現代教養学科ブログリレー 池田:国会図書館デジタルコレクションの紹介其の2 [2020年07月24日(金)]

与謝野晶子の声を聴いてみませんか?

-国立国会図書館デジタルコレクション:歴史的音源-

過日、「国立国会図書館デジタルコレクション」の中の「日本占領関係資料」を紹介したのですが、この度はその第二弾として「歴史的音源」を紹介します。

この「歴史的音源」では、1900年初頭から1950年頃までに国内で製造されたSP盤、金属原盤等に収録された音楽や演説等の音源をデジタル化したもの5万点が収録されています。

 

目立たないのですが、の先が「歴史的音源」です。

 

与謝野晶子は近代歌壇を代表とする歌人で、歌集『みだれ髪』を刊行、日露戦争に出征した弟を思う詩「君死にたまふことなかれ」などで知られていますね。

 

「与謝野晶子」で検索してみます。

 

この「歴史的音源」の検索ボックスに「与謝野晶子」と入れて検索すると、次のように出てきます。

 

この印が「インターネット公開」です。

 

この「歴史的音源」ですが、残念ながら全てのデータを聴くことができるわけではありません。公開範囲が「インターネット公開」「図書館送信資料」「国立国会図書館限定」とあり、「インターネット公開」となっているものだけが自宅等で聴くことができます。

 

この度は、幾つかある中の『自作短歌朗読』を選んで聴いてみました。短歌の素晴らしさはさることながら、与謝野晶子はユーチューバーの先駆けだと思いました。自分で作った短歌を、多くの人に届けることができるようにレコードに記録して、利益を得ていたわけですから!個人的にはこれから続くであろう暑い夏の夜に、一人で聴くと涼しさが少し増すようにも思いました。

 

他にも大隈重信や犬養毅といった歴史的人物の演説、敵機爆音集などがあり、なかなか面白い体験をすることができます。このコロナ禍によって、国立国会図書館への入館にはまだ制限がありますが、終息の暁には「国立国会図書館限定」の音源も聴いてみたいものです。

 

池田美千絵