2022年度の心理支援コミュニティ・サービスラーニング(以下、CSL) 成果発表会が1月24日(火)に開催されました。
心理支援CSLは、時間割上では火曜日の6限の通年科目となっていますが、公的機関を主とした心理支援現場での援助を実践することが、授業の活動の中心となります。
履修者それぞれがやりたいことを明確にした上で、大学のCSLセンターと連携しながら、どこで、どのような活動を行うかを決定していきます。また、活動先決定後は、ひとりひとりが責任を持って活動先の担当者と相談しながら、活動を進めていくことになります。
今年度、心理支援CSLを履修した6名が年度末の成果発表を行いました。
活動内容は、
- 小学校における授業の補助
- 中学校における相談室業務のサポート
- 自治体が主催する生活困窮世帯の子どもを対象とした学習・生活支援活動
- 自治体の学習支援機関での不登校児童の遊びや学習の支援
と多岐にわたりました。
活動を通して、児童生徒への声のかけ方やタイミングをどのように工夫したら良いのかを考えることや、活動先の関係する方たちとの情報共有の大切さについて、学ぶことができたようです。また、長期間同じ場所で活動を継続することで、児童生徒の成長・変化を感じられる喜びがあったという声も聞かれました。
心理支援CSLでの活動を通じて、主体性・積極性・コミュニケーション力がみがかれたことがわかる発表でした。
履修者のみなさん、1年間おつかれさまでした✨この授業での学びを、ぜひ今後に生かしてもらいたいと思います。
座学では得られないとても貴重な経験・学びができる科目ですので、関心のある方は、ぜひ来年度以降の履修を検討してください。
(野嵜・渡邊)
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