光葉博物館春の特別展 見どころとエピソード① [2018年06月14日(木)]

<研究室便り>

6/1(金)より光葉博物館にて、春の特別展「図書館70周年・近代文庫60周年記念 ことばのいろ
ことばのおと~人見東明と白秋・露風の詩の世界~」が開催されています。

本展示の見どころをご紹介します。まずは本学創立者・人見東明に関してです。

■北照高等学校校歌(大正12年制定)作詞
『人見東明全集』未収録です。

大正9年9月「日本女子高等学院」(昭和女子大学の前身)を創設して3年にあたる人見東明先生が、
どのような経緯で作詞したのか、しかも「証城寺(しょうじょうじ)の狸囃子(たぬきばやし)」
「シャボン玉」の作曲で有名な中山晋平と組んで……、と謎はつきません。「緑が丘」「理想」の
二語は本学の校歌、祝歌にも用いられており、まるで校歌の兄弟です。

この作詞の発見にも次のようなエピソードがあります。

高校野球の甲子園全国大会では勝った高校の校歌が流れます。北照高校の勝利の校歌が流れた時、
偶然本学の卒業生が〈作詞 人見東明〉に目を止め、本学名誉教授・杉本邦子先生(日本語日本文学科)に
知らせてくださいました。その情報は、近代文化研究所に伝えられ、今回初めて公になったのです。

時を超え、東京と北海道をつなぎ、卒業生との横のネットワークの強さも証した、すてきな発見でした。

春の特別展「図書館70周年・近代文庫60周年記念 ことばのいろ ことばのおと~人見東明と白秋・露風の詩の世界~」
会期 2018年6月1日(金)~30日(土) 10:00 〜 17:00
会場 昭和女子大学 光葉博物館
休館日 日曜日※6/17(日)は開館
入場無料。

特別展「図書館70年の歩みⅠ~特殊コレクションヒストリー」
会期 2018年6月1日(金)~30日(土)
会場 8号館1階昭ルーム・8号館3階図書館コミュニティルーム
入場無料。

(FE)

展示の様子

北照高等学校校歌

ぜひお越しください