1・3年生学寮研修代替プログラム『コロナ禍でもできるボランティア』Aクラスpart.2

1・3年生の学寮研修代替プログラムとして、オンラインでディスカッションを行いました。

各グループのまとめを紹介します。

テーマ:『コロナ禍でもできるボランティア』

A-8

私たちの8班ではやりたいボランティアとして子ども食堂、学生への学習・進路支援、高齢者の居場所作りなどが挙げられました。ボランティアの主催者側として実現の可否や需要を判断したりボランティア側として同等の目線で接することを大切にしながら、コロナ禍でもオンラインを利用したり三密を避けつつ実施するといったwithコロナの新しいボランティアのあり方を模索していくことが大切だと感じました。

先輩方との交流では、出た意見を決まった時間内にまとめあげて短時間で資料まで作成してくれたのが凄くて、先輩方の実習の経験談なども交えて意見の交換が出来、今後の大学生活に活かせそうなことをたくさん学べました。

 

A-9

グループ9です。私たちのグループではボランティア先として子育てサロン、団地でのランタンづくり、文化交流などの対面で行うボランティアはもちろんですがゴミ拾いや病児に送るメッセージカードの作成など比較的人と直接的な接触がなくても行うことができる活動に参加したメンバーもいました。話し合いで「ボランティアとは」自分のできることを相手を尊重しながら自主的に行うこと、「ボランティアを行う上で求められるもの」はマナーやお互いの理解、十分な交流をして分の考えを押し付けないこと、「コロナ下でボランティアを行う際に必要なこと」は人数を制限することや密にならないように距離を保つことであるという意見でまとまりました。今回の学寮代替プログラムを通して、私たちは福祉社会学科で様々な専門知識を学んでいるため、その自覚を常に持ちながら今後も自主的にボランティア活動に参加していくことがとても重要であると感じました。

 

A-10

私たちのグループでは最初子ども食堂やフリースクール、児童養護施設でのボランティアをやりたいという意見が挙げられました。

ボランティアを行うにあたって、やりたいという気持ちがないと行動に移すことができません。またその気持ちを持っていたとしても、行動力がなければ参加することができません。そのため行動力ややりたいという気持ちが必要ではないかと考えました。また何気なくボランティアに参加していたら楽しい時間で終わってしまいます。何を目的にボランティアに参加したのか、何をしに行っているのかなど目的の明確化や、その活動が終わった後の振り返りを行うことも大切であると考えました。

このことを踏まえ、今のコロナ禍のなかでやりたいボランティアはオンラインフリースクールやオンラインクッキングです。オンラインフリースクールは勉強を教えるだけではなく、高校受験の面接練習や勉強以外のこともオンラインで行うことができるのではないかと考えました。またオンラインクッキングは子どもとネットを通して一緒に料理したり、そこで参加している親子の関係も深めることができるのではないかと考えました。

 

A-11

私たち11グループが考えたやりたいボランティアは、学生の対する学習支援、高齢者と触れ合うなど、人と接するものが多かったです。ボランティアに必要なことは、人材や自主性など行動の基礎となるものとは他に、ボランティアの提供者・受ける側関わらず一人ひとりの能力を発揮できるような役割がボランティアには必要なのではないかという意見も出ました。コロナ禍でできるボランティアは、オンラインを活用してできる学習支援(人びとが受動的にならないように、相互に教えあうなど、それぞれに役割を与える)や、密にならないような屋外授業ボランティア、話を聞いてほしい人にオンラインで通話を繋げるなど、コロナ禍で危険性を回避しながらできるボランティアを考えました。

 

A-12

私たちがしたいボランティア活動は「直接的な貢献」と「間接的な貢献」の二つです。

 

「直接的な貢献」では放課後等デイサービスでのボランティア、町おこし・地域コミュニティでのボランティア、災害ボランティアなどがあがりました。

ボランティアの本質を考えた際に、従来のボランティアは自身が現場に行き、経験をして、学び、学科の授業で報告という流れでした。しかしそこで終わらせるのではなく、継続するには、「間接的な貢献」も必要であると考えました。福祉に関心のない人にも興味を持ってもらえるように販売やSNSなどを通じて、その分野に興味・関心のある人を増やすこともボランティア活動の一環であると考えました。

 

次に私たちが考えるボランティアとは何かについてです。

 

ボランティアとは、人との繋がりを大切にする活動であり、自分自身の学びの場所であると考えます。さらに、全ての年齢層に向けた活動であり、同じ人間として相手を尊重し、助け合うことにも繋がると思われます。ボランティアをする際はは利益は求めず、見返りも求めないということが意見としてあがりました。ボランティアは、感謝されることが目的なのではなく、社会課題を解決することを目的としていると私たちは考えています。そして、自分自身の知識を深められる場所でもあります。ボランティアをすることは、自主性と主体性を育め、自分の知らないことを知ることができる場所であると考えました。

 

ボランティアに必要なことについてです。

 

ボランティアに必要なことは「目的を持つ」「礼儀作法」「積極性」「プライバシーの保護」「コミュニケーション能力」「広い視野」「健康」などがあがりました。

これらはボランティアをするのに最低限度必要なことであると考えます。

ここで1番必要なことは「してあげる」という奉仕・心持ではなく「共に自分自身を向上させる」といった気持ちであると考えました。

 

A-13

「自分がやりたいボランティア」では、障害者や児童、高齢者、コロナ禍でのメンタルサポートなどが多く挙がった。また、同一分野でもその活動内容は多様だった。

「ボランティアとは」については、互いに(する側とその先の人、する側の仲間)支え合うWin-Winな関係を築く、自分のやりたいことをする、経験から視野を広げるという意見が挙がった。このように、ボランティアの捉え方は個人によって様々であることがわかった。

「ボランティアに必要なこと」は、勇気と積極性、平等な関係、活動を振り返り次回につなげるという意見にまとまった。

「コロナ禍でやりたいボランティアをやる」には事前の情報収集、より積極的なコミュニケーション、感染予防の徹底やコロナに対する関係者との共通意識を持つことが大切だ、などの意見を共有した。

A-14       私たちの班では、ボランティアは強制ではなく無償性で自発的な社会貢献活動であり、参加意欲や他の参加者との協調性を忘れないことが大切である、という意見が出ました。

また、現在のコロナ禍という状況でできるボランティアとしては、接触を減らし、感染対策を万全に行ったうえで屋外などの換気の良い場所で行うべきである、運営団体による感染予防対策グッズの支給等の協力を仰ぐ、という話になりました。