2018年12月

果実のつく木 [2018年12月21日(金)]

12月も押し迫り、いよいよクリスマス、そして平成最後の年、平成31年を迎える時期となりました。正門からのアプローチを歩くと、BSTの手前の植え込みにある柿の木には大きな柿がまだ残っています。甘柿だとカラスが実をつついてしまうので、冬になっても大きな実が枝に付いたままになっているのは、きっと、渋柿だからでしょう。柿の渋さの原因は「タンニン」で、渋柿を食べると口の中で水溶性のタンニンが溶け出すので、渋く感じるのだそうです。

下の写真はカリンの木です。3号館の学園本部館側の壁面に添って立っています。今年も大きな実をつけていましたが、残念ながら、もう残っていません。カリンは、硬くて渋いので、そのままではなく砂糖漬けやジャム等に使います。咳を止める薬用効果もあります。 また、熟したカリンはとても良い香りがするので、部屋や車の中に置いて香りを楽しむ人もいるようです。

まだまだ学園内には、実のなる木があります。次の写真はちょっと見にくいのですが、みかんの木です。右下の方で葉に隠れていくつか実がなっています。まだ木の丈は1メートルもないほどですが、実をつけていますね。

さて、次も「ウォーリーを探せ」のような写真になってしまいましたが、この木には、何の実がついているのでしょう。

夏みかんです。右上から左下にかけて、こちらも葉に隠れていますが、大きな実がついています。夏みかんという名なので、実をつけるのは夏だけだと思うかもしれませんが、1年中、実がなっています。5月頃に白い小さな花が咲いて、6月頃から実が出来始めます。始めは、実がとても小さくて緑色なので葉に隠れてなかなか見つかりません。8月頃になるとだいぶ大きくなってきて、10月には夏みかんの枝がしなってしまうほど大きくなります。11月の中旬くらいから段々と黄色く色がつき始め、12月にはきれいに色づいて美味しそうになります。夏みかんの実はそのまま収穫せずに枝につけたままで年を越しても、次の年の初夏くらいまで、実は腐りません。

さて、最後にご紹介するのは・・・。
きんかんです。7,8月頃に白く小さな花をつけ、10月頃になると緑色の小さな実がなります。今頃が食べごろです。実より皮に栄養があるそうで、皮ごと食べられるようにと、甘露煮やジャム等にする方も多いようです。きんかんも咳や喉の痛みを止めるのに効用があり、消化促進にも良いのだそうです。みかん、夏みかん、きんかんは、西門から入って正面の中央グラウンドの手前に植えられています。

 

毎年のことながら、この季節になるとインフルエンザが流行します。みなさん、どうぞお元気で良い年をお迎えください。

3号館前の石像 [2018年12月14日(金)]

 3号館左前の植え込みに置かれている、道祖神です。もともと道祖神は中国の神様で、道教から生まれたという説もあるようです。峠や辻、そして、村境などにあって悪霊や疫病を防ぎ、旅人の道中の安全を守り、道案内を務める神様だそうです。お地蔵様などのように、日本には似たような役目の神様が多く存在するので、それぞれの由来が入り混じっていてあまり明確ではないようです。
 写真にある昭和の道祖神は、「佐渡からのもので、前を通る学生たちの平安を祈っている」と、本学の教職員が持っている教職員手帳の「学園探訪」に書かれています。向かって右に男性、左に女性の神様が肩を抱き合って立っています。しかし、よく見ると、左の女性の顎から口元の一部が欠けてしまっているようですね。

 学内で場所を移動したときにでも傷がついてしまったのでしょうか。花崗岩は、初めは堅いので、磨くと美しく、石材として広く用いられるようですが、風化するととても脆くなってしまい、少しでも何かに当たると崩れてしまうことがあるようです。昔からキャンパスにあるものなので、大切にしたいですね。
 国内では、長野県 安曇野が道祖神の宝庫だそうで、その理由は、川に大きな花崗岩がたくさんあったからとか。バラエティに富んだ表情をした道祖神を見つけながら、冬の安曇野を旅するのも楽しいかもしれませんね。もうすぐ冬休み。そろそろ休みの計画をする時期になりました。

今年のクリスマスツリーは [2018年12月07日(金)]

 もう12月を迎え、あと2週間で冬期休暇に入ります。今年の冬は雪があまり多くなさそうだと聞いていますが、東京はホワイト・クリスマスになるのでしょうか。ところで、昨年まで本学ではこの時期になると3号館前のヒマラヤスギに色とりどりの電飾をつけて、クリスマスツリーに仕立てました。


(2017年12月8日のプログから)

 

 今年は残念ながら、10月の台風でヒマラヤスギのてっぺんが少し折れてしまったため、ツリーの電飾が出来なくなりました。その代わり今年から、現代風のツリーがキャンパスにお目見えしています。

 

 新しいロータリーの中央のユリノキが、雪のように輝く電飾で飾られています。正門からキャンパスを覗くと、ちょっとツリーが遠くになりましたが、手前のブルーの光とマッチして、白く輝く中央の木がとても素敵です。

 

 クリスマスと言えば、日本の子どもたちはサンタクロースがプレゼントをくれるのを楽しみにしているのではないでしょうか。世界中の子どもたちが日本の子どもたちと同じように、サンタクロースからのプレゼントを楽しみにしているものとばかり思っていたのですが、最近、クリスマスにサンタクロースが来ない地域があることを知りました。オーストリアやドイツの南の地域、スイス、オランダなどの家庭では、クリスマス・イブの24日になると飾り付けを終えたクリスマスツリーのローソクに灯が付けられ、チリンチリンとベルが鳴り、お父さん、お母さんが子ども達に、「おや?何か音がしたけれどあの部屋に入ってみましょうか」「イエスキリストがいらしたのかな?」と言ってその部屋に一緒に入ると、ツリーがきれいに飾られていて、その下にプレゼントが置かれているというのが一般的とか。子どもたちは「イエス様がプレゼントを持ってきてくださった!」と喜ぶのだそうです。クリスマスプレゼントをくださるのは、サンタクロースではなくイエス様なのですね。誰がくださるにしても、特に子ども達にとっては、クリスマスプレゼントは嬉しいものですよね。
 今年の昭和の新しいクリスマスツリー、皆さんもどうぞお楽しみください。