昨年の9月から、中高部では「ギャップ・イヤー」を利用して来日したアシスタント・ティーチャーを
お迎えしています。
「ギャップ・イヤー」とは、イギリスやオーストラリアなどの英語圏の国々を中心に習慣となっている
大学や大学院への進学や卒業後就職する前にギャップ(空白)期間をつくり、
ボランティアや語学留学などを経験する活動のことです。
昭和学園でボランティアとして活躍している二人のアシスタント・ティーチャーは
イギリスから来日されました。
こちらがアシスタント・ティーチャーの二人です。英語の授業のアシスタントは勿論のこと、
放課後にはイングリッシュ・ルームで生徒の英会話の練習相手も務めてくれています。
この日は、生徒の書いた英作文のチェックをしているところにお邪魔しました。
一枚一枚の作文にじっくりと目を通し、丁寧に添削している姿が印象的でした。
英語の授業では、発音のモデルを示すだけでなく生徒がグループで話し合いを行う際にはコメントを述べ
英語を用いた意思疎通が自然にできるように働きかけてくれます。
終礼時にはクラスを訪れ、生徒の質問に答えたり、イギリスの文化や日本での生活などについて
紹介してくれます。日本人でも書くのが難しい漢字をスラスラと板書している姿には驚かされました。
日本語の勉強に熱心に取り組まれている姿勢、私たちも見習いたいですね。
今日は書道部のクラブ活動に参加し、今年の干支「羊」を書くことに挑戦しました。
毛筆は初めての体験でしたが、力の入れ方などを教えてもらいながら素敵な作品を完成させました。
中高部での活動以外にも「昭和ナースリー」で絵本の読み聞かせを行うなど、昭和学園の様々なところで
活躍されています。
これからも二人の先生方と積極的に交流して、コミュニケーションを楽しみ、英語の力をつけていきましょう。