5年生関西修学旅行最終日

京都の朝は、ひんやりとしていて、上着が手放せません。
開門前の慈照寺銀閣で、生徒達は静かに列を作り参拝を待ちました。


昨日の金閣寺と違い、ひっそりと庭園にたたずむ観音殿の姿に、
「わび さび」を無意識に感じているようでした。
杭州にある西湖を模した、白砂の銀沙灘。
極限まで無駄を省いた世界の中にある、単純さ故の複雑さ、
そしてそこから生まれる独特の美。
生徒達がじっと庭園を見つめている姿が印象的でした。

次に向かった先は、比叡山延暦寺です。
比叡山を登るバスから見える琵琶湖の大きさに、
驚きを隠せない様子でした。

(比叡山では、運転手さん・バスガイドさんとのお別れ会を行ないました)

根本中堂で、お坊さんの有難いお話を聴き、そして、最後の訪問地である清水寺へ。
清水の舞台から、眼下に広がる京都市内を一望し、

  
今回の修学旅行を振り返りました。
東京駅には午後六時半に到着しました。
三泊四日すべて秋晴れに恵まれた奈良・京都の歴史を巡る旅。
多くの思い出と、両手いっぱいのお土産を携えて、生徒達は家路につきます。

(初日の奈良明日香村風景)