熊本復興支援~北本ゼミから~

2016年4月14日21時26分、熊本で大地震が起きました。

それから2年がたとうとしています。今はニュースや新聞でもあまり取り上げられなくなりつつありますが、現状はどうなのでしょうか。ぜひ「熊本県社会福祉協議会」のHPをご覧ください。

http://www.fukushi-kumamoto.or.jp/

被災地では、まだ復興途中であり、色々な生活課題を抱えている方が多くいらっしゃることがわかります。

北本ゼミでは、北本が2016年5月に「熊本県軽費・ケアハウス協議会」に講演に行き、現地視察もさせて頂いたご縁で、その年の3年のゼミ生全員がその協議会に加盟している全施設(35施設)にお見舞いのお手紙やカードをお送りしました。

一方、福祉社会学科では、その年の2016年度に「福祉社会の実現に向けた福祉社会型(共感型)リーダーシップの研究と実践」というプロジェクトを計画・実施しました。

そのプロジェクトの計画では、、「誰もが安心して暮らせる福祉社会の実現を目指すために、必要なリーダーシップとは何かを考えること」と、「学生主体の実践的な活動を通して学生自身が必要とされるリーダーシップを身に着けること」を目的にしており、その中で、年度初めに熊本地震が起きたこともあり、学生たちがリーダーシップを発揮して、東京にいてもできる熊本復興支援として、「Twitterチーム」(熊本の名産品や熊本の観光地の紹介を通して、多くの人が熊本産のものを購入することや観光に行くことを支援する)が誕生しました。また、このチームでは文化祭(コスモス祭)で熊本復興支援の募金活動も行いました。

実は、その時に集めた募金(数千円)の寄付先が決まらずに残っていました。また、当時その活動を中心的に行っていたメンバーも、この3月に卒業となるため、そのメンバー(代表)と話し合い、そのお金で上記の「熊本県軽費・ケアハウス協議会」の施設にその後の復興状況のお伺いや応援のメッセージ送ることに使用することを考え、決定しました。

そこで、北本ゼミ(新4年生)がその意思を受け継いで、色紙を購入し、メッセージを作成してくれました。そのメッセージ作成に当たっては、被災後の被災状況調査の結果を読んでもらい、当時の状況を理解してもらったうえで色紙を書いてもらいました。

その色紙の一例が以下の内容です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

早速、この色紙を「熊本県軽費・ケアハウス協議会」の事務局(熊本県三和荘の後藤卓彌様)にお送りしました。今後、全施設(35施設)には、今後後藤様から個々にお渡し頂けるようですが、施設の皆様にとりまして、少しでも励みになれればと願っております。

また、熊本を中心とする被災地の皆様の生活安定が一日でも早く確立されますことを心からお祈り申し上げます。

最後に、ゼミ学生一同の写真を掲載させて頂きます!チームワークのよいゼミです!

(北本佳子)