【論文掲載】榊原良太准教授の「予言が外れた後の認識の変化や反応に関する研究」が学術誌に掲載

このたび、心理学科准教授の榊原良太先生の共同研究論文が、社会心理学分野を専門とする電子学術雑誌「Social Psychological Bulletin」(Social Psychological Bulletin)に掲載されました。

Sakakibara, R., & Ozono, H. (2026).When Prophecy Failed in July 2025, Japan: Who Believed and How Did They React to Disconfirmation?  Social Psychological Bulletin
※上記リンク先から論文をお読みいただけます。

榊原先生の感情予測に関する研究論文掲載

このたび、心理学科准教授の榊原良太先生の共同研究論文が、感情科学を扱う国際的学術誌「Affective Science」(Springer Nature社)に掲載されました。 Sakakibara, R., & Ozono, […]

今回の研究内容や今後の抱負について、榊原先生に紙面インタビューを行いましたのでご紹介します💁‍


今回掲載された論文の研究内容について教えてください。

昨年、「2025年7月5日に日本で大災害が起こる」という予言が話題になりました。

そこで、予言が外れた後には「最初からそれほど信じていなかった」と記憶が変化するのではないかと考え、7月5日の前後で調査を行いました。

その結果、予言が外れた後には、実際よりも「以前の自分は信じていなかった」と振り返る傾向が確認されました。

このように、結果を知った後で過去の認識が変化する「後知恵バイアス」が、実際の社会現象でも生じることが示されました。

今後の研究の抱負をお聞かせください。

今回のように、社会的に注目を集める予言が現れることは、そう頻繁にはありません。

しかし、こうした予期できない社会現象は、通常の実験や調査では捉えにくい人間の心理を研究する貴重な機会になります。

いつ起こるかわからないからこそ、日頃からさまざまな社会現象にアンテナを張っておくことが大切だと感じています。

今後も、現実社会で起きる出来事の中から心理学的に興味深いテーマを見つけ、研究していきたいです。

榊原先生の授業「社会行動と意思決定」

心理学科では学びの土台となる概論科目である 「心理学概論」 「発達心理学」 「社会心理学概論」 「臨床心理学概論」 をベースに「認知」「発達」「臨床」「社会」の4領域の学びを深める科目を「各論科目」として多[…]