【食品安全学B】つくば視察ツアー ~現在、未来の食~

こんにちは。食安全マネジメント学科2年のH.Sです。

 

2月13日に、希望者でつくば視察ツアーに行ってきました!

今回のツアーは、農研機構の方々が案内をしてくださりました。

筑波大学のゲノム編集されたGABAトマトの温室や植物工場などの見学をさせていただきました。

 

1番最初に、筑波大学にある温室を見させていただきました。そこでは、世界で初めて開発されたゲノム編集されたGABAという成分を多く含むトマトの栽培方法を見学しました。実際にトマトの試食もさせていただきました。トマトは普通のミニトマトよりも少し大きく、縦長でした。味はミニトマトよりも大きなトマトの味に近く、とても美味しかったです。元々加熱調理用の品種のトマトをゲノム編集した、とのことだったため、加熱調理をするとさらに美味しくなるそうです。実際に開発をした方々のお話を直接聞くことができたのでとても貴重な経験となりました。

 

次に、食と農の科学館に見学に行きました。

そこでは様々なミルキークイーンや、エサ用のイネの品種など多くのイネの品種を見ることができました。また、遺伝子組み換えによる青いキクについてもみました。こちらはまだ実用化はされていませんが、現在、遺伝子が野生のキクに移らないように花粉や種子ができないキクにする研究を進めているそうです。それが実現すれば、ブライダルなど新たな用途で利用されると期待できます。

次に、植物工場に行きました。ここでは、トマト・きゅうり・いちごの栽培について見ました。密閉型育苗システムなど、普段見ることができない貴重な機械などを見させていただけました。

 

続きは、【食品安全学B】つくば視察ツアー ~遺伝子を考える~ に続きます。