心理学科卒業生が日本心理学会第90回大会でポスター発表「学生における時間的展望と主観的幸福感との関連-高い目標とセルフコントロールの調整効果に着目して-」

2026年9月4日(金)―6日(日)に東洋大学(白山キャンパス)で開催された日本心理学会の第90回大会おいて、2025年度に心理学科を卒業し、現在は武蔵野大学大学院人間社会研究科に在籍の中野さんがポスター発表を行いました。

学生における時間的展望と主観的幸福感との関連ー高い目標とセルフコントロールの調整効果に着目してー中野 琴絵¹、増淵 裕子²、城月 健太郎¹ (1. 武蔵野大学人間社会研究科人間学専攻、2. 昭和女子大学人間社会学部心理学科)

同じテーマで研究している方と意見を共有でき、貴重な時間となりました😊

研究内容や学会での発表について、紙上インタビューを行いましたのでご紹介します💁🏻‍♀️


学会発表を行った研究内容について教えてください。

これまでの研究において、未来指向は、アイデンティティ達成や精神的健康に関連を示すなど、肯定的側面📈が多く指摘されてきました。

一方で、未来指向には将来の結果に目を向ける傾向が強いことから、現在の楽しみを犠牲にする側面📉があることも指摘されています。

そこで本研究では、そのような未来指向のリスクが強化される要因となる「高い目標」「過度なセルフコントロール」に着目して、主観的幸福感との関連を検討することを目的としました。

未来志向そのものよりも、未来に対する肯定的な態度が幸福感につながる可能性が示唆された

 

発表当日はどのような反応がありましたか。

先生から学生まで、多くの方から声をかけていただきました。

特に学生の方から共感を得られることが多く、「まさに私のことだと思いました😀」と言ってくださったときは、とてもうれしかったです✨

また、質問をしてくださった方の中には、同じテーマで研究している方も多く、意見を共有できたことは貴重な体験となりました。

皆さんが真剣に自分の研究について考えてくださるので、自分一人で研究しているだけでは得られない知識や視点を多く得ることができました。

 

学会発表を行った感想を教えてください。

当初は、特に質問もされないのではないかと不安でしたが、自然と人が集まり、興味をもっていただけたことが何よりうれしかったです😌

一方で、実際に口に出して人に伝えることは非常に難しいと感じました💦

発表のための資料作りでは、研究の要点を繰り返し練り、多くの時間を費やしましたが、それでも曖昧であった点に改めて気づかされました🤔

研究について「分かっていること」と「人に伝えられること」は必ずしも同じではないと実感し、自分の研究をより深く理解する機会にもなりました。

さまざまな意見をいただことで、新たな視点を得ることもできました

 

学会に参加した感想を教えてください。

とにかくエネルギッシュな時間でした。

研究に対する皆さんの熱いまなざし🧐を身近に感じ、質問や意見を通して真摯に研究と向き合う姿勢が新鮮でした✨

自分が考えていたことを形にし、それについて意見をいただけることは、人生においてもなかなかない特別な経験だと実感しました。

また、卒業論文の作成では一人で文献と向き合う時間が多かったため、学会で同じように研究に熱心に取り組む方々に出会えたことは大きな刺激となり、私自身もエネルギーをもらいました。

(武蔵野大学大学院 人間学専攻臨床心理学コース・中野)

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