管理栄養学科 特殊研究講座のご紹介

昭和女子大学では、年に1回~2回、各学科で特殊研究講座が行われています。

通常の講義とは別に、各学科の特色に合わせた講師の先生をお招きし、お話を伺う講座です。

今年度管理栄養学科では、前期には群馬大学名誉教授の高橋久仁子先生に

「メディアに惑わされない食生活」と題して、

フードファディズムについてご講演いただきました。

フードファディズムとは、「健康や病気に対する栄養の影響を過大に信じること」と

定義されています(Nutrition and behavior, 1991)。

管理栄養士は少なからず食品や栄養の機能について触れ、発信していくことがあります。

現代は、食品や健康に関する様々な情報があふれており、

特に管理栄養士は適切にその情報を伝えていく必要があります。

その重要性について様々な例を交えながらお話しいただきました。

 また、後期には公益財団法人国際全人医療研究所千代田国際クリニック院長の

永田勝太郎先生をお招きし、

「全人的医療と管理栄養士」と題して、

特に線維筋痛症と食事、血糖の影響を中心にご講演いただきました。

 講座によっては他学科の特殊研究講座を聴講することも可能ですので、

自身の所属する学科以外に講座にも積極的に参加し、見分を広めていってください。