2014年6月

☆頭痛山平癒寺☆ [2014年06月26日(木)]

 京都見物に行った学生が三十三間堂で頭痛のお守りを買って来てくれた。三十三間堂は天台宗妙法院の境外仏堂で蓮華王院本堂というのが正式名称だ。中央に本尊の湛慶作千手観音坐像を祀り、左右の内陣には1000体の千手観音が安置されている。この地は後白河法皇が離宮として建てた法住寺殿があった所で、その広大な離宮の一画に建てられたのが蓮華王院の本堂、つまり三十三間堂である。法皇が平清盛に建立を命じて長寛2年(1165)12月17日に完成したという。この程度の知識なら修学旅行で見学したから知っているぞという人も多かろう。しかし、この三十三間堂がかつて頭痛山平癒寺と呼ばれていたのを知る人は思いのほか少ない。教科書に載っていないからだ。でもね、「教科書に書いてあることだけじゃわからない」(BEGIN『島人ぬ宝』)のが歴史というものだ。

 天保7年(1836)2月に蓮華王院が出版した『京都三拾三間堂略縁起』という小冊子には、「後白河法皇はいつも頭痛に悩まされていた。典医による治療でも治らず、諸所の神社仏閣に祈っても効験がなかった。そんなある日、法皇の夜の夢に熊野権現が現れて、『法皇よ、そなたは前世においては諸国行脚の僧であった。仏道修行の功徳によって今世で帝位に昇ることができたのだ。しかし、前世の髑髏は熊野の岩田川のほとりに野ざらしになって朽ちている。その上には柳の大木が繁茂している。だから風が吹いて柳の枝葉が揺らめくと、そのたびごとに頭痛がするのだ』と告げた。さっそく法皇が調べさせると、お告げの通り髑髏はあった。そこでこれを拾い上げて本尊千手観音の頭部に納め、柳の大木を梁の用材として三十三間堂を建立したところ法皇の頭痛は日を追って平癒した。その後、頭痛を患う人々が群参するようになり、それがみな平癒したので、いつしか頭痛山平癒寺と俗称されたのだ」と三十三間堂建立の由来が記されている。なんと、三十三間堂は後白川法皇の頭痛平癒を祈願して建てられたのだった。そう伝える略縁起の世界は面白い。なお、今でも1月15日に「楊枝浄水供」という法要が行われている。寺の年中行事でもっとも大切な法要で、後白川法皇の頭痛平癒に起源すると伝え、頭痛封じにすぐれた効験を発揮するという。

 ところで、学生が買って来てくれた頭痛のお守りを、いつも「頭が痛い」と呻いている婆さんにやったところ、「わたしの頭の痛いのは頭痛ではないの」というので、「そんじゃ、なんなの?」と聞いたら、「アンタみたいな人と一緒にいるから頭が痛いのよ」と怒声を響かせた。法皇の前世の髑髏も粉々に砕けたのではないかと心配している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※  後白河法皇の前世の髑髏が頭中に納められているという
       三十三間堂の本尊・千手観音坐像。国宝である。

(仏教文化史担当・関口靜雄)

第1回特殊研究講座が開催されました [2014年06月23日(月)]

6月18日(水)に第1回特殊研究講座が開催されました。
今回は「信じない人のための宗教講義」というテーマで昭和女子大学非常勤講師(宗教学)中村圭志先生にご講演いただきました。

文化や習俗など、私たちが常に何らかのかたちで接触している宗教のイメージについて、異文化として、教会・教団としてのイメージや有名映画のキャラクター、街角の思想看板などなど、様々な角度からの宗教に対するイメージについて解説していただきました。

先生の面白い講義に学生が思わず笑ってしまう場面もありましたhappy01


中村先生ありがとうございました!

歴文生が撮った東明学林! [2014年06月16日(月)]

こんにちは、松田忍です。

先日行われました3泊4日の学寮研修(東明学林)での研修内容は掛川先生がお書きになったとおりです。将来を見据えた企業研究プレゼンや考古学発掘調査見学など充実した研修成果を、参加した学生や先生方から土産話として聞かせてもらいました。

また、夜に一室に集い、ロウソクの火を点して共に語らう「ともしびの集い」では、留学生を含めて心のこもった濃密な時間がもたれ、さらに学生同士の絆も深くなったようですよ!

さて!!

研修終了後、学寮研修に参加した2年生から学寮で撮影した写真が大量に寄せられました。そこで、今日は、「歴文生が撮った東明学林!」と題しまして、学寮生活のなかでの学生のみなさんの表情を紹介します!どうぞご覧下さいませ。

たくさん寄せられた写真を全て紹介することはできないのですが、ここに挙げた写真以外も、みなさんが充実した時間をお過ごしになったことが伝わってくる写真がたくさんありました!

昭和女子大学ならでは学寮研修……やはりいいなぁなどと改めて思いました。

【歴文生による授業紹介シリーズ】西洋史 [2014年06月16日(月)]

皆さん、こんにちは!歴文2年のS.Nです。

歴文生による授業紹介シリーズも今回で第5弾となりました!!

「西洋関係の授業紹介はないの?」と思っていた皆さん!お待たせいたしました。

第5弾では小野寺拓也先生の「西洋史」をご紹介します。

~~授業紹介~~

この授業では前期は古代ギリシア・ローマの時代から中世までを勉強します。毎回その時代の中で特に重要なテーマを3.4個先生がピックアップし、そこを中心に授業が進んでいきます。

そして、なんとこの授業は・・・

映像と画像を駆使した授業!!なんです

勉強している項目に関係がある映画やドラマの映像を毎回10分ほど鑑賞したり、スライドに関係する図や人物などが映し出されるので、より授業内容がイメージしやすくなっているのです!受講している学生からも「わかりやすくて楽しい。」「映像を活用しているのが良い!」などの意見があがっています。

授業プリントにはラインがたくさん引かれています!(クリック)

~~小野寺先生にインタビューをしてきました!~~

――こんにちは!今日はよろしくお願いします。

先生「お願いします。」

――早速ですが、授業について質問をします。まず、この授業の狙いはなんでしょうか?

先生「そうですね。まず1つ目は、僕はドイツの近現代史が専門なので古代史・中世史は専門外なんですが、ヨーロッパ人にとって古代ギリシア・ローマ、中世というのは今でも重要な要素なんですね。だからヨーロッパを知るためにこの時代を学ぶことはとても大切なことなんです。僕はこの授業を通じてなぜ古代・中世を学ぶことが重要なのかを伝えていきたいと思っているんです。」

――なるほど!今を生きる私たちにも関係することなのですね。

先生「そして2つ目は、映画を授業で使うことによって学生みんなにこんなに素晴らしい映画があるということを知ってもらいたいんです!映画をゆっくりみることが出来る時間が取れるのも学生のうちだけだと僕は思うんです。だからぜひ学生のうちに色々な映画をみてもらいたいですね。3つ目は単純に西洋を面白いと思ってもらいたいですね。それに尽きます!」

――「面白いと思う」のは重要なことですね!では先生おすすめの映画はなんですか?

先生「おすすめの映画はたくさんあるのですが、ローマに限って言うとベン・ハー』、『グラディエーター』、『スパルタカス』の3つですかね。とにかくたくさんの映画をみてください!」

――次に、授業のテーマはどのように決めているのですか?

先生「教科書的なただの通史の授業にならないようにとは心掛けています。また、物事をエピソードとしてはなく社会全体や構成がクッキリと見えるようなテーマにしています。」

――そうなんですね!では、先生が受講している学生に求めることはなんですか?

先生「とにかく面白いと思ってもらえれば、第1目標は達成です。その上で“面白い”ということも単にネタとして”Funny”の面白いではなくて、当時の社会を知ることでなるほど!という、英語でいうと”Interesting”の面白さを感じてほしいと思っています。」

――それでは最後にブログの読者に一言お願いします。

先生「自分たちが特別かどうかは他人と比較して初めて分かるものなんですよ。だから、自分たちを知るために西洋史・東洋史を学ぶということはとても重要なことなんです!ですから日本史を勉強したいと思っている人こそ西洋や東洋の歴史を学ぶことが重要なことなんじゃないかと思います。」

――小野寺先生、ありがとうございました!!

いかかでしたでしょうか?自分たちを知るためにも、是非西洋史の授業を取ってみてはどうでしょう(#^^#)?最後までご覧いただきありがとうございました!!

授業紹介記事をまとめて読みたい方はこちらをどうぞ!

オープンキャンパスが1週間後に迫りました! [2014年06月15日(日)]

こんにちは、松田忍です。今日は梅雨の合間の爽やかな1日になりました。

さて、いよいよ来週の日曜日にオープンキャンパスが迫ってまいりました。オープンキャンパス情報はこちらに。当日は数名の学生と教員が歴史文化学科についてご紹介申し上げた上で、みなさまのご質問にお答えいたします。また当日担当教員には入っていませんが、日本近現代史を担当している松田もブースのあたりをうろうろしていると思いますので、「大学で日本史を本格的に勉強してみたい!」というかたも是非いらして下さいませ。大学でみなさんがはじめて学ぶことになる、歴史学という学問がいかに面白いかについて、熱く語らせて下さい 😆

また、AO入試を考えていらっしゃる受験生のかたは、6月、7月、8月のいずれかのオープンキャンパスに足をお運びいただき、面談を受けていただくことが出願条件になっております。志望校の最終的な絞り込みはもう少し先になるかとは存じますが、とりあえず出願書類を受け取る、ということで気軽にいらしていただけると良いかと存じます。史文化学科のブースで「AOも考えているんですけど……」と一言声をかけていただければご案内いたします。

来週末も晴れると良いですねぇ。歴史文化学科一同、みなさまのご来校をお待ちしております。

三大学共同ゼミいよいよ始動!! [2014年06月12日(木)]

こんにちは。西洋史の小野寺です。

長年暖めてきた企画「三大学共同ゼミ」が、いよいよ昨日からスタートしました!

共立女子大学国際学部国際学科 の西山暁義先生
立正大学文学部史学科 の森田直子先生
そして 昭和女子大学人間文化学部歴史文化学科 の私

という三大学の3年ゼミ、総勢40人程度で集まって、
三ヶ月に一度のペースで様々な企画を実施していこうというものです。

サークルだと、インカレという形で大学間の交流は活発に行われて
いますが、授業を通じた交流というのはまだまだ例外的な部類だと思います。
とくにゼミは、残念ながら孤立した閉鎖的なものとなりやすいところがあります。

しかしよく考えれば、それは実にもったいないことです。
都内には数多くの大学が存在し、歴史学が勉強できる大学だけでも
相当数に上ります。
何に関心があり、どういうことを勉強しているのか、学生同士でお互いに
情報交換したり、刺激し合ったりする場があっても良いのではないか。
常々、そう考えてきました。

とくに私たち3人の教員には、同じ大学院で同じ先生のもと、ドイツ近現代史を学んできた
という共通点があります。
3人とも西洋史のゼミを運営していて、しかもお互いの大学がさほど遠くない。
さらに、森田先生は19世紀前半、西山先生は19世紀後半から第一次世界大戦、
私が20世紀前半と、ちょうどいい感じに専門とする時代がばらけているので、
他大学の学生にも、様々な助言をすることができるかもしれない。
指導教員以外の西洋史の教員から自分の卒論について助言が受けられるというのは、なかなか
得がたい経験だと思います。

そんなわけでこれから三ヶ月に一度のペースでいろいろな企画を行っていきますし、
その内容についてもおいおいこのブログでも紹介していきたいと考えていますが、
昨日は共立女子大学にて第一回の顔合わせの会合が行われました。

ですが、ただふつうに顔合わせして懇親会だけをするのも芸がない、ということで、
私たち三人の教員紹介に引き続き、各大学の学生に、大学紹介のプレゼンを10分
くらいずつやってもらいました。

←はわが昭和女子大学のプレゼンです。
大学の歴史や理念、(あの超有名な)卒業生の紹介、現在の大学の構成やキャンパス案内、そして小野寺ゼミの紹介など、きっちりとまとまった内容でした。

ゼミ生たちをしっかりとまとめながら準備をしてくれたYさんとSさん、ご苦労様でした!

ほかの大学からも、キャンパス内にドトールがあるとか(うちのゼミ生からは「いいな~」という声があがっていました!)、こんなドラマのロケが構内で行われたとか、ご自慢の講堂があるとか、学食に面白いメニューがあるとか、多彩で力のこもったプレゼンが行われました。

その後は、ピザを食べながら9月の合宿の打ち合わせ。
東ドイツを題材にプレゼンやディベートをする予定ですが、
詳細については、またいずれご報告したいと思います。

ということで、一年間の長丁場になりますが、交流や刺激、そして学びの場としてこの共同ゼミが発展していくよう、頑張りたいと思います。


新規開設「伝統芸能実習」について大谷津先生のお話をうかがってみました [2014年06月11日(水)]

こんにちは、松田です。ムシムシして参りました。季節の変わり目のこの時期、風邪っぴきの学生さんも多いようですが、みなさまお元気にお過ごしでしょうか。

さて、本日は、この夏いよいよ始まる集中講義「伝統芸能実習」について、ご担当の大谷津先生にお話しをうかがってみました。  すでに歴文ブログでも紹介していますが、「伝統芸能実習」は実物の人形を使って、人形浄瑠璃の一場面を学生たちで実際に演じてみようという体験型の授業です。

松田忍:いよいよこの夏から「伝統芸能実習」の授業が始まりますね~。大谷津先生から何回かお話しは伺ったことはあるんですが、「伝統芸能実習」は構想何年でしたっけ?2年?3年?

大谷津早苗先生:いやいや、最初にこの授業をやりたいなと思ったときから考えると、構想5年ですね。

松田:5年間ですか!授業を準備するにあたって、どんな苦労がありましたか?

大谷津:やはりモノですよ、モノ。カシラを揃え、衣装を揃え、手足を揃え、毎年少しずつ必要な道具を揃えていって、5年かけてようやく一場面できるだけの道具が揃いまし。古いカシラを再現して、再び作るということ自体が私の研究対象だったわけですけどね。

松田:そう考えるとイケメン君たちも満を持して登場!という感じがしますね。

↑ ↓ 表情豊かなイケメン君です。実際に操ってみたくないですか!?

松田:そういや人形浄瑠璃は黒子を着て操作するんですよね?

大谷津:そうですよ。だから黒子も注文して買ってありますよ。

松田:学生たちが黒子になるんですね笑 「伝統芸能実習」は何年生にとって欲しい授業ですか?

大谷津:1年から4年までどの学年の学生に受講してもらっても大丈夫だと思っています「伝統芸能実習」は「日本芸能史」や「芸能史基礎」と関連の強い授業ですが、「日本芸能史」や「芸能史基礎」で人形浄瑠璃の背景を学んでから「伝統芸能実習」で実際に演じてもらってもいいですし、逆に先に「伝統芸能実習」を体験してから座学の授業を取ってもらってもいいかなと思います。特に「芸能史基礎」では下中座の方への聞き書き調査などもやっていますので、あわせて受講してほしいですね。

松田:今回ご指導いただく下中座というのは?

大谷津:国指定の無形重要文化財でもある相模人形芝居をなさっている、小田原の5座があるのですが、そのなかの1座です。下中座には、今までも「伝統文化の現場」で、学生たちに人形遣いをご指導いただいていたのですが、今回は5日間連続で本格的にご指導をお願いすることになりました。

松田:なるほど、とてもありがたいお話しですね。集中講義なので8月4日から8日までの5日間にわたって、2限・3限・4限の連続講義を受けることになるのですが、どんな感じで勉強を進めるんですか?

大谷津:午前中(2限)は座学で人形遣いについてレクチャーを受けます。そして午後は3限・4限を使って、実際に人形を動かしてということになります。

松田:濃密な5日間になりそうですね!実際に授業を受けてみるとどんな力がつきそうですか?

大谷津:普段勉強する人形浄瑠璃というのは鑑賞する側の視点が中心になるわけですが、「伝統芸能実習」を受けると「演じ手からの視点」を獲得することができます。芸能を学ぶ上で、とても貴重な経験になると思いますよ。

松田:これは是非学生たちに受講してほしい授業ですね!大谷津先生、どうもありがとうございました。

大谷津先生とお話しした後、人形の持ち方を知っている助手さんに教えていただいて(そういうことを知っているスタッフがしれっといるところが歴史文化学科の奥深さでもあります笑)、松田もちょっとだけ持たせてもらいました。下の写真、ただ人形と並んで撮っているだけのように見えますが、実は少し浮いています。お、お、重い!!

「伝統芸能実習」の授業登録は6月20日まで。

研究館5階教授室で受講申し込みを受け付けておりますので、興味のある学生は今すぐGO!!

(松田忍)

東明学林に行ってきました! [2014年06月11日(水)]

    

 歴文2Aクラス・アドヴァイザーの掛川典子です。
   2年生の学寮研修で、大井松田にある東明学林に行ってきました。昨年も6月に行きましたが、今年特に新しいことがいくつかありましたので、ご紹介します。

 初日、小田原城跡御用米曲輪の発掘現場を見学させていただきました。考古学の山本暉久先生のご紹介で実現できたのです。まず小田原城博物館の館長先生に丁寧にご案内いただきました。普段ですと学生さんはあまり見学しない奥の菖蒲園を回って、現場に向かいました。紫陽花には少し早かったのですが、花菖蒲はとてもきれいでしたよ。御用米曲輪発掘現場では調査員の方にこれまた丁寧なご説明を受けることができました。見たことのない戦国時代の池や切石敷き庭園、礎石建物などの遺構を囲んで説明を受けました。発掘現場の皆さんは暑い日差しのなかで多量の瓦を選別していらしたり、大変な作業に当たっていらっしゃいました。貴重な体験ができて、学生の皆さんは大喜びでした。小田原の皆様ありがとうございました。
 小田原城内では、私は個人的には能面を見るのが好きです。北条攻めと北条氏の滅亡を題材に、秀吉が作らせたという謡曲から、遙か後になって能「北条」が成立して初演のときの能面が寄贈されているわけです。この演目がどんなものかよくは知りませんが、栄枯盛衰のドラマはいつの時代にもありますね。能は、誰でも持っているだろう晴らすことのできない思い、取り返しのできない過ぎた時間への悔いと悲しみを、狂の舞を通して鎮魂へと誘おうとするので、私は惹かれます・・・
 翌日はポーラ美術館で学芸員の方からレクチャーを受けてから展示を拝見しました。今回の特別展はモジリアーニで、彫刻を経てからと南仏に行ってからの絵の変化がよくわかりとても良かったです。また常設展もすばらしく、特にエミール・ガレなどの大量のガラス器は、ジャポニスムの影響をまざまざと思い知らせてくれるものでした。外では山法師の白く菱形の花が盛りで雨に打たれていました。自然との共生をコンセプトにしている館ですので、完成して間もない遊歩道を歩いた学生もいました。
 3日目はキャリア研究講座として、部屋ごとにチームに分かれて16グループが企業研究の成果をプレゼンテーションしました。たった2日の準備期間しかなかったのに、皆さんとても熱心に取り組んでくれて、上手に役割分担してパワーポイントにまとめあげ、一団となって発表し、すばらしいできでした。やればできる!!を実感しました。
 4日間通して富士山が見られなかったのは初めてで、それが残念ではありました。雨と霧に閉ざされながらも、酒匂川を見下ろす斜面の周囲の緑は美しく、学寮は明るくきれいで手入れの行き届いている印象で、気持ちよく過ごすことができました。学寮の職員の皆様お世話になりありがとうございました。

【歴文生による授業紹介シリーズ】ヒエログリフ入門 [2014年06月04日(水)]

皆さん、こんにちは!!歴文1年のH・Kです!今回は、歴史文化学科ならではの授業を取り上げます。

突然ですが皆さん!

古代エジプトに興味はありませんかっ!?

なんと!昭和女子大学で古代エジプトをヒエログリフから学ぶ事が出来ます!まずそのためにはヒエログリフの解読方法を学ばねばなりません。今回は、吉成薫先生の『ヒエログリフ入門』をご紹介しますhappy02

ヒエログリフとは、古代エジプトの遺跡や遺物などに記されている文字です。ロゼッタ石から、フランス人の言語学者シャンポリオンが解読しました。世界史の教科書に載ってますねscissors

ヒエログリフの勉強は、発音を覚えるところからはじまります。そして象形文字ではありますが、漢字と違い絵と文章に関連はありません。ヒエログリフは、発音を表す文字なのです!

「読めるようにはなりたいけど、かなり難しそうだな~」と思ったそこのあなた!!

最初から読める人なんているわけない!

ヒエログリフ入門の受講者は、歴文から15名ほど、歴文以外からも、ヒエログリフに興味を持って受講している方もいらっしゃいます。

受講している学生に「ヒエログリフ入門」について聞いてみました。

Q1.ヒエログリフ入門の授業を一言であらわすと?!

「エジプトへの扉」(はねありさん)

まさにそれですね!

「古代へタイムスリップ!」(マヨネーズさん)

古代文字で気分は古代人!

その他に、「不思議」や「興味深い」、「解読」など多くの回答が寄せられました。

古代文明の文字って、どこか不思議な感じがしますよね!


Q2.なぜヒエログリフ入門の授業をとりましたか?

「『私、ヒエログリフ読めるの♪』って言えたら、なんかカッコよくないですか?」(ばーばさん)

確かに・・・ヒエログリフが読める女性になりましょう!(笑)

「ヒエログリフで日記が書きたいから」(ぽんずさん)

クールな日記になりますね!(^O^)/

そしてこんな意見も・・・

「古代の中東が舞台の漫画が好きで古代エジプトに興味があったから」

マ○とか王家の○章とか、古代の中東地域を舞台にした漫画はいっぱいありますね。

キッカケは十人十色ですね。


Q3.あなたがヒエログリフを学んで感じたこと、面白いと思ったことは?

「象形文字なので、書く際は絵心が試されること」(人形埴輪さん)

ヒエログリフって、絵文字ですもんね。色々な絵文字があるから、絵心も必要かもしれません(笑)

「ますますエジプトが好きになりました。エジプトに行きたーーい!」(みるくてぃーさん)

読めるようになってエジプトに行ったらきっと楽しいはず!

「ヒエログリフ<吉成先生で面白いです」(オソーさん)

先生が楽しければ授業も楽しいですね!!

この他にも、「絵文字だから面白い」や「自分の名前が描けて面白いと感じた」などたくさんの回答がありました!

吉成先生の丁寧な解説で、ヒエログリフと向き合ううちに、だんだんと読めるようになっていきます。

授業を受けていくうちにだんだん読めるようになってゆく自分を想像してみてください!

博物館にあるヒエログリフで描かれた石板を読めるようになったら楽しいと思いませんか?

ヒエログリフの扉を叩いてみましょう!

↓↓↓拡大↓↓↓

↑↑↑「石の上にも3年」↑↑↑

緒に粘り強く勉強していきましょう!!

授業紹介記事をまとめて読みたい方はこちらをどうぞ!

夏季集中講座「伝統芸能実習」について [2014年06月02日(月)]

先日紹介しました、真柴久吉・武智光秀の人形を実際に遣ってみる
「伝統芸能実習」
という授業を本年度から開講します!!
夏季集中、履修人数制限がありますが、ただ今、歴史文化学科教授室で登録受付中eyeshine

興味のある方は研究館5階歴史文化学科教授室(5T03)まで horse =3
ふるってご参加ください!!

右の写真は「伝統文化の現場」授業内(H25年度)での三人遣い体験風景