2020年2月

2019年度・学生研究発表会が開催されました [2020年02月27日(木)]

<日文便り>

2月25日(火)の3・4限に学生研究発表会が開催されました。

発表は3つの会場に分かれて行われました。
8号館5L44教室:上代文学・中古文学・中世文学・中国文学
コスモスホール:近代文学・児童文学
オーロラホール:日本語学・日本語教育

学生研究発表会では、各ゼミから選ばれた4年生の発表者が、
執筆した卒業論文をもとに自分の研究の成果を報告します。
3・4年生は所属のゼミと関連する分野の発表を、1・2年生は自分の興味のある分野の発表を聞きに行きます。

発表者たちは、念入りに発表用の資料の確認を行い、
ゼミによっては直前までリハーサルを行う様子も見られました。

 
★上代文学・中古文学・中世文学・中国文学の様子

 

 
★近代文学・児童文学の様子

 

 
★日本語学・日本語教育の様子

どの学生も自らの研究成果を堂々と発表していて素晴らしかったです。

自分自身で研究を深めることも大切ですが、他の人の研究成果を聞くことで、さらに視野が広がり、
新たな発見をすることもできるのではないでしょうか。

今年度も非常に充実した学生研究発表会となりました。

(UR)

 

 

 

 

 

 

森鷗外と美術 ― 「花子」をめぐって ― [2020年02月25日(火)]

「文学と美術」(日本文学Ⅰ・近代B)の後期の授業は〈夏目漱石と美術〉の
話をしたところで終ってしまい、他の作家の話ができなかったので、このブログで
〈森鷗外と美術〉について、書いておきたい。
鷗外と美術との関係は多様だが、その典型は「花子」(明治43/1910年7月発表)
という短篇小説だろう。

あらすじは――
パリのロダンのアトリエへ、通訳の久保田医学士に伴われて日本人の女優花子
が訪れる。ロダンは彼女の素描をするために呼んだのだったが、久保田は見かけ
がみすぼらしい花子を、日本の女性としてロダンに紹介するのが恥かしかった。
が、ロダンは張りつめた全身をもっている花子の姿を見て満足していた。やがて
花子のデッサンを終えたロダンは、久保田に西欧の美とは違う花子の美しさに
ついて語るのだった。

1910年当時のロダン(Auguste Rodin 1840‐1917)は70歳。ここに登場する「花子」
は本名を太田ひさ(明治1/1868-昭和20/1945)といい、愛知県生れ、芸妓として
暮していた明治35年に、コペンハーゲン万博で働くためヨーロッパに渡り、高名な
舞踊家で興行主のロイ・フラーに見出され、「花子」と名乗り、日本演芸の一座を
率いて活躍。ロダンは1907年に舞台の花子を観て以来、彼女をモデルに塑像を造って
いた。

【空想する女・花子】

したがって、この鷗外の短篇は、全くのフィクションではない。
ロダンが、わが国で「近代彫刻の父」として知られるようになったのは、明治43年
11月の雑誌「白樺」の「ロダン号」の特集だった、といわれているが、それよりも
四か月先んじて、鷗外はロダンを小説の中に登場させたのだった。
当時のロダンの評判は、フランスからよりも、ドイツを経由して日本に入って来て
いたので、ドイツ通の鷗外は、いち早く彫刻家とモデルの日本女性花子との間柄を
知っていたわけである。
ロダンは生涯に、花子をモデルとする彫刻58点と30点以上のデッサンを残している。
作中、ロダンと久保田医学士が挨拶を交わす場面には、

ロダンの目は注意して物を視るとき、内眥(めがしら)に深く刻んだような皺が出来る。
この時その皺が出来た。視線は学生から花子に移つて、そこに暫く留っている。
学生は挨拶をして、ロダンの出した、腱一本一本浮いている右の手を握つた。
La(ラ) Dainaide(ダナイイド)やLe(ル) Baiser(ベゼエ)やLe(ル) Penseur(パンシヨオル)を作った手を握った。
そして名刺入から、医学士久保田某と書いた名刺を出してわたした。

とある。
La Dainaide「ダナイス」(1889)、 Le Baiser「接吻」(1888‐90)
Le Penseur「考える人」(1881‐82)は、むろんロダンの代表作だが、
このフランス語の原文から、ただちに彫刻の実像を思い浮かべることのできた読者は
きわめて少なかったであろう。
しかし、鷗外がこの小説で、読者に一番伝えたかったのは、次のような
ロダンの言葉だったにちがいない。

【ダナイス】


【接吻】                【考える人】

「人の体も形が形として面白いのではありません。霊の鏡です。形の上に透(す)き
徹(とお)って見える内の焰(ほのお)が面白いのです。」
「マドモアセユは実に美しい体を持っています。脂肪は少しもない。筋肉は一つ
一つ浮いている。Foxterriers(フォックステリエエ)の筋肉のようです。
腱(けん)がしっかりしていて太いので、関節の大(おおき)さが手足の大さと同じになっています。
足一本でいつまでも立っていて、
も一つの足を直角に伸ばしていられる位、丈夫なのです。丁度地に根を深く卸(おろ)して
いる木のようなのですね。肩と腰の濶(ひろ)い地中海の type(チイプ)とも違う。腰ばかり濶くて、
肩の狭い北ヨオロッパのチイプとも違う。強さの美ですね。」

ロダンは、日本人の久保田が「一種の羞恥を覚える」ほどの、「別品ではない」
花子に、均整のとれた調和的な「美」を見出したのではなかった。
つまり、「形」の上にあらわれる「内の焰」こそが彫刻で表現すべきものであり、
その「強さの美」を日本の女性花子の「体」が、文字通り体現していたのだ。
ギリシア・ローマ時代以来の、ヨーロッパの美の基準に対する「内の焰」=内面の
重視、それが彫刻家ロダンの「近代」的な芸術観にほかならないこと、その芸術観が
モデルとして花子を選び出したことを、鷗外は読者に伝えたかったのだと思う。

なお、ロダン、花子ともに実在の人物だが、日本人通訳の医学士久保田にも、
モデルがいたといわれている。
そのモデルは、名を大久保栄(1879‐1910)といい、鷗外宅の書生をしながら
長男於菟(おと)の家庭教師もつとめた彼は、帝国大学医学部を首席で卒業し、病理学研究
のためドイツに渡ったが、腸チフスに感染し、出先のパリで明治43年6月11日に
逝去、享年わずかに31であった。
死の直前の6月9日に、鷗外はパリに来ていた大久保あてに手紙を送っている。
大久保がパリで客死した翌月に発表したこの小説に、その名字から二字を取って
医学士「久保田」を登場させたのは、作者鷗外の、大久保に対する深い哀悼の
意に発しているのだ。
芸術作品は、鷗外がロダンに言わせたように、「内の焰」から産まれるもの
ではあることはむろんだが、こうした人を悼むこころがそれを支える時もある。

大学の授業は、教室で受けた講義の内容を理解すれば終り、なのではなくて、
そこから自分の知見を広げ、深めるためのひとつの契機、出発点である。
もしこの話題に興味を持ったなら、ぜひ鷗外のほかの小説を読み、また、ロダン
の彫刻を実際に観てほしい。
上野の国立西洋美術館の前庭には、「考える人」をはじめとするロダンの彫刻が
何点も置かれていて、入館しなくても、思う存分、観ることができる。
鷗外も、ロダンも、あなたが作品を観てくれることを、きっと望んでいるはずだ。

(吉田昌志)

画像元:『ロダン事典』淡交社、2005,4

日本文学研究会が開催されました [2020年02月19日(水)]

<日文便り>

2月19日(水)3限に、日本文学研究会が行われました。
日本文学研究会は、一年に一度、学内の日本文学・日本語学に関心のある教員によって開催されます。
今年度は児童文学と日本語学の二つの分野で研究発表されました。

福田 委千代 氏
「三つのペンネーム――伊東英子と「赤い鳥」――」


須永 哲矢 氏
「コンピュータ時代の言語研究と学校教育」

学内の研究発表会では、所属や分野にとらわれず、たくさんの教職員の方々が参加します。
今年度も多くの教職員が参加し、質疑応答も行われました。
普段はなかなか聴くことのできない教員の研究発表を聴けるとても貴重な機会となっています。

(UR)

キャリア支援講座 内定者座談会 [2020年02月17日(月)]

〈日文便り〉

日文主催、キャリア支援講座 内定者座談会が開催されました。

4月からさまざまな職種に就く5人の先輩が、
就職活動を経験したからこそ伝えられること、伝えたいことを
後輩たちに惜しみなく語ってくれました。

集まった1~3年生たちも、先輩に聞きたいことはたくさん。
学年によっても、希望する職種によってもその内容はさまざまです。

後輩から先輩への質問は途切れることなく、
4年生の説得力のあるリアルな体験談に
真剣にメモをとる姿や、目から鱗が落ちたような表情もたくさん見られました。

以下、アンケートより参加者の声です。

・先輩方の話を一人一人聞ける時間があって嬉しかった。少人数だったので質問しやすかった。
・当時使っていた手帳などを見せていただけたのが良かった。
・同じ学部の先輩と話す機会は中々なかったので参考になりました。
・実際に就活を終えた方の生の声を聴くことができてとても参考になりました。今後何をしたらいいか少しわかったような気がしました。
・様々な業界の就活の話が聞けて良かったです。
・あまりまだ就活に力が入っていなくて、焦りと、本気で頑張らないとという思いが強くなりました。
・自分の不安を見つけ出せてよかったです。
・気になる業種の方とお話しできて良かったです。
・就活について不透明な部分が多かったのですが、少し先が見えた気がしました。
・「文系だから」「日文だから」と思わずに幅広く業界を見ていきたいです。
・どの時期に何をした方が良かったかなど聞けて良かったです。
・自分の見ている業界以外の話が聞けてとても勉強になりました。
【テンプル大学からの参加学生】
・いろいろな業界に就く方々の経験が聞けて、日本の就活について役立つ情報を得ることができました。

最後に、座談会に参加してくださった4年生から皆さんへのメッセージです!

・今回の座談会を通して、後輩の皆さんの不安を少しでも減らすことが出来ていればと思います。
色々な業界を見て、実際に働いている方のお話なども聞いた上で、自身の希望する道を決めて頂きたいです。先の見えない不安に駆られることもあると思いますが、焦らず頑張ってください。(KN)

・参加者の皆様が積極的に質問してくださったのが印象的でした。
1年生から3年生まで様々な質問がありましたが、学年が上がるにつれて具体的な質問が多く見られました。それだけ就活を意識しているのだと思います。
就活には漠然な不安が伴うものです。今回の4年生の体験談は一例に過ぎないので、参考にしつつも皆様には皆様なりの就活をしていただければと思います。頑張ってください。応援しています。(MA)

・「やりたいことは、やり切った!」と思っていた学生生活。
けれども、1-3年生と話をする中で、「これもやりたかったな」「もっとこうすればよかったな」という反省が何点も出てきました。
ぜひやりたいこと、気になることにはすぐにチャレンジをしてほしいです。
そして、1-3年生の学生生活がより素敵な時間になることを願っています。ありがとうございました。(IM)

4年生のみなさん、ありがとうございました。
1-3年生のみなさん、先輩方からのアドバイスを胸にこれからの就職活動頑張ってください!

(IR)

 

教育実習直前講座開催! [2020年02月14日(金)]

〈日文便り〉

日文の教職を履修している3年生を対象に、教育実習直前講座が開催されました。
こちらは毎年2月に外部講師の先生をお招きして行っている、日文主催の講座です。
今年も、川合正先生と中村敦雄先生に教えていただきました。

川合先生の講座「生徒との信頼関係構築こそが全てのはじまり
~教育実習で求められるコミュニケーション力~」では、
教育実習生として生徒と接する時に必要なコミュニケーションについて学びました。
川合先生は、教育実習中、生徒と年齢も近いことから
教員ではなくあえて実習生に、生徒は悩みや困っていることを相談することも
ありえるとおっしゃります。
その時に「聞き上手」になることがとても重要だということでした。

 

具体的には、生徒が自分の話をしているときに、質問や命令をするのではなく
まずは共感と受容をし、生徒の気持ちを確認してから
決断や結論を生徒自身に導き出してもらう、といったことです。
ここで難しいのは、アドバイスしようとしないこと。
あくまで自分は、相手が考えていることを引き出すのが大切です。

実際に二人一組で、教師役と生徒役になってロールプレイしました。
頭では分かっていても、どのように会話を進め、話を着地させるかなかなか分からない…。
講座では、多くの気づきと学びが得られたようでした。

学生の感想をご紹介します。
生徒とのコミュニケーションの取り方を具体的に学ぶことが出来ました。特に聞く姿勢がどれほど重要であるかを知り、共感することを忘れずに実習にいどみたいと思いました。また、生徒は教師の言葉一つで将来を左右することをしっかり自覚し、発言には気をつけたいと思います。(MD)
子ども達と接する心持ちとその方法を学ぶことが出来勉強になりました。(AM)
生徒とのコミュニケーションをとる難しさを知りました。生徒の話を聞くときに共感して話を聞いてあげることの大切さを知りました。でもその後の返しが難しく、どう生徒に返してあげればいいのかと思い、困惑してしまいました。今日やったことを教育実習にいかしていきたいです。(TK)
生徒が相談に来た時、良いアドバイスを言わなくてはと思っていたので、気づかされることが多かったです。(RN)

ぜひ今回の講座を通して、自信をつけて教育実習にのぞんでください!
学科一同、応援しています。

(MR)

日文新春落語会~林家きく麿師匠をお迎えして~ [2020年02月05日(水)]

〈授業風景〉

日文の開講科目「日本語学入門A・B」の授業で
落語家の林家きく麿師匠をお迎えし、「日文新春落語会」が開催されました。

これまでに落語を聞いたことがあるという学生はたくさんいたものの
実際に寄席に出かけたことがあるという人はほとんどいません。

今回は、TUJの学生の参加もあり、「初天神」「時そば」の二席を共に楽しみました。

教室につくられた即席高座を目の前に
皆、きく麿師匠の語りに知らず知らずのうちに引き込まれていきました!

以下、参加した学生の感想です。

*********************************************

*私たちの反応を見て素早く対応して話してくださったのがすごいと思いました。教室中が一体となって笑い、夢中になって聞いていた様子が印象に残っています。また機会があったら自分でチケットを取って行ってみたいです。

*間の取り方や、人物のキャラクター付け、そばのすすり方、、、以前聞いた「時そば」と大分違う点があり感心しました。様々な人の同じ演目を集めて違いを分析などしてみたら、師匠の教えなどがわかって楽しそうだと思いました。

*聞く人に笑ってもらう、すなわち面白く話をするということは私たちが想像している以上に難しいことだと知りました。何気なく聞いていて複数の登場人物が出てきても、違和感なく話の展開についていくのに多くの工夫がされているのだと感じました。落語はもちろん、他の古典芸能でも間は重要であり、間は日々の鍛錬や経験によって身につくものだということを感じました。これを機に古典芸能の奥深さに触れる機会を増やそうと思いました。

*「時そば」は昔何度も見たものだったのですが、久しぶりに見てオチがわかっていてもやっぱり面白いものだなと感じました。子ども心ながらに、なんで2人目の人はもっと遅い時間にしなかったんだろうと思ったりもしていましたが、そういう少し抜けた人間味のある登場人物や「初天神」の子どものようなちょっとずる賢い人がいるから面白いのかなと思いました。

*きく麿師匠は、自分が見えない語りがよい語りであり背景と同化するのがよいと話していましたが、私は一つ目の話はすぐに親子が、二つ目は蕎麦屋と男性が思い浮かんだので、きく麿さんの良い語りが見えてきけたので大満足でした。

*質問の時間に、きく麿師匠がおっしゃっていた「笑わせようとすると自分が出てきてしまう」というのが印象に残りました。私が大好きな漫才、コントにも当てはまる部分があると思い、深い世界だと思いました。

*世間話のようなお話が始まると、話の節々で笑いが起き、お笑いのような「笑わせてやろう」と身構える笑い話とは違い、リラックスして聞くことができました。世間話から物語に入っていく入りが流れるようで、噺家さんの影がすーっと薄くなっていくのを体感して不思議な気分になりました。

*「初天神」で、親よりも子供の声が高く、無邪気で、細かなところまで伝わってきてすごいと思いました。子供が飴玉を口の中で転がしている様子や、親が団子の密をなめている様子は本当に目の前に本物があるのではないかと錯覚してしまうほど、言葉の調子や体の一部を使用した表現が上手でした。

*一人でたくさんの役をこなすうえで、誰がしゃべっているのかを客にわかってもらうための様々な技巧が見えました。例えば幼い子が話してるときは指を組んでもじもじしながら舌足らずで話すなど、話している人は同じでも、話し方、体の動きを変えるだけで全く印象が違って見えることに驚きました。

*私は落語を難しいものだと思い込み、毛嫌いしていたのですが、ストーリーが面白く、つい真剣に聞いてしまいました。食べず嫌いのものが本当に単なる食べず嫌いだったときと同じ感覚です。落語について説明をしていたのに突然ストーリーが始まっている現象、切り替えの早さに驚き、聞いている側は油断できないと思いました。人を自分の話に吸い寄せる力が私にもあればいいのにと思ってしまいました。

*今回の落語はどちらも内容は江戸時代あたりの出来事を描いており、出てくる基本的な言葉や口調に時代がにじみ出ていたと同時に、明らかに現代の言葉でアレンジされている部分も存在していて面白いなと思いました。

*扇子一つが箸になったりおいしい水あめになったり、見ていて錯覚を起こしそうになりました。小さな子がお父さんに一生懸命おねだりをする姿が、落語家さんを通して浮かんできました。子が父に話しかけるとき、父が子に話しかけるとき、父が店主に話しかけるときで顔の方向が決まっていたり、扇子をところどころ活用したりと、じっくり見ると気づくことが多くありました。そばをすする咀嚼音は上手すぎて苦手なくらいでした。噺の後にうかがったように、弟子、師匠という関係を大事にしているこの芸能はすごく面白くて、これからも残されていくべきものであると強く感じました。

*落語家を目指してから一体何杯のそばを食べたのだろうか。落語を見終わった後、ただただそばをすする動作のリアリティに驚かされました。一体舌をどう動かしたらまるで口の中にそばがあるかのようにすすることができるのか気になり、正面の席に座れなかったことを後悔しました。

*落語会のあと、「初天神」の台本をネットで検索して読んでみました。落語を聞いた時は面白かったのに、台本を読んだだけでは面白味を感じませんでした。そんなことからも噺家さんはすごいと感じました。

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落語のあとも、TUJの学生も含めたくさんの学生からきく麿師匠への質問が飛び交い、
皆が落語に魅了された大変充実した時間になりました。

林家きく麿師匠、ありがとうございました!

(IR)

推薦図書・入学準備について [2020年02月03日(月)]

日本語日本文学科に合格おめでとうございます。

これから始まる大学生活に期待を寄せる反面、少し不安な方もいらっしゃることでしょう。4月の入学までの期間を利用して、ぜひ、日本文学や日本語に関する知識を深めておいてください。
以下に、みなさんにぜひ読んでおいていただきたい本を紹介しています。中には難しい内容や読むのに時間のかかる本もありますが、全て読めなくても、自分を試すつもりで、複数冊読破にチャレンジしてみてください。

<学科推薦図書>

日本語日本文学科の学びの分野から1冊ずつ推薦します。

近現代文学  新潮文庫『日本文学100年の名作』シリーズ 全10巻のうちどれか1冊

古典文学   講談社現代新書『知っている古文の知らない魅力』(鈴木健一)

日本語学   光文社新書『日本語は「空気」が決める 社会言語学入門 』(石黒圭)

日本語教育  岩波新書『やさしい日本語-多文化共生社会へ』(庵功雄)

文化(周辺領域) 講談社学術文庫『しぐさの日本文化』(多田道太郎)

<入学準備>

大学での学びに備えて、また、高校までに学習した内容を確かなものにするために、以下の点を参考に、問題集などで自習しておきましょう。

・日本文学史(古典~現代)の知識を確かなものにする。
例)『重点整理 新・国文学史ノート』(日栄社)など

・漢字の読み書き能力をアップする。
例)『本試験型漢字検定2級試験問題集』(成美堂出版)など

・敬語・語彙・表記・文法などの日本語力を強化する。
例)『日本語検定公式練習問題集3級 3訂版』(東京書籍)など

・日本史(古代~現代)の知識を確かなものにする。
高校で使用している日本史の教科書や副教材、あるいは手持ちの参考書などを用いる。

日本語日本文学科

合格おめでとうございます。 [2020年02月03日(月)]

日本語日本文学科

合格おめでとうございます。
あなたの努力が実を結び、こうした結果を出せたことは素晴らしいことですね。
あなたの周りで、あなたの夢を応援してくれた方々もお慶びでしょう。

さて、あなたはこの学科でどのような夢を叶えますか。
日本語日本文学科は何よりもことばの力を磨く学科です。
そして、日本の言語文化を多角的に学び、国際化が加速する社会において自立し、貢献できる力を養います。
こうした力を身につけるため、日本語日本文学科では、文学・言語の2コースに分かれるコース制で専門の学びをより深めます。更に学びを実践するプロジェクト科目や、日本の言語文化を国内外から捉える文化科目も用意されています。
あとはあなた自身が夢に向かって行動するのみです。
あなたの新たな夢を、教職員一同、心から応援します。
桜の咲く頃、このキャンパスに立つあなたの晴れやかな姿を楽しみにしています。

日本語日本文学科長 山本晶子