1・3年生学寮研修代替プログラム『コロナ禍でもできるボランティア』Aクラスpart.1

1・3年生の学寮研修代替プログラムとして、オンラインでディスカッションを行いました。

各グループのまとめを紹介します。

テーマ:『コロナ禍でもできるボランティア』

 

A-1

(話し合いのまとめ)

①やりたいボランティア

・おもちゃ図書館

・学童や児童館

・在留外国人への支援

・ダンスやエクササイズの動画配信

・子ども食堂

②行うために必要なこと

・事前学習を通して得た知識

・自分が楽しむ気持ち

・積極性や主体性

・自身の健康維持

・相手を知ること

・ボランティアを行う拠点(受け入れ先)

・ルールや決まりを守ること

・礼儀や言葉遣いに気をつけること

・感染予防対策

(メッセージ)

コロナ禍のボランティア活動では、感染予防対策が重要になるため、できるだけ外での活動を行い、密室を避けることや定期的な換気を行うこと、そしてマスクやフェイスシールドを付けて飛沫感染を防ぐ必要があるという話が出ました。

また、グループ内で出た活動については、例えば、おもちゃ図書館では本やおもちゃを定期的に消毒する、学童や児童館での子どもと関わるボランティアでは、正しい手洗いのやり方を教える、子ども食堂ではお弁当を子どもたちに取りに来てもらい、渡すときにコミュニケーションを取るようにする、などの様々な意見があり、コロナ禍でも活動を可能にするための方法を考える、とても貴重な時間となりました。

 

A-2

こんにちは!学寮研修代替プログラムグループ2です。

 

私たちのグループではやってみたいボランティアとして、子ども食堂などの児童系や、地域活性化系、被災地系が挙がりました。

 

また、ボランティアで重要なこととしては、感謝の気持ちや上から目線にならないこと、礼儀や挨拶などが挙がりました。

 

さらに、コロナ禍でできるボランティアとして、施設利用者との文通や絵葉書でのやりとりなどが挙がりました。この2つは実際に夏休みに私たちが経験したボランティアで、対面ではあまり経験できない、字で書いて伝える楽しさや、距離があっても繋がれるという良さがありました。しかし、手紙が一方的で終わってしまうという課題もありました。早くコロナが収束し、対面でのボランティアができるようになってほしいです!

 

A-3

やってみたいボランティアとして、地方のボランティア、子供と関われるボランティア、海外ボランティア、スポーツボランティア、1人でもできるもの、障害児ボランティア、保護犬・保護猫活動の手伝い、などが挙げられました。

 

ボランティアとは何なのか、という話し合いでは、人との繋がりを強められるもの、やりたい人がやりたい時にやるもの、相手と自分の居場所を作るところ、秘密約束は守るもの、自分の成長につながるようにするもの、という意見が出ました。

 

そのようなボランティアに必要なものは、人材、主体性、環境、積極性、心意気、自分から行動すること、だと考えます。

 

対コロナ用のボランティアとして、zoomでの対応や、ボランティアマッチングアプリ、家にも居場所がない人のために話を聞く場所を提供するのが良いのでは、という意見が出ました。

 

A-4

今回の学寮研修プログラムを通して、今一度「ボランティア」の意義について考え直すことが出来ました。中でも、ボランティアに参加する際、明確な目的を持つべきなのか、将又「なんとなく」で飛び込んでみることを優先すべきなのかについての議論は正解がなく、大変頭を悩ませましたが、興味深くも感じました。また3年生の方の「ボランティアは義務感を感じた瞬間に終わる」と言う意見から、ボランティアはやはり社会性や連帯性、積極性や協調性を持ち、他者との交流を増やしたり、達成感を得て楽しいと感じられたり、何らかの対価が必要なのではないかとも考えることが出来ました。

今後行ってみたいボランティアについては、目新しいボランティアとは何か、既存のボランティアと社会の流れとを照らし合わせながら、議論を交わすことが出来ました。そこで共有した意見としては、ボランティアは対面であることに大いに意味があること、新型コロナウィルスで最も需要があるのは高齢者分野であること等でした。深く考えれば考えるほど、社会問題が浮き彫りとなり、今の社会システムのままではだめと言うことに気づかされました。したがって、今後は、現実を全て把握しきれていない学生だからこそ生み出すことのできる斬新なアイデアを考えていき、誰一人取りこぼすことのない社会に向け、微力ですが、尽力していきたいと思いました。

 

A-5

5グループでは、ボランティアは新しい発見ができたり、社会貢献ができる場であり、挨拶や礼儀などの最低限のマナーを守ること、主体性や同じ立場で活動に取り組む気持ちを持つことが大切であるなどの意見が出ました。

 

また、行いたいボランティアとして児童分野や高齢者分野での活動が多く上がりました。これらの活動を行うにあたって、対面では難しい場合にオンラインや手紙など生かしてその場に行かなくてもできる支援や交流を行うことができるのではないかという意見が出ました。

 

A-6

私たちの班は、コロナ禍で実践できるボランティアを「高齢者施設や障がい者施設に手紙や絵葉書を送ろう」というものにしました。コロナ禍によって外出したりほかの人と会ったりすることが難しくなっている今だからこそ、手紙や絵葉書を送ることで、少しでも交流を深められればと思います。また、形に残るものなので、何度も見返すことができるのも利点だと思います。以前からボランティア活動でお世話になっている施設だけの送り先を限定するのではなく、訪問したことない施設にも送ることで、より多くの人に元気を与えられるのではないかと考えました。

 

A-7

私達は話し合った内容を以下のようにまとめました。

ボランティア活動を行うにあたって、一歩通行にはならずボランティア先のニーズや課題その背景について調査し、福祉を学んでいる私達学生が出来ることは何かについて考えるべきだということです。

ボランティアを行う際は物理的に人が集まらないオンラインを活用し、様々なニーズを持った人達を巻き込んで交流する機会を作ることが私達がコロナ禍で行う事ができるボランティアだと考えました。