福祉キャリア論にて、クラブツーリズム(株)・鹿内様をお呼びしました

こんにちは。さて、福祉キャリアコース・2年生の必修科目の、「福祉キャリア論」では、10月17日に、クラブツーリズム株式会社コミュニティ旅行センターの鹿内さんをお呼びし、バリアフリー旅行などについてお話を伺いました。

みなさんは、「高齢化社会」という言葉を耳にしたことがあると思います。それでは、高齢者の方々が定年後にお金をかけたいことってなんだと思いますか?実は「旅行」をしてみたいという人がかなり多いそうです。

でも、高齢者となり、障害と付き合わなくてはならない人も多く、通常のツアー旅行のペースに合わせるのが大変となり、「迷惑をかけるから・・」と旅行という楽しみを諦めてしまう人もいます。そのような社会のニーズを捉えて、クラブツーリズム(株)では「杖や車いすで楽しむバリアフリーの旅行」という企画を行っています。

なお、この「バリアフリーの旅行」の企画の一つである、「ドリームフェスティバル」という大きな旅行企画には、福祉キャリア実習の実習生として3年生が参加しています。今年も9月に6名の学生がお世話になりました。

鹿内さんからは、バリアフリーの旅行の概要や、鹿内さんがどのようなキャリアを経てバリアフリーの旅行を担当するようになったのか、お話いただきました。

企画、下見などで、移動・宿泊・観光先がバリアフリー化されているのか確認をしたり、旅行中に体調を崩す方への対応などご苦労もあるようですが、お客様の楽しむ姿が大きなやりがいになっているとのことでした。

福祉を学んでそれを社会で活かすというと、施設で職員として働くということがすぐに思い浮かぶと思いますが、このように例えば旅行会社で働くときに役立てられることもあるのです。

鹿内さん、お忙しい中ありがとうございました。