北欧福祉研修6日目。
ヘルシンキのホテル、景色共に最高です(笑)いよいよ終盤に入り、視察も残り僅かとなりました!
この日は最初に、成人対象のファミリーセンターに行かせて頂きました。ここは、家族ぐるみでのサポートを行っていて、主に、依存性治療、健康・歯科サービス、精神医療を行っています。利用者の方がたらい回しにされることなく、ひとつの施設で治療を受けることが出来るようにするのが目的です。依存症治療においてこの施設の大きな特徴は、医療と社会サービスの専門家が集まり、チームを作って支援にあたることです。この中には、前に自らも依存症であった人も加わります。より近い立場である経験者に、話を聞いたり、相談にのってもらうことで、利用者の方のモチベーションの向上に繋がるそうです。
この視察を通して、全体的に利用者ファーストの支援が成り立っていると感じました。利用者の良いところを伸ばそうとしたり、治したいという意志を尊重し、あらゆる方法でサポートしたりと、施設全体で利用者の方々を支えようとしている姿が感じ取れて、とても良い経験になりました。
(1年 W.Y.)