今回は「ソーシャルワークプロジェクト」をご紹介します。この授業は、福祉社会学科1・2年次に履修する必修科目です。
福祉社会学科では、社会福祉士、精神保健福祉士、保育士、言語聴覚士といった福祉・医療関係の資格取得をめざすことができますが、福祉専門職の基盤として、地域にある課題に気づく力が求められます。「ソーシャルワークプロジェクト」の目的は、学生がボランティア活動を通して地域社会を知り、問題意識を育むことです。
1年次には、各自の学習テーマに沿って数日間のボランティア活動を体験します。2年次には、チームで活動計画書を作成し、地域に出て住民の方や専門職の方とともに行動し、地域のなかにある生活課題の発見と解決に向けた提案をめざします。
今年度「ソーシャルワークプロジェクトⅡ」(2年次)では、チームごとの活動計画書の発表会を前期のまとめとして行いました。発表会には、学科の教員だけでなく活動先の皆様にもご参加いただき多くのコメントをいただきました。お忙しいなかご参加いただきました皆様ありがとうございました。
プレゼンテーション能力を高めながら、施設や事業の理解や、課題の検討などの事前学習と、ボランティア活動の実践により、自己・他者・地域社会の理解を深めていきましょう。