2017年度 ソーシャルワークプロジェクトⅢ~活動報告会 その13~

こんにちは!福祉社会学科2年のSです。
今日は私が履修した「ソーシャルワークプロジェクト」という授業の活動報告会および活動を通して感じたことについてお伝えしたいと思います。

活動報告会では、初めて後輩や高校生たち向けにプレゼンテーションをしたことで、いろいろな質問や感想を聞くことができ、よい振り返りの機会となりました。

世田谷ウォーキングフォーラムでのボランティア活動を通じて、持続的に社会貢献活動に参加するうえで大事な要素となるのは、自分自身が好きなボランティア活動を選ぶことだと思います。福祉社会学科においてボランティア活動は当たり前のように行われていますが、一般には実行している人数が少ない上、継続的にボランティアに参加するのは大変難しいことだと感じました。

ボランティア活動はアルバイトと違い、給料が出ません。ボランティアに行った先で「つまらない」「辛い」などのマイナスな印象を受けると、一回きりの参加で活動継続を諦める状況があると思います。

しかし、一口に「ボランティア活動」と言っても、様々な分野・様々な種類があり、いろいろと試すことができます。現時点でボランティア活動に参加してみたいと考えている人は好きな分野のボランティアを選んだほうが積極的、継続的に活動を楽しめることができると思います。自分の負担にならないのは、最も望ましいボランティア活動の参加形態だと考えます。

もう一つ大事だと思うのは、活動の終わりが全ての終わりではありません。今学期のソーシャルワークプロジェクトの授業は、社会への提案の部分をより重視したものとなっていました。

解決策を考えるだけであれば、それは難しいことではありません。しかし、その問題を解決するための人力や財力など、様々な面の力が必要です。

学生として、専門分野の学問以外のアイデアが浮かばないのは当たり前なことと思い込む人が多いかもしれませんが、実際に社会に出るとその一歩先のことを考える能力が不可欠だと思います。全般的な考えを養うのは大学生として大事なことだと私は思います。

ソーシャルワークプロジェクトの授業は一方的な知識の吸収ではなく、実際の運用に繋がっていると思います。

報告会後の交流会で、後輩や活動先の職員の方の話を聞いて、よりこの授業についてとっても有意義なことをしてきたのだと感じることができました。