今年度はコロナ禍で制限が多い中、実習施設のご理解ご協力の下、社会福祉士を目指す学生36名全員が現場実習を行なうことができました。
例年は対面による報告会を実施しておりますが、初めてのリモートによる開催の中、学生や実習指導者、教員等が多数参加していただきました。ご参加いただいたみなさま誠にありがとうございました。
今回の報告会に向けて、教員からの指導を仰ぎながら原稿や資料の作成などプレゼン準備を行ない、改めて実習を振り返ることで、より深い学習となったことと思います。
当日はそれぞれがパワーポイントにて実習での学びを整理し、成果や今後の課題を報告しました。
報告会終了後は、引き続きリモートにおいて、次年度実習を控えた学生と、発表を終えた学生、実習指導者が交流会を行ないました。実習に対する不安や、来年度に向けた準備方法などアットホームな雰囲気の中、情報交換が行われました。
実習では、実習当日や、授業内、そして報告会などそれぞれの体験を何度も振り返る機会が設けられます。自分の体験に対する感想や評価を改めて見返すことは、新たな気づきを得ることができます。また指導者や教員、クラスメートからの評価を通し、今後の課題を見出すことにもつながります。
実習後もこのような積み重ねを大切にすることは、実習体験を多面的にとらえることにつながり、将来の実践で役立つよう実習指導を行なっています。