2019年度 第14回三茶子育てファミリーフェスタ 2

こんにちは!心理学科3年の角田です。

7月14日(日)、「第14回三茶子育てファミリーフェスタ in 昭和女子大学」が開催されました。まだ生まれたばかりの赤ちゃんから、元気いっぱいに歩き回っている5歳ほどのお子さんまで、たくさんのご家族が来場してくれました。開会式での吹奏楽部の素敵な演奏から始まり、子どもたちはとても楽しそうに過ごしてくれました。

私たちのゼミでは、「乳幼児心理学講座~赤ちゃんの理解を深めませんか~」と題した出展を行いました。0~3歳のお子さんがいる親子に参加していただき、その場ですぐに出来るような乳幼児心理学の3種類の研究の紹介をしました。実際に実験にも体験してもらい、赤ちゃんの反応を見てみました。

最初に「赤ちゃんは表情を読む?」という実験を行いました。この実験では、お母さんの表情の変化で赤ちゃんの反応は変わるかを観察しました。初めのうちは、なかなかお母さんと目を合わせてくれませんでしたが、お母さんが真顔になると赤ちゃんが顔を逸らしたり少し泣き出してしまう反応が見られました。

次に、「まねっこできるかな?」という実験を行い、大人がおでこでタッチライトをつけると赤ちゃんはどうするかを観察ました。すぐに真似をしておでこでタッチライトを点けることはできませんでしたが、手で触って点けたり、顔を近づけておでこで点けそうな惜しい行動は見れました。

最後に、「鏡にうつるのはだあれ?」という実験を行い、おでこにシールを貼られた自分を映し、赤ちゃんが鏡の中の自分を自分だと認識してシールを剥がせるかを観察しました。3歳の女の子はすぐにシールに気付き「あ!」と声を出して自分でシールを剥がしました。1歳未満の赤ちゃんは鏡に興味を示して近づいたり話しかけたりはしましたが、シールを剥がすことは出来ませんでした。年齢による反応の違いがよくわかる結果となりました。

普段赤ちゃんと関わる機会がないので、実際に実験を行ない目の前で赤ちゃんの反応を見ることが出来て、とても良い学びとなりました。1ヵ月ほど前から事前準備参をしてきて、当日まで不安や緊張が少しありましたが、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。参加して下さったお母さんと赤ちゃんに感謝申し上げます。

(3B角田)