ブータン王立大学短期招へいプログラム担当教員の藤原です。
BHUTAN WEEK 2022は、残る3日間のプログラムをもって全日程を終了しました。
大きな事故もなく無事に終えることができ、まずはほっとしています。
まずは5日目となる12月19日(月)のプログラム内容からご報告します。
台場・浅草ツアーを担当した中村・神作です。
午前中に日本科学未来館へ行きました。
その道中、ドラえもんの撮影スポットがあり、とても嬉しそうに写真を撮っていました。
日本のアニメを好きな人が多いようです。
未来館では日本の最先端の技術に興味津々で、勉強熱心な様子が伺えました。
午後からはお台場から浅草までホタルナという宇宙船のような船で移動しました。
浅草ではおみくじを引いたり、お土産やたこ焼きを買ったりと日本らしい景色や体験に興味津々で、思い思いに楽しんでいる姿が見られました!
6日目は、午前中に現代教養学科1年生必修授業である「地域をみる目」に、ブータンの学生たちにも参加してもらい、ブータンについての学びを深めました。
「地域をみる目」受講生には、事前にブータンを題材にした映画を鑑賞し、ブータンについての質問を出してもらった上で、この日の授業に参加してもらいました。
ブータンの学生が英語を流暢に話す姿を見て、大いに刺激を受けたようでした。
そしていよいよ迎えた最終日。
この日はまず、3年生のゼミの時間を使って、ブータンの学生との合同ワークショップを行いました。
「言語の壁を越えて協働する」をテーマに、非言語コミュニケーションや最先端の翻訳技術を活用したコミュニケーションなど、互いに言葉が通じなくてもさまざまなコミュニケーション手段があることを学んでもらいました。
その後、成果報告会・修了式を実施し、1週間にわたるプログラムは滞りなく終了しました。
本プログラム実施にあたり、学内外のみなさまにご支援・ご協力をいただきました。
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
[ 記事:ブータンプロジェクト一同 ]
※このプログラムは、科学技術振興機構(JST)が毎年実施している「さくらサイエンスプログラム」の採択事業として実施されるもので、招へい者の渡航費・滞在費の支援を受けています。