授業紹介【ソーシャルデザイン ラボ】その4~三井住友銀行さんとの連携(2)

こんにちは!現代教養学科、CLA Creative Lab(三井住友銀行担当グループ)3年の濱井美虹、2年の渡邉咲登です!
「ソーシャルデザイン ラボ(担当:見山謙一郎先生)」は、現代教養学科の産学連携プロジェクト”CLA Creative Lab”の活動のための演習型実践授業です。
4月の連携企業決定から約3ヶ月間、三井住友銀行さんとの連携プロジェクトでは「次世代がつくる未来のためにSMBCグループは何をすべきか」を提案するため、以下の3つのテーマで取り組んできました。

① 三井住友銀行およびSMBCグループの取り組みを「知ること」
② 三井住友銀行およびSMBCグループの取り組みをZ世代の若者に「伝えること」
③ Z世代の視点から三井住友銀行およびSMBCグループの社会的価値創造に繋がる新たな可能性を提案すること

話し合いを重ねる中で社会的価値創造「シャカカチ」へのアプローチとして、「自分軸」と「社会軸」の2つのチームに分かれて話し合いを進めていきました。

「自分軸」目線からの話し合い

「自分軸」を起点に、SMBCグループの取り組みを考察していくチームでは、SMBCグループの取り組み(シャカカチなど)を知ってもらう以前に「SMBCグループを知りたい」と思えるような興味、関心の動線となる間口(入口)を広げる必要があると考えました。そのために、以下の流れで話し合いを行っていきました。
1,自分たちにとって身近な社会問題(社会課題)を挙げていく
2,1を分類し、グループ分け(カテゴライズ)する
3,2の中で、銀行と関連させられるもの、繋がりそうなものは何かを考える
4, Z世代に興味、関心を持ってもらうためのきっかけを考える
その結果、最終的なアイデアとして、「SMBCグループを知ってもらう」きっかけをつくることを目的に、学生がSMBCグループの方々と連携しつつも、主体的に企画、運営するようなイベントを提案しました。

「自分軸」チームのプレゼン
「社会軸」目線からの話し合い

また、「社会軸」を起点に、SMBCグループの取り組みを考察していくチームでは、SMBCグループさんが実際に取り組んでいる社会課題を知ってもらうための動線となる間口(入口)を広げる必要があると考えました。そのため、以下のアプローチから議論を進めていきました。
1,Z世代の学生の銀行に対するイメージを話しあう
2,Z世代と社会課題の関係性を考える(そもそも、どんな社会課題なら自分事化出来るか)
3,金融包摂の視点から金融教育の意義や可能性を議論する
4,1~3の視点を踏まえ、SMBCグループのホームページやシャカカチ特設サイトの課題発見・改善提案
これらの話し合いの結果、世間が持つZ世代のイメージと実際のZ世代のギャップ、投資教育とは異なる金融教育の意義や可能性、SMBCグループのサイトに対する提案などをさせていただきました。

「社会軸」チームのプレゼン
三井住友銀行さんへの提案発表、中間報告

7月24日には中間報告として三井住友銀行社会的価値創造企画部の松田愛理佳さん、呉怜實さんにお越しいただき、プレゼンテーションを行いました。
発表後、お二人から、①若者(学生)の課題認識を明確化することや、②銀行と若者の未来とのかかわりをより明確化すること、③「自分軸」と「社会軸」を関連づけることなど、プレゼンに対する具体的なフィードバックをいただきました。

今後の取り組み

9月にはCLA Creative Labのメンバーで三井住友銀行本店にお伺いし、社会的価値創造企画部の方々に対する中間報告会(プレゼンテーション)を予定しています。松田さん、呉さんからいただいたフィードバックをもとに、夏休み中に準備を進めています。
また、10月からは中間報告会で提案した「間口(動線となる入口)を広げること」の先について、更に深めた議論を行っていきます。また、「社会軸」グループと「自分軸」グループのつながりも考えていきたいと思います。

学生の感想

三井住友銀行担当グループ のメンバー全員で「銀行」や「シャカカチ」について話し合ったうえで、メンバーそれぞれが、自分の興味のある軸(自分軸、社会軸)からの深堀りを行ったことで、共通の課題認識を持ちながらも各自の得意分野から考えることで、より提案を考えやすい体制となりました。その中で同じ軸のメンバー間でも一人ひとりの銀行や「シャカカチ」に関する認識は異なっていたため、話し合いの中で新しい発見も多々ありとても勉強になりました。
しかし、2つのグループに分かれて議論を進める中で、三井住友銀行さんと学生の間で「シャカカチ」に対する認識の違いが発生し、立場の違いによる差が面白く感じると同時に、すり合わせが難しいと感じることもありました。また、「社会軸」と「自分軸」それぞれのチームの間でも認識の差が発生している可能性があるため、学生同士の認識のすり合わせも今後の課題です。10月以降は前期で挙がった課題の解決に加え、よりよい提案ができるように、更に話し合いを進めていきたいです。

最後に

4月から進めてきたこのプロジェクトは、銀行サービスの利用者である私たちと、銀行双方のメリットやデメリットを考える必要があることや、プレゼンの難しさを改めて実感しました。インターンでもこの授業ほど自分たちで一から企画を作ったり、企業の課題や改善点について考えたり、提案させていただいたりする機会は少ないです。この貴重な機会を大切に最後までしっかりと取り組んでいきます。

以 上