特殊研究講座が開催されました

こんにちは!歴史文化学科3年の奥秋、古賀、潮屋、長浜です。

7月26日に特殊研究講座が開催され、日本女子大学教授の河本真理先生に「近現代の〈総力戦〉と葛藤する美術:ナポレオン戦争から広島・長崎まで」と題した講演を行っていただきました!

河本先生は西洋近現代美術をご専門とし、特に20世紀美術のコラージュを中心に研究をされていらっしゃいます。
河本先生の著書である『切断の時代:20世紀におけるコラージュの美学と歴史』では、コラージュという技法がジャンルや時代を横断しながら様々な作品に応用されていくプロセスが論じられ、新たなコラージュの歴史が提示されています。

私たちの所属している西洋美術史ゼミでは、その『切断の時代:20世紀におけるコラージュの美学と歴史』と『葛藤する形態:第一次世界大戦と美術』の読解を行いました。
コラージュとは何か、第一次世界大戦と美術の間にはどのような関係が見られるのか、歴史の流れや芸術家自身の言葉をくみ取りながら探求していきました。

今回の講演「近現代の〈総力戦〉と葛藤する美術:ナポレオン戦争から広島・長崎まで」では、幅広い時代と地域での戦争を扱った作品の違いや、戦争の「予感」や「記憶」を芸術家たちがどのように表象してきたかについてご説明いただきました。
『葛藤する形態:第一次世界大戦と美術』の内容と通ずるものがあり、講演を聞くことで理解を深める事ができました。
また、講義後も先生のお時間をいただいて、ゼミで読解してみて不明だった点を直接質問して、より深い内容を解説していただきました。
お話しいただいた事に基づいて改めて読解を行い、さらに理解を深めていきたいです!

この場をお借りして改めて貴重なお時間を頂戴してご講演いただいたことに感謝申し上げます。

このブログを読んで少しでも興味が湧いた方は『切断の時代:20世紀におけるコラージュの美学と歴史』か『葛藤する形態:第一次世界大戦と美術』、あるいはいっそのこと、どちらも読んでみてはいかがでしょうか!