第7期生・中国留学便り ~上海交通大学 4月編・その2~

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<一番大変な授業は何ですか>
一番大変な授業は口語です。先生にも問題があるのですが、スピードがとても速く、自分で文を作って発表するのが難しいです。そのため前もって予習を必ずするようにしています。後期にはいり授業の内容も難しくなったため、口語では中国人が普段話すスピードで聞き取れたとしても内容の理解に苦しみます。他にも精読のクラスでは高級クラスになり、書き言葉と話し言葉の区別がはっきりしてきたので、普段使わないような四字熟語や表現方法などを習います。どんどん専門的になってきていますが、いまだに自分が表現したいことを中国語を使ってうまく話すことができないので、今まで以上に口語に力を入れて勉強したいと思います。

<留学して良かったと感じるのはどんな時ですか>
留学してよかったと思うことは、言語の上達はもちろんですが、なにより度胸がついたことです。中国という国柄、自分の意思をしっかり持って行動しなければ相手に受け入れてもらえないことが多いです。中国人は基本的に自分が一番という考え方を持っていると留学をして感じました。私は周りに流されやすいタイプだったので中国にきて、自分の意思をはっきり伝えることが身についてきました。ある先生が、「人類が滅亡する時最後に残るのは中国人で最初にいなくなるのは日本人ではないか。」といいました。今考えてみるとなるほどと感じます。このような考えも留学して中国で生活をしているからこそ感じることができたのだと思います。

学校近くのマーラータンのお店。学生や地元の中国人にも人気
学校近くのマーラータンのお店。お昼は、学生や地元の中国人にも人気
ワンタンのお店。ピーナッツバターと醤油や辣油が混ざったタレがとても美味しく、大きくてお腹いっぱいに
ワンタンのお店。ピーナッツバターと醤油や辣油が混ざったタレがとても美味しく、大きくてお腹いっぱいに

<清明節はどのように過ごしましたか>
清明節は特に何もしなかったのですが、清明節で食べる「青団」という食べ物をほとんど毎日食べていました。去年の三月に短期留学をした時も食べていたので懐かしく感じました。「青団」は亡くなった人のお参りをしてから食べるもののようです。日本のヨモギ餅とほとんど同じで和菓子を食べる感覚でとてもおいしいです。今年は初めて韓国人の友達がおすすめしてくれた、青団の中に卵とお肉が入っているものに挑戦してみましたが、私には口に合いませんでした。次の日友達にあげると、日本人はまずいと言いますが、韓国人はほとんどおいしいというので不思議でした。味は食べてみればわかるのですが「ザ・中国」という味です。

清明節に亡くなった人のお参りをしてから食べる青団。日本のよもぎ餅に似た味
清明節に亡くなった人のお参りをしてから食べる青団。日本のよもぎ餅に似た味
上海植物園の花々
上海植物園の花々
桜がとても綺麗で日本に戻った様な感覚になれました
桜がとても綺麗で日本に戻った様な感覚になれました

☆R・A☆