マルハニチロ×ヤヨイサンフーズ 介護食レシピコンテスト」
についてお話します!

このコンテストは、マルハニチログループ2社
(マルハニチロ、ヤヨイサンフーズ)の冷凍介護食商品を使用し、
新たな介護食レシピを考案するという内容です。
応募者は、介護の最前線で働く「管理栄養士・栄養士」や「調理士」、
食を学ぶ「学生」が参加しています。

そして、私は今年度のコンテストで「グランプリ」を受賞することができました!
グランプリを学生が受賞するのはコンテスト史上“初”だそうです。
良い結果を残すことができ大変嬉しく思っています。

ではここからは、
①どのようなレシピを考案したか
②考案する際に心掛けたこと
の2点に分けてお話したいと思います。

【①レシピ内容】
「おもちdeラザニア」というレシピで応募しました。
高齢者の方々が思う「おもちは好きだけど、食べることに心配がある」
という気持ちを汲み取ったヤヨイサンフーズの「おもち風ムース」の良さを活かし、
もちっと食感が特徴のラザニアに仕上げました。
実際のレシピはこちらをご覧いただけると嬉しいです!

【②考案する際に心掛けたこと】
私が考案した手順はこちらです。
①介護食の知識や食べる方々のニーズの情報収集、強み・弱みの分析

②コンセプトの設定

③試作と改良

④応募

食べる方々のニーズの収集は知り合いの介護関係者に聞き込みを行い、
「意外と洋食が好まれる」「新しいものだとワクワクしている」という声を知りました。
そして、コンセプトは「味だけでなく、見た目や香りからもワクワクを届けられるレシピ」
と定めました。これらの過程から、本物のラザニアのような見た目の再現と、
最後にチーズをかけてこんがり焼くことで食欲のそそる香りを実現しました。

この方法は、食安全マネジメント学科での4年間の学びで得たものです。
例えば、コンシューマー マーケティング論の授業を通しては
「強み・弱みの分析」や「コンセプト設定」の重要性を学び、
栄養学実習では乳児期や高齢期の調理経験をつけました。
また、フードマネジメント演習で学んだ美味しそうに魅せる写真撮影方法は、
応募写真の撮影に活かすことができました。他にも多くの授業でマーケティングや栄養学、
調理についての知識を学んできました。

このように、食を文理両方の視点から学ぶ食安全マネジメント学科に入学したからこそ、
受賞できた賞だと思っています。
先生方、4年間多くの学びを本当にありがとうございました。

最後に、私は「どんな人にも食の楽しみを感じて欲しい」と願っています。
このレシピが誰かのもとに届いたように、
卒業し社会人になった際にもこの想いをより多くの人に届けられるよう頑張っていきます!

【公式HP】
https://www.medicare.maruha-nichiro.co.jp/26177/

【レシピ掲載URL】
https://cookpad.com/recipe/7047017