2018年度 ソーシャルワークプロジェクトⅠ~実践活動報告 その68-70~

☆女川町風の学校ボランティアワークキャンプpartⅡ☆

=その1=

私はソーシャルワークプロジェクトの活動で女川町の災害ボランティアに参加しました!

その中で特に印象に残ったのは「つながる図書館」に訪問したことです。

宮城県牡鹿郡女川町の女川生涯教育センターは東日本大震災の津波により建物が全壊し、センター内にあった図書室の資料は全て流出してしまいました。その後、日本ユニセフ協会の支援によって、2011年5月11日に子供たちの心の支えとして「女川ちゃっこい絵本館」を開館しました。

「ちゃっこい」とは東北の方言で「小さい」の意味です。約4千冊の絵本があり、子供たちの憩いの場となりました。これに一般書を加えた「女川つながる図書館」が平成24年に開館し、蔵書の8割ほどが全国から寄贈されました。

多くの人の支援によって完成したつながる図書館は暖かく、心を癒す大切な場所であるように感じました(^^)

また、被災当時のお話も聞くことができ、貴重な経験となりました。

ニックネーム N.S

 

 

 

 

 

 

 

=その2=

《きゅっきゅっきゅっ鳴り砂って知ってる?》

こんにちは!

私は9月頃に女川に鳴り砂清掃のボランティアに行って来ってきました!

皆さん突然ですが鳴り砂を知っていますか?

鳴り砂(なりすな)とは、砂の上を歩くとキュッとなる砂を言います。地域によって「なきすな」とも呼ばれていて、英語では”musical sand”と言われています。

浜の清掃活動では地元の「おながわの鳴り砂を守る会」の会員の人たち計約40人が参加し、海岸に流れ着いた流木やタイヤ、発泡スチロール、空き缶などを拾い集めました。

浜も綺麗になり、地元の人と交流ができとても楽しい活動となりまた。来年も行きたいと思います!

 

=その3=

女川ワークキャンプの集合住宅での活動についてまとめます!

住民の皆さんと紙ランタンづくりをメインとし、他にもお茶をしながら住民の方と交流したり夕食の準備や片付け、レクリエーションの準備などを行いました。

ランタン作りでは、住民の方々に教えてもらいながらデザインを考え、それぞれオリジナルのランタンを作りました。作っている時もお茶をしながら話している時も、一緒に楽しみながら時間を過ごしました。

夕食のカレー作りの時には、お肉の焼き方を教えてくれたり味付けの話では盛り上がったりと充実した時間を過ごすことができました。実際にランタンを灯すと、想像していたよりも綺麗で見入ってしまいました!

朝は感謝の気持ちを込め除草作業や掃除をし、その後のラジオ体操では住民の方々をお手本にして一緒に体を動かすことが出来ました。

短い時間ではありましたが、大原北区の方々のあたたかさをすごく感じることができました。普段はできない貴重な体験を沢山させていただき、自分の人生においても特に記憶に残る2日間でした。