2018年度 実践科目「心理学総合演習A」防災と防犯活動による地域貢献プロジェクト4

学生部主催の防災体験ツアーに参加し、「本所防災館」で防災訓練を行いました。

まず「自助・共助 ~首都直下地震への備え」の映像を視聴し、地震への備えとして、自宅の耐震化や家具の固定についての解説を受けた後、起震装置で地震の揺れへの対応を体験しました。

震源地がやや遠い地震と直下型の地震では同じ震度でも揺れ方が異なり、直下型のでは最初に激しい縦揺れがありました。テーブルの下に潜って頭を守り、揺れが収まってからコンロの火を消したり、出口を確保します。

つづいてレインコートとブーツを履き、暴風雨体験の準備です。

1時間あたり50ミリの猛烈な雨と強風が前方から吹きつけると、立っているのも大変です。


消火器を使った初期消火訓練では、「煙を避けて姿勢を低くし、逃げ道を後方に確保しながら、燃えている物のすぐ上を狙うと消しやすい」という説明を受け、実践しました。

水害で「ドアの外に水が溜まった場合、ドアを開けるためにどの程度の力が必要か」も体験しました。水深20cmでもかなりの力をかけて押さないとドアが開けられませんでした。

あっという間の2時間でしたが、多くの内容を実践しながら学ぶことができたと思います。参加した皆さん、お疲れ様でした。また、ご協力いただいた学生部・教育支援センター学生担当の教職員の皆様、有難うございました。

(担当教員 清水 裕・田中奈緒子)


これまでの心理学総合演習の活動はタグ「心理学総合演習」をご覧ください。