2016(平成28)年度 卒業論文中間発表会

こんにちは。

今日は7月16日に行われた昭和女子大学心理学科平成28年度卒業論文中間発表会について報告します。

 

現在、心理学科4年生は卒業に向けて、4年間の集大成となる卒業論文の作成に励んでいます。卒業論文作成作業は、まず問題意識の構成からはじまります。心理学の何を研究したいのか、臨床心理学、社会心理学、発達心理学、認知心理学といった幅広い人間の心と行動に関するテーマを探します。その後、文献研究、研究における問題点の明確化、研究課題決定、方法検討、調査・実験等によるデータ収集、データ分析を行い、そして最終的に卒業論文としてまとめていきます。

今回行われた中間発表会では、各自が行っている研究について同級生や後輩の3年生・教員の前で発表します。一人一人が自分自身の関心の所在や研究課題の意義を述べ、研究方法の妥当性やデータ収集の進捗状況について、パワーポイントを用いたプレゼンテーションを行い、質問やコメントを受けました。

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4年生にとって、この中間発表会はとても緊張するイベントといえます。しかし、2年生の頃から様々な授業を通じて、研究のプレゼンテーションの練習をしてきているので、ゼミの先生や仲間の支援を受けて、立派に発表することができました。またどの学生も、就職活動と並行して卒業研究にも熱心に取り組んでいることがわかりました。

 

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卒業論文の提出は6ヶ月後です。これからデータ収集やデータ分析、論文執筆という作業が待っています。論文提出後には、卒業論文発表会で研究の成果を発表します。どのような研究結果が得られるのか楽しみにしていたいと思います。たとえ期待どおりの結果が得られなくても、この卒業研究のプロセスは必ず将来への財産となるでしょう。力を惜しまず、最後まで粘り強く頑張ってほしいと思います。

 (教務部委員・松澤)