水彩画~色の濃淡を見つめる~Ⅰ

5年生の美術の授業風景です。

ロシア人形と、フランス人形の、デッサン・色付けが課題です。

しかし、人形だけ描けばいいわけではなく、林檎や花などの静物画もそこに加えなくてはなりません。

また、人形も、洋服のひだが作り出す濃淡まで写実的に描写しなければなりません。

どうやって、溝の深さを表現するか、別の紙に描いて、試行錯誤を繰り返していきます。

油絵と違って、色の塗り直しがきかないため、慎重に色を塗っていきます。

普段は視界に入っているだけかもしれない、色彩の妙と真剣に対峙している姿は印象的でした。

完成まではしばらく時間がかかりそうです。

このあと、生徒たちの水彩画がどのような「色」を見せていくのか、

シリーズでお伝えしていきたいと思います。