キラキラ介護!!!

615日(金)、社会福祉法人光誠会の本部事務局長 古口文規さんが外部講師にいらしてくださいました。現在、福祉の分野の中でも介護の領域では、「人材確保」が大きな問題になっています。そうした中、古口さんがいる光誠会は、法人開催の就職イベントに130名が参加し、平成30年は60名の職員の入職がされたということです。こうしたことから、同法人は「キラキラ☆介護事業所グランプリ」の最優秀賞も受賞されています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、人材確保が成功している背景には、福祉(光誠会)のイメージアップ戦略(企業ブランドイメージの構築等)があるということで、福祉社会学科では介護福祉士の養成はしていませんが、「福祉サービスと組織の経営」の授業で、その経営戦略(イメージアップ戦略)のお話をしていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのイメージ戦略には、アニメや漫画といった視覚に訴えるもの(プロモーションビデオ等)の活用、若手職員が中心となって行うイベントなど、今までの福祉業界の枠を超える取り組みが多々ありました。

そうした取り組みと、古口さんからは社会福祉法人という非営利の組織の説明とともに、介護を含む福祉業界の仕事は、「景気に左右されない安定した仕事」「正規雇用での就職が可能」「AIにとってかわられない仕事」「若い人が意見を言えて楽しい職場」といったプラスの部分についての説明がありました。

そうした説明を聞き、学生からは「福祉のイメージが変わった」という意見がたくさんあり、これからの就職活動では、「大企業とか名前だけで仕事を選ばないことが大切」「10年、20年先を見据えて仕事を選ぶ」「今だけが良ければ、という考えをやめようと思った」という意見があり、さらに「自らのプロデユース力を磨き、自分から動こうとする力や決断力…ポジティブな考え方とプラスな言葉を発するよう心がける」「未来を変えるために今できることは何かということをしっかり頭に入れる」などの感想がありました。

今回は、学生が古口さんからたくさんの刺激を受けたようですが、古口さん(光誠会)の取り組みをより多くの方にも知っていただければと思いますので、ぜひ以下のホームページから光誠会のキラキラを感じてください。

http://kouseikai-flora.or.jp/

(北本佳子)