福祉社会学科インフォメーション 学科の新しい体制・教育内容について③

シリーズでお送りしている28年度からの福祉社会学科の改訂ポイント。

社会のニーズにこたえられる人材の養成と、女性としての生涯にわたるキャリア形成を実現するためのカリキュラムを用意しました。

今日は、前回のブログで取り上げた4つの学びの領域について詳しく説明します!

 


 

福祉社会学科では、社会的ニーズの高い4つの領域(「地域(コミュニティ)福祉」「保健医療福祉」「国際・多文化福祉」「児童家庭福祉」)を特に深く学べます。

 

①「地域(コミュニティ)福祉」領域

ソーシャルワークや地域福祉に関する基礎的な理論と方法を学び、これをもとに社会における課題の発見とその解決に向けて取り組む「ソーシャルワークプロジェクト」を必修科目として1・2年次に導入。

コミュニティ・サービスラーニング(市民性を育むために行われる地域貢献型の体験活動)を通じて、この学科における学習の動機づけを行います。

学科に開設されている様々な科目とのつながりを大切にし、現行の制度・サービスの検証を行うとともに、学生ならではのオリジナルな発想によって社会に向けた提案を行うことができる総合的な力を身につけます。

☘関連する科目の例☘

「福祉社会とボランティア」「地域福祉の理論と方法Ⅰ」「地域福祉の理論と方法Ⅱ」「ソーシャルワークプロジェクトⅠ」「ソーシャルワークプロジェクトⅡ」「ソーシャルワークプロジェクトⅢ」「コミュニティ・ビジネス論」

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②「保健医療福祉」領域
保健医療福祉分野で不可欠な基礎的な病気の理解を深めるための基礎的科目やメンタルヘルスに関連する科目を新規に開設し、この領域におけるソーシャルワークの学びを、段階を踏んで深められるようにします。

病院で患者さんやその家族の相談に乗る医療ソーシャルワーカーや心に生きづらさを抱える人の支援を行うソーシャルワーカーを目指す人に必要な知識と技術を深く学ぶことができます。

☘関連する科目の例☘

「保健医療サービス」「ライフサイクルと疾病」「人体の構造と機能および疾病」「精神疾患とその治療」「精神保健の課題と支援」「精神保健福祉論Ⅰ」「精神保健福祉論Ⅱ」「メンタルヘルスソーシャルワーク論」


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③国際・多文化福祉領域
福祉現場における実用的な英語表現や英語でのコミュニケーション能力の向上を目的として、福祉英語検定協会と連携し、1・2年次に「福祉英語」を新規に開設し、必修としました。

デンマークUCC大学などの協定校での留学が可能となる教育環境を整えるための科目や、多様な文化や価値観を持つ人を理解し、支援を行うための科目を新規に開設し、この領域における実践的な知識と技術を身につけられるようにしました。

☘関連する科目の例☘

「国際福祉論」「グローバル社会と福祉」「多文化ソーシャルワーク論」「国際福祉演習Ⅰ」「国際福祉演習Ⅱ」「国際福祉実習Ⅰ」「国際福祉実習Ⅱ」「福祉英語」

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④児童・家庭福祉領域
保育士資格科目を中心に、子どもの貧困や虐待に対応したソーシャルワーク(人権をまもり、差別や排除のない社会をつくるための理論と方法)を学ぶ科目に加え、学校教育の現場で児童・生徒や家族が直面している非行や不登校に対応するための技術を学ぶ科目を新規に開設します。

児童家庭領域のソーシャルワーカーの養成ともに、北欧福祉研修やデンマークUCC大学への留学を通じて、人権意識の高い保育士、ソーシャルワークの視点をもった保育士を養成していくことに取り組みます。

☘関連する科目の例☘

「児童・家庭ソーシャルワーク」「社会的養護」「社会的養護内容」「保育ソーシャルワーク」「スクールソーシャルワーク論」「障害児保育」「保育実践演習Ⅰ」「保育実践演習Ⅱ」

 

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福祉社会学科の学びの領域や詳細なカリキュラムについてもっと知りたい!という方は是非、8月22日(土)、8月23日(日)に開催されるオープンキャンパスにいらしてください。

教職員・学生一同心からお待ちしております!!!

See you♡