今回、ご紹介する先生は、2026年4月に管理栄養学科に着任された齊藤るみ先生です。
齊藤先生は、学校現場でのキャリアに加え、教育委員会や文部科学省といった教育行政の立場からも、長年にわたり学校給食や食育の推進に携わってこられました。
これまでのご経歴や研究内容をはじめ、昭和女子大学の印象や受験生・在学生へのメッセージなど、たくさんのお話をお聞きしました。
Q1 これまでのご経歴や、取り組まれてきた研究テーマについて教えてください。
学校栄養職員として学校現場で勤務した後、栄養教諭制度の開始に伴い栄養教諭となりました。その後、教育委員会や文部科学省での勤務も経験し、現場と教育行政の双方の立場から学校給食や食育に携わってきました。
これまで取り組んできた主な研究テーマは、「学校給食を活用した教科等における食育の指導方法」と「学校給食の時間における目標や指導内容」についてです。特に、学校や地域による格差なく食育を行うために必要な取り組みや、学校給食を教材としてどのように効果的に活用していくか、また、学校での食育推進において栄養教諭がどのような役割を果たせるか、といった点に重点を置いて研究を進めています。
Q2 管理栄養士を目指したきっかけは何ですか?
もともと「学校で働きたい」という思いがあり、子どもたちに「食や栄養は、健康な身体をつくる基本である」ということを伝えたいと考えていました。そのためには、まず自分自身が食や栄養に関する専門的な知識をしっかりと身につける必要があると考え、その専門性の証であり、学びの基礎となる管理栄養士を目指しました。
Q3 昭和女子大学の管理栄養学科に着任された理由や、決め手となった魅力は何ですか?
大きな決め手となったのは、昭和女子大学の管理栄養学科が、管理栄養士を目指しながら「栄養教諭」の免許を取得できる環境である点です。私自身、これまで学校現場や教育行政の場で食育や学校給食に携わってきたため、これまでの経験を存分に生かして学生の学びに関わることができる点に大きな魅力を感じました。
また、単に専門的な知識や免許の取得を目指すだけでなく、その先にある「社会で自立し、活躍できる人材」を育てようとする昭和女子大学の教育理念にも強く惹かれました。
Q4 着任して半年が経ちましたが、実際に感じた管理栄養学科の雰囲気や、学生たちの印象を教えてください。
着任して半年が経ち、まず感じているのは、真面目に学びを深める学生がとても多いということです。管理栄養士という目標に向かって、日々着実に学ぼうとする姿勢が非常に印象に残っています。また、日々の講義や対話を通じて学生と接する中で、一人ひとりが自分なりに深く考え、今学んでいることを将来にどうつなげていくかを模索している様子が、ひしひしと伝わってきます。
Q5 現在取り組まれている研究内容や専門分野について教えてください。
専門分野は「食育」と「学校給食」です。これまで学校現場や教育行政の場で長く携わってきた経験も踏まえ、学校における食育のあり方や、学校給食が果たす役割などについて研究を行っています。
学校給食は、子どもたちに必要な栄養を提供するだけでなく、食について学ぶための重要な「教材」でもあります。毎日の給食は、食や健康への理解を深める場であることはもちろん、伝統的な食文化や地域の魅力、環境問題、さらには生産者の方々への感謝など、多角的な学びへと広げることができます。こうした学校給食が持つ教育的な価値や可能性を明らかにし、学校現場におけるよりよい食育や実践的な教育につながる研究に、これからも取り組んでいきたいと考えています。
Q6 休日のお過ごし方や、最近のリフレッシュ方法を教えてください。
休日は、愛犬と一緒に散歩をしたり出かけたり、家でゆっくり過ごすことが多いです。また、最近は映画を楽しむ時間や、体を動かして汗を流すことがとても良いリフレッシュになっています。
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Q7 最後に、在学生や管理栄養士を目指す受験生へメッセージをお願いします!
「食べること」は、私たちが生きていく上で欠かすことのできない営みであり、食や栄養は人の健康や生活を支える大切な基盤です。管理栄養士はその専門性を生かして、子どもから高齢者まで多くの人々の健康と暮らしを支えることができる、とても大きな可能性を秘めた仕事だと感じています。
大学での学びは覚えることも多く、時には大変だと感じる瞬間もあるかもしれません。しかし、一つひとつの学びや経験は、将来必ず「誰かを支える力」へとつながっていきます。
ぜひ、さまざまなことに興味を持って挑戦しながら、自分が心から「これをやりたい!」と思える目標を見つけていってください。
管理栄養学科には、齊藤先生をはじめ、豊かな現場・行政経験と食育への深い情熱を持ち、「学生の未来をともに切り拓きたい」という想いで一人ひとりに寄り添う教員が揃っています。これから進路をご検討中の皆さまや、保護者の方々に、専門的な学問の深さとあたたかな教育環境にあふれた学科の魅力が、少しでも伝われば幸いです。
齊藤るみ先生の研究業績👉HPより