北欧研修 デンマーク王立病院

今日はデンマークの王立病院に伺いました。王立病院はコペンハーゲン大学医学部の付属病院でもあります。
大学病院ではありますが、主に難病や先端医療を必要とする方が入院しているため、他の総合病院ほど患者数は多くないです。

ここでは9人のソーシャルワーカー(以下、SWとします。)の方が働いており、それぞれに専門分野を持っています。

今回は小児がんと難病をそれぞれ専門にしている2人のSWの方に、主に入退院に関することやSWの役割を説明していただきました。

子どもが入院してる時には親も一緒に入院したり、その際の給料が原則補償されたりと、日本にはない制度がデンマークには多くあることが分かりました。
病院のSWは色々な課題を抱えている家族に向き合うため仕事は重要ですが、市のSWにはある決定権がないため、全国的に病院のSWの数は減少しているそうです。

病院の外観は特に新しい印象は受けませんでしたが、ロビーは北欧風のインテリアが多数置いてあり、あまり病院を感じさせないような雰囲気だと思いました。

gaikan

lobby

説明していただいた2人のSWの方にはこちらから質問したことにとても丁寧に答えていただき、私たちが知りたかった以上のことを教えていただきました。
今回は今までの北欧研修の中で初めて病院に伺うことができ、とても充実した講義になりました。

hokuou3