「日本語の会話授業のデザインと実践」東京外国語大学講演会から

<日文便り>
2月2日に、東京外国語大学で、「日本語の会話授業のデザインと実践」という講演会を共同で行ってきました。
https://www.tufs.ac.jp/event/2023/240202_1.html

3月に出版予定の書籍『日本語の会話授業のデザインと実践-基礎から発展へ―』(中井陽子編著、鎌田修・大場美和子・寅丸真澄・尹智鉉・伊達宏子・相場いぶき著、スリーエーネットワーク、2024年)に関連する内容で、私は外国人介護人材の会話教育について話しました。
これまでの外国人介護人材の就労場面の研究を踏まえ、会話教育への応用を考察したものです。
『日本語の会話授業のデザインと実践-基礎から発展へ-』には、会話教育の理論的背景をふまえ、多数の会話教育の実践例が紹介されています。
https://www.3anet.co.jp/np/books/4868/

ハイフレックスで行ったので、オンラインでは国内外から多数のアクセスがありました。
特に、大学院で一緒に学んで現在は世界各地で日本語を教えている友人が、オンライン上で参加してくれたのは嬉しかったです。
大学・大学院での学びを通してつながりを持ち続けることができるのは本当にありがたいことです。
みなさんも、日本語日本文学科で一緒に学んだ友人と刺激し合う仲になるといいですね。
そのきっかけの1つに、日本語教育があるとさらに嬉しいです。

(大場美和子)