第8期生・中国留学便り ~上海交通大学 4月編・その2~

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<一番大変な授業は何ですか>
個人的には当代文学が一番難しいように感じる。もともと持っている予備知識が少ないうえに、作品の中では普通語とはまた少し違った文学的表現や、普段の会話では使わないような複雑な言い回し、現代にはないような時代背景が見られることが多いため、理解するのにかなりの時間を要することもしばしばある。留学前に大学で必修科目として履修した現代文学の授業が驚くほど役に立たなかった(※教え方が悪いというわけではなく、やった範囲がそもそもずれていた)ので、実質的に一から学ぶ形となった。

<留学して良かった、と感じるのはどんな時ですか>
留学せずに日本にいたら出会えないような人たちとの交流を経て、自分のことを改めて見直すきっかけが作れたと感じる時。実際に外に出てこないとわからないような中国の実態や中国から見た日本の像をこの目で見て感じることができた時。寮で暮らしてはいるが、学生のうちに一人暮らしを体験することができている今この時。教室で学ぶ中国語とは違う、「生きた」中国語を街中で身に浴びながら学ぶことができると感じられた時。言葉を使う楽しさに出会えた時。

<清明節はどのように過ごしましたか>
自らが所属している学生団体freebirdの毎週土曜日に行われている会議がいつも通りあったので、それに参加した。今回は同月21日に行われたイベントのリハーサルが主な活動だったため、会議らしい会議と言うよりもイベント前最後の調節を行ったという感じだった。そのあとは先日募集した新メンバーの面接があり、代表のアイデアによりメンバー全員で面接をすることとなった。結果、日本人2人中国人2人の計4人が新しく加入し、メンバーのおよそ半分が今学期からというのもあり新鮮みを感じた。

グループ交流の様子
イベントの全体の様子
打ち上げ時の様子
イベント終了後の記念撮影

☆A・K☆