【森ゼミ】知育菓子と学び

11月29日に、kracieの知育菓子授業教材をゼミで挑戦してみました。
食べることができる教育メディア。
メディアを食べること、食べられることが学びに与える可能性について、ゼミメンバーで実際に作って食べながら考えました。
詳しくは、3年生の福井さんからの報告をご覧ください(森秀樹)。

知育菓子の「ねりきゃんワールド」を用いたコマ撮りの動画作りに挑戦しました。
最終的には、作った作品を使用して、全員で1つの動画を作り上げるというものだったのですが、学生同士で話し合い、一人1つのキットを使用して、それぞれ好きな動物や食べ物など作品を作り、最後にその持ち合わせた作品からどんな話が作れそうか連想して撮影をしていきました。
「ねりきゃんワールド」は、赤、黄、青、白、黒の粘土に見立てたソフトキャンディと、トッピングのようなものが入っていて、好きな色同士を混ぜて色を作ったりとしながら、練り消しや粘土のように組み合わせて遊んでいくものです。
それぞれに味も付いていて、作りながらもいい匂いがして皆さん集中しながら楽しんで作っていたように見えました!
それぞれ作り終わった後に集めてみると、動物や食べ物が多かったので、どんなストーリーが出来るか沢山話し合い、色々な意見が出たのですが、最終的には、陸の生き物と海の生き物で分かれ喧嘩(バトル)をしていて、最後は仲直りをしてみんなでたくさんの食べ物を食べてパーティーをしている様子を表そう!という事になり、撮影しました。食べ物や生き物以外にも、炎やハートなどもあったので、炎をバトルのシーンに置いたり、仲直りの時にはハートを置いたりとして、動画上でもストーリーが伝わるような工夫もしました!
やっていることは、粘土などでやることと変わりない為、お菓子でやるとどのような効果があるのか、まだまだ1回試しただけでは分かりきらない部分もありますが、今回やって見て、私は作った後に食べれるのだということから、ワクワク感があったり、食べ物を作るとしたら、それを実際に自分が食べれると考えるとより美味しく作りたいと思ったり、作ることに対しての心持ちが変わってきたり、余り作るのが苦手だったり好きではない子も、”ただ提出する作品”ではなくなる為、前向きに取り組むことが出来るのではないかなというふうに感じました。他にもどんな効果があるのか、子どもに実際に取り組んでもらう時に食べてしまうのではないかなど、様々な問題点や注意点についても詳しく考えて見たいなと感じました。
(福井麻琳)