2年次後期に昭和ボストンへの留学、そして3年次前期に韓国の淑明女子大学校に認定留学をした3年生のサヤさんより、韓国での留学を振り返る体験記を書いていただきました!
留学をしたきっかけ
元々、韓国の文化に興味があり大学から第二外国語として韓国語の勉強を始めました。大学1年生の頃、昭和女子大学内のLEPPというプログラムを通して、韓国人学生方と週1のZoomでの言語交流を行っていました。そこでは、お互いの文化を紹介し合い、韓国の生活や日本との違いにもっと興味を持ち、韓国語を使って生活をしてみたいと思い留学を決めました。
学校生活について
交換留学生は、学部関係なく授業を履修することができたので、自分の興味のある授業を取りました。
ひとつ韓国語で受ける授業を取りました。日本語学科の授業だったため、扱う内容は日本の文化や歴史についてだったのですが、日常会話とは違い専門的な言葉がとても多かったので、予習復習がとても大変な授業でした。授業で扱う韓国語を聞き取ったり理解するのは難しかったのですが、経験ができて良かったです。
どの授業も先生との距離が近く、先生によっては授業終わりに留学生活について相談に乗ってくれたりと親切な先生がとても多かったです。
試験期間中は、図書館で勉強する人がとても多いです。図書館には自習をしたりグループワークができるように4階くらいまで席があり、予約制です。何人かで大きな机を使うところもあれば、ソファに座って勉強をできたりと様々な種類があります。テスト前には、席がほぼ埋まっており、一生懸命に勉強する姿を見て刺激を受け私も図書館で勉強をしていました。また、試験期間前には試験応援キャンペーンのようなものがありました。勉強頑張って下さいの意味を込めて、先輩方がお菓子を配っていました。図書館以外にも、カフェや廊下に机があるのでそこで勉強をしたりZOOMをする人もいます。
(図書館の勉強スペース)
(中間試験期間中にもらったお餅)
大学の周りには、チェーン店から個人経営の飲食店がありいつも賑わっています。また、駅から大学に行くまでに様々なコーヒーショップがあるので手にコーヒーを持って通学をしている学生がとても多いです。今まで大学に行く際にコーヒーなどを持って行ったことがなかったので、とても新鮮な光景でした。韓国に行ってから、コーヒーを飲む機会が増えたと思います。韓国の学生は、カフェで勉強する人も多いです。スタディカフェも大学周りに多いのですが、カフェは試験前になると夜まで勉強する人で席が埋まっています。
留学中は、授業以外に異文化交流、言語交流プログラムや日本語教室などのプログラムに参加していました。日本語学科の授業を取っていたので、先生からの紹介で日本語学科の学生と言語交流プログラムを行いました。週1回Zoomをし、相手は日本語で私は韓国語を使って交流をしていました。お互いの趣味が似ていたことからZoomでは趣味について話したりお互いが気になる文化や、最近の流行を紹介しあっていました。相手の日本語の文章をより自然な言い回しに変えるお手伝いをしたり、同様に私も自分の韓国語の文法を見てもらっていました。韓国語を使って日本語を説明するのは難しく、紙に書いたり例文を見せたりしていました。説明を理解してくれたときや、韓国語で自分の伝えたいことが伝わった時は達成感を得ました。
もうひとつの交流プログラムは、留学生と韓国人学生合わせて4人一組で韓国語で交流を行っていました。週1回のZoomに加えて外での交流プログラムもありました。韓国の文化はもちろん、交流を通して様々な国の留学生と交流ができるので、いろんな国の文化や価値観を知れてとても面白かったです。
日本語教室では、韓国人相手に日本語で会話するのですが、相手にわかりやすいように日本語を教えたりすることは意外と難しかったです。相手の方が日本語のレベルがかなり高く最初は驚きましたが、同時に私も韓国語の勉強を改めて頑張ろうと思いました。
留学中は、留学生活をサポートしてくれるバディがいます。留学中、外国人登録や履修登録など様々なことを手伝ってくれて、韓国生活でわからないことがあれば質問をしたりしていました。バディのプログラムにも Welcome dayやFarewell day、韓国文化体験などもあり、Zoomでしたが参加をしました。また、大学には学部ごとにユニフォームジャケットがあり、交換留学生も作れるとバディから聞き作りました。
交流プログラム内だけではなく、週末一緒に出掛けることも多く、現在もKakao talkを通して交流を続けていて参加をして良かったなと思っています。文化交流をするだけでなく、お互いが何かしらの言語を学んでいるので言語向上のために頑張ろうねと励まし合ったりして自分のモチベーションにも繋がりました。
第2弾につづく。