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教員よもやま話

  • 2011年5月10日

歴史の常識とは何だろう。

 古代エジプトを専門にしている吉成です。 最近思ったことを書こうと思います。  教育実習に行った学生が、実習先で「常識がなくて模擬授業が成り立たない。困ったものだ。」と酷評されたということが学科の会議で話題になりました。「常識」というのが、授業のテー […]

  • 2011年5月5日

こどもの日

今日はこどもの日。こども達と並んで今日の主役の鯉たちも、昭和之泉で悠々と元気に泳いでいます。 それにしても、最近のこどもの日というのは、こどもの成長を祝う日と同時に「少子化を再確認する日」という意味合いが強くなってきましたね。つまり祝う大人の数に対し […]

  • 2011年5月4日

今年も5連休

日本中世史専攻の山本博也です。 昭和女子大学は5月2日を創立記念日として休みにしていますので、 今年も5連休です。 連休中日の3日は憲法記念日でしたが、武家社会最初の成文法と されるのが、鎌倉時代にできた御成敗式目です。 その第1条に「神は人の敬いに […]

  • 2011年4月25日

お気軽にどうぞ

こんにちは、松田忍です。 長々と書き連ねて参りましたが、とりあえず今日で一段落。2号館東棟の1階に研究室を構えておりますので、なにかお話をしたいことがあればいらしてくださいませ。写真の招き猫を用意して、みなさまがいらっしゃるのをお待ちしております。 […]

  • 2011年4月24日

戦争と戦後

こんにちは、松田忍です。 先週の増田先生ではないですが、日曜日ですが大学に来て研究室にこもって史料を読んでいます。 今日は真面目に研究の話を書きます。私が今興味を持っていることは戦後の政治と社会ということになります。近現代の戦争というのは、多くの人々 […]

  • 2011年4月23日

100年前の卒業論文指導

みなさまこんにちは。松田忍です。 楽しくも、悩み多き学生生活。4年間の学生生活のなかでもつねに頭の片隅にあり、多くの学生が揃って頭を悩ませるものといえば「就職活動」と「卒業論文」でしょうか。今日は昔の大学の先生や学生さんに悩み事を相談してみましょうか […]

  • 2011年4月22日

辞典で遊ぼう!

こんにちは。松田忍です。 今日は諸橋轍次〔もろはし てつじ〕著『大漢和辞典』の話をします。この辞典は通称「諸橋大漢和」という名前で親しまれておりますが、「大漢和」をつけずに、そのものずばり「モロハシ」というだけで多くの人に通じてしまう、数あるレファレ […]

  • 2011年4月21日

文献史学のフィールドワーク

みなさまこんにちは。日本近現代史を担当している松田忍です。 「博物館・美術館での資料実見」「発掘作業」「文化財修復」……と足や身体を使ってのフィールドワークが盛んな歴史文化学科。そういった華やかな活動と比べると、いわゆる日本史って文献史学だから地味だ […]

  • 2011年4月19日

紙のつづき

昨日も名前を書き忘れました。増田です。 今日も、紙の話しをしましょう。日本にはまだ手漉き和紙を造っている工房が200軒くらい有ります。随分減ってしまったのですが、先進工業国のなかでは断トツに多いのです。フォルクスワーゲンのドイツには2軒?イギリスには […]

  • 2011年4月18日

今日は紙について

いかがお過ごしですか。 今日は、紙についてすこし話しましょう。 みんなが使っている紙は、リサイクル原料も混ざっている紙だと思います。 日本は紙の原料となる木材をたくさん輸入しています。しかし、紙自体は非常に優秀な再生原料なので、山や原野の木々を護るた […]