7月31日の授業は、ゲストによる授業でした。Kyle Holzhueter さんによるテーマ “The revitalization of rural Japan”の講義でした。現代教養学科では学生の英語力をUPさせるために、多様な取り組みを行っています。日本の農村地域社会を対象とする本科目ですが、日本の農村地域のことに詳しく、環境やエネルギー問題、エコシステム等々について、グローバルな視点で研究をされておられるKyleさんに講義をしていただきました。Kyleさんは現在、日本大学生物資源科学部の研究員ですが、最近は自然建築研究家としてもご活躍されておられます(『季刊地域 Summer 2014 No.18』に実践活動が紹介されています)。
今回のKyleさんの授業では英語のレジュメが配布され、パワーポイントで示される豊富なデータ・資料も英語表記でした。講義の方は日本語を加えてお話していただきました。
学生たちは日本語と英語を対比させながら、現代社会はもちろんですが、将来に向けて日本の社会や農村地域を外から捉え考える機会となる貴重なお話をうかがうことができたと思います。
アメリカ人であるKyle1さんが、大好きな日本のことを真剣に考えている姿に学生の皆さんも感じるところがあったようです。授業を終えてのKyleさんの感想は、「学生の受講態度がとても熱心であったこと」で、強く印象に残ったようでした。
(記事:Y.S.)