2011年3月

歴史の流れ [2011年03月29日(火)]

もうすぐ入学式ですね。

皆さんは、歴史文化学科のどのような分野に興味をお持ちでしょうか?

文化財学を担当している武田です。4年生になると卒業論文に取り組みますが、私のゼミでは、漆器や仏像の修復にも取り組みます。写真は小畑さんと齋藤さんが2006年度卒業論文として取り組んだ、獺沢(うそざわ)貝塚から出土した縄文時代の「赤漆塗り土器」と「籃胎漆器」の保存処理後の様子です。陸前高田市教育委員会から、修復の依頼を受けました。陸前高田市は岩手県でも一番温暖な地で、国指定の貝塚遺跡等もあり、風光明媚な土地柄です。現地に赴き、出土状況等伺い、また、市内の遺跡や文化施設をくまなく案内していただきました。夏休みも返上して研究に取り組み、修復した資料です。

籃胎漆器の修復

赤漆彩土器の修復

獺沢貝塚からみた対岸の陸前高田市内

漆製品が検出された地点

 

 

国指定史跡中沢浜貝塚

縄文時代の骨が表出

 
 

でも、残念なことに、今回の津波で全ての資料が流されてしまったようです。四千年余の後に掘り出され、数年間でまた土に還ってしまいました……..。

 自然災害、科学技術を駆使した施設の問題に加え、世界情勢も緊迫しています。歴史を様々な方向から学び、自己なりの視点を確立していく必要が今迄になく要求されてきていると感じます。昭和でおおいに学び、羽ばたく準備をして下さい。

今年は、歴史の流れの中で生きていることを実感する、例年になく想いで深い入学式になるのではないでしょうか。

その後、いかがお過ごしですか [2011年03月25日(金)]

在学生、卒業生、そして入学予定の皆さん、いかがお過ごしですか。木下亮です。

今回の震災で、直接あるいは間接に、被害に遭った方もいらっしゃるのではないかと思います。心よりお見舞い申し上げます。一刻もはやく、安全な生活が戻ることをお祈りするばかりです。

昭和女子大学では幸いなことに、特に大きな被害はありませんでした。ただ歴史文化学科の先生たちは研究室にたくさんの本を運び込んでいますので、本棚が倒れたり、本が床に散らばったりで、後片付けが大変でした。研究館の7階はとりわけ大きく揺れたそうで、被害甚大だったそうです。

卒業式をはじめ予定されていた行事が中止や延期になり、現在は教員も助手もその対応に追われています。とくに卒業パーティーのために長い期間準備をしてきた4年生には、ホテルでのパーティーが中止となり、大変かわいそうなことをしました。今度の卒業生には率先して混乱した社会を立て直す中心的な存在になってほしいと期待しております。彼女たちにとって、忘れられない学生生活最後の春となりそうです。

私たち教員も、新学期から皆さんにきちんと授業ができるようにもうしばらく努力を続けなければなりません。皆さんも、元気な姿を見せに来てください。

無事です [2011年03月25日(金)]

被害の甚大なことは、映像などではとうてい理解しえないことだ。

被災地の人たちの苦しみと悲しみは想像に絶する。

岩手といわきの卒業生から「無事です」とメールが来た。

余震があって山手線が西日暮里に停車中のことだ。

気がついたら駅近くの正覚寺の境内にいた。

烏枢沙摩明王と准提仏母観音を祀る寺だ。

二人とも生後間もない赤子を抱えている。

無事でよかった。

(歴文・仏教文化史・関口靜雄)

歴史文化学科より [2011年03月25日(金)]

東北地方太平洋沖地震により被災された皆様、また被災地ご出身の皆様にお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
被災地の一日も早い復興のため、私たちも出来る限り支援して行きたいと思います。

地震の影響により、延期となっていた卒業式が3月27日(日)に実施されることとなりました。
学校全体での式典は中止となりましたが、学科にて学位の授与を行います。
歴史文化学科を卒業し、4月から社会人として新たな一歩を歩みはじめる4年生を見送ることが出来ますことを嬉しく思います。

デカワンコ LOVE [2011年03月25日(金)]

震災から2週間 被災地では多くの方が辛い生活を強いられていて
一日も早く ゆっくりできる環境が整うことを願うばかりです

世田谷キャンパスは幸いなことに大きな被害はありませんでした
研究室の中はぐちゃぐちゃになりましたけど

写真は最近読んだ本
「船に乗れ」は現在2巻を読んでいます♪
「謎解きはディナーのあとで」は途中まで読みましたwine
「デカワンコ」は8巻まで読みましたhappy01

船に乗れは期待以上に良かった 第1巻は引き込まれて一気に読みました お勧めです
謎解き・・・は最初はおもしろかったのだけど・・・。です。
デカワンコ(これは読んだ本に入れていいのかが問題だね)もちろんTVも見てます
むしろそちらが本命lovelyなんですけど
どうしてデカワンコLOVEなのかは入学後に確認してください

申し遅れました 考古学を担当している小泉玲子です

日曜日、講演会がありました。 [2011年03月09日(水)]

東南アジア考古学を専門にしています菊池誠一です。この日曜日(6日)に明治大学を会場に、アジア考古学を研究している四つの学会の合同講演会がありました。四学会とは、日本考古学協会、日本中国考古学会、日本西アジア考古学会、そして東南アジア考古学会です。テーマは、「考古学からみたアジアの焼き物」です。会場には、100名以上の方が聴きにこられていました。私は、東南アジア考古学会を代表して、「東南アジア陶磁器の生産と流通」と題して講演しました。日本の遺跡からも14世紀~18世紀の東南アジアで生産された陶磁器がでているのです。考古学のモノの資料を使って、アジア海域の壮大な交流の歴史がみえてきます。皆さんも、アジア海域の交流の歴史に関心をもってください。

土曜日に学外の研究会に参加 [2011年03月07日(月)]

比較女性史論ゼミの掛川典子です。本日は月曜日。東京は雪です。開き始めた彼岸桜も寒そうです。

土曜日に院生をつれて、学外の現代倫理学研究会に参加してきました。金井淑子さんの『依存と自立の倫理学-<女/母>の身体性から』の書評会が内容です。私は昭和女子大学女性文化研究所の副所長もしております。長らく100年前の「女性文化」や「母性」や「女性の文化的貢献」というテーマを扱ってきました。やっと時代が再び、「女性性」や「母性」を否定的にではなく真剣に論じる段階に到達したようです。もちろん後戻りではなく、新しい方向性を求めてですが。

学部のゼミでも、東電OL殺人事件や買い物依存症、主婦像の変化、イクメンなどをテーマに書く学生さんが続いております。生き方の問いが切実なものとして身近に感じられているのでしょう。

ゼミ生と [2011年03月04日(金)]


先日、第41回京の郷土芸能まつりを見に行ってきました。

あ、私は日本芸能史の大谷津です。

思えば4年ゼミ生9名と一緒に過ごす、最後の見学会でした。
昨年12月のクリスマス頃には日比谷で宝塚歌劇も観劇しましたし、たびたびお食事会もあり、楽しかったですね。
社会人になってから、この思い出とともに自分が大学で勉強したことを思い出してもらえるとうれしいで す。